赤いコマドリ | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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アイリッシュウィスキーの

レッドブレスト12年。

その優しい雰囲気と言葉に誘われ

呑んでみたくなった。

ブレストはbreast、つまり胸のこと。

Redbreast 赤い胸とはヨーロッパコマドリ。

この名を冠したウィスキーなのだ。

シェリー樽での熟成で帯びていく赤みを

こう表しているのだとか。



個人的にはブレンディッドのイメージが

強かったアイリッシュだが、これは

シングルポットスチルウィスキーである。

原料は大麦麦芽(モルト)30%以上、

未発芽の大麦30%以上、他ライ麦や小麦

というから、グレーンやブレンディッドとは

違うか。ただレッドブレストに関しては、

使用するのは大麦と大麦麦芽だけ。その点

厳密にはシングルモルトではない。が、

サイトによっては、スコッチのSMに相当

と書いてあるものもある。



アイルランドはウィスキー発祥の地

とも言われ、蒸留方法も独特ということで、

アイリッシュを勧めるブログにも

少なからず出会った。三度の蒸留で

舌触りはオイリーだが味わいは軽いという

一見矛盾するようなことが謳われる。本来

台湾のカバラン に行く前に本来こちらに

来なくてはならなかったかもしれない。

ま、能書き垂れて何とか‥‥より、

何はともあれまず味わってみるか。



グラスに注いで転がすと、
レッグはまったり纏わりつく感じ。

オイリーたるゆえんか。

最近よく呑んでいるアベラワーと

香りはよく似ていると思う。

口に含むと穀物系の味わいと広がり。これは

自分にとっては、グレンフィディック12年

を口に含んだ時の印象に近い。が、

風味と余韻の深みと広がりは

ちょっと手前で収束する感じかな。
(レッドがかったWMTトロピカルをお伴に)

以前試したアイリッシュのジェムソンは、

明らかにSMとは違う風味があった。

これがグレーンか!と思わせるものだった。

が、レッドブレストはそれほどではない。

アベラワーと並べて呑んでもさして遜色ない。
(もちろん、端々に細かい相違はあるけれど)

これなら、お気に入りのアベラワー同様、

自分の好みとして普段呑みに耐えうる。



反面、勉強不足でアイリッシュの特徴が

今一つわかっていない自分には余計に、

アイリッシュウィスキーたる何かが

このウィスキーに見出せなかったのも事実。

要は、呑み慣れたスコッチに近い

という意味では、ジェムソンより好み。

アベラワーに近い好みの香りのウィスキーイエローハーツ

と括るなら、アイリッシュとは意識せず、

純粋に味わって楽しんだ方がよい。

いずれにせよ、アイリッシュウィスキーの

もう一歩先に踏み込むきっかけを

与えてもらったことに感謝おねがい

また楽しみが一つ増えた爆笑