今日は赤穂浪士討ち入りの日。
続いて吉良上野介のホロスコープを見てみましょう。



生年月日―1641年10月5日
出生時間―不明
出生地―江戸 鍛治橋





太陽―天秤座
月―天秤座
水星―乙女座
金星―獅子座
火星―天秤座
木星―水瓶座
土星―魚座
天王星―蠍座
海王星―蠍座
冥王星―双子座


三区分―活動3、不動4、柔軟3
四元素―火1、地1、風5、水3


三区分はバランスよし。
四元素は火と地が少なく風が強い。頭で考えるけど熱意や計画性がない。頭でっかちな感じでしょうか…

さて、ホロスコープを見ると太陽は浅野内匠頭と同じく天秤座。しかも月も天秤座です。
あまり裏表がないようですが、実は浅野内匠頭に対する意地悪さは、差別という天秤座の裏の顔が出たのでしょう。

乙女座水星は火星とコンジャンクションして木星とトラインですから、よく喋る人かもしれません。ただ乙女座の水星ですから細かいことまでうるさいかもしれませんね。

浅野内匠頭と違い短気な一面は見えません。
むしろ、人当たりが良い人のような印象を受けます。ただ時に口うるさいだけかなと…


松の廊下の日(1701年4月21日)をチェックすると、
N太陽―T天王星スクエア
N火星―T天王星スクエア
N火星―T海王星オポジション
アクシデントはしっかり現れてますね。


そして、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした日(1703年1月31日)は

N太陽火星―T火星木星土星海王星オポジション
N太陽火星―T天王星スクエア


凄いタイミングですね。
討ち入り時に吉良邸隣りのお屋敷が塀沿いに灯りを掲げてくれたというのも有名な話です。影武者を用意し、吉良自身は墨小屋に隠れていたのを見つけ首を取り、泉岳寺まで行進し浅野内匠頭の墓前に届けたわけです。


つまらない差別や嫌がらせが、結局は赤穂浪士の恨みを買い、あだ討ちという形で自分の身を自分で死に至らさせた結果です。
他人にすることは自分の身に返る、この場合は命を失う結果になったわけです。

他人には親切に。
外見や経歴などで見下したり足を引っ張るなどということは、結局自分に返るという良い見本ではないでしょうか。