興味の無い人が見たら似たモノ同士。
どれがどれやらサッパリ?となるだろう。
村松さんちで見せてもらった。
いや、単純にキョーミ持ったワケですよ。
背格好が似ているからトータルで
目に飛び込んで来る印象も大変近い。
それもそのはず。ロードマーベルは
グランドセイコーのいわば
前身に当たるわけで。年代は
グランドセイコーより少し遡るが
細部意匠に注ぎ込んだ手間ひまの
DNAは、こちら譲りのもの。
ロゴが彫り字の個体。ロードマーベルは
彫り字→プリントと変遷し、前者がレア。
一方、GS.1st はプリント→彫り字。逆に
プリントが激レア。フシギ。
差こそあれ、双方通して彫り字は
レアであることに変わりはない。
労力は彫り字の方が断然かかる。
どうせならそのあたりを‥‥なんて
またミョーな考えを起こす。悪いクセ。
更に最初期の、Sアップライト×彫り字。
(通称〝Sロード〟)
ここまで来るとレア度は更にワンランク上。
彫り字の縁取りがシルバーだが、
更なるレアにはゴールドがあるそうな。
他にもステンレスケース、
LordのLの筆記体の形が違うLロード、
18Kケース等、いろいろあるみたいね。
GS.1st に手を出さなかったら、
ロードマーベルは完全スルーだった。
こういう寄り道が後々ヤバいことになる。
寄り道なんてネガティブな言い方。
ここからまた知識や経験が広がる。