考えてみたら20年振り | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

これだけ本家に近いサイズ感、

これだけの出来、そして

これだけ代用たるものとしてオタを唸らせ、

これだけのコスパを誇るオマージュモデルで

プラスチックベゼルを搭載した時計は

ほぼ20年振りの登場ではなかろうか。



何のことかって❓

日本正規代理店のミゾラーウォッチマンでも

WMTウォッチPanton UAE Limited  Edition。

WMT本国HPでは現時点

まだOut of Stock になっていない。
(この記事アップ時点でのことです。以後この部分はアップデートしません。関心のある方は本国HPを注視してください)

初期GMTのプラベゼルが枯れとともに
リアルに再現され搭載されている。



20年振りとは、本家ポールニューマンの

再現モデルとして、ケントレーディングが
(オマージュウォッチというコトバは当時なかった)

製作し2000年前後に販売した

レーシングラフから数えて。

当時のラインナップは

R.X.W.(ロックスウォッチ)

ペットネーム「ディノテュア」に

PRO-LEX(プロレックス)

ペットネーム「ディーノ・エキゾチック」

ここにもご覧の通り、

プラベゼルが再現・搭載されていた。



もっとチープなモノや完全パチモノは除き、

これだけのクォリティを持つブツに

プラベゼル搭載というのは、記憶する限り

このケンポール以来だ。

最近ほぼ全て過去の遺物へのオマージュを

乱発リリースする感が否めぬチュードル
(イイトコばかり継ぎ接ぎのフランケン時計)

さすがにプラベゼルまでは使わないし。

そういう意味では、このPanton UAEは

オマージュウォッチの中でも

一線を画した感がある。



何が驚きかって、百歩譲って手巻きデイトナ

みたいなVRの売れ筋ならいざ知らず、

今時わざわざ型起こしてコストかけて

こんなことやるかー❓初期GMTだぜ❗️

オタの中でも一部だろう、このツボは‼️

だから、これはオマージュウォッチの中で

モニュメント的な一品だと思うんだよナぁ。

もちろん、WMTの目論見としては、

このモデルに留まらず、やはりその先には

手巻きデイトナのオマージュ製作がある

と思う。だって、このバリエだけでは

限度がある。基本、本家ダイバーズには

元になるプラベゼルモデルがないんだから。

ま、初期ミルガウスもプラベゼルだから

レッドトップのベゼルをプラ化して

両機種に載っけるのはありか。そう言えば

今現在、既にアルミのレッドトップ

ミルガウスベゼルはラインナップにある。



いずれにせよ、WMTのこの新たな展開に

今後目が離せない。満を侍して

手巻きデイトナのオマージュウォッチが
(ただし自動巻で、本国HP掲載価格の円換算で10諭吉前後)

リリースされると期待している。

こうして勝手な妄想にふけっていると、

本家のバーゼル新作発表は

もうどうでもいいな。