W.MT WATCHのエイジング加工については、
ダイアル、ベゼル、ハンズに施してあっても
ケースや風防、ブレスがピカピカだと
アンバランス感は否めない。
オーソライズドセラーでは
個々のカスタマイズを受けていないし、
エイジング加工を施したモデルを購入しても
ケース、風防は基本ピカピカの状態で納品。
ましてや、別売のブレスは言わずもがな。
(本国HPでは可能)
エイジング加工を自分でやるには、
ノウハウ不足で、あまりにリスクがある。
ジーンズ👖のダメージ加工みたいに
何か方法が確立されていればよいのだが。
ただ、過敏に時計を守るオタにとっては、
小キズをつけぬよう常に注意していることと
真逆のことをやればよい、というのは
容易に想像がつく。チマチマやり続ければ
2〜3カ月ぐらいで様になるのかな?
以下、その真逆のことから
それを更に逸脱したことまで
3つに大別して書き出してみた。
対象はケース、風防、ブレスに限る。
①【不注意行為再現系】
:あくまでも日常の不注意行為の再現
・車のシート周りやオフィスのデスク周りで狭い所に腕を突っ込み、何か取り出す。
・デスクやテーブル面に対して、なるべく手の平を上に向け、時計表面の出っ張りが面にコツコツ当たるよう仕向ける。
・金属パーツのついたバックパックやショールダー系のバッグに手を通す際は、時計の存在は忘れ、なるべく無造作かつぞんざいにやる。
②【確信犯系】
:傷を作るために①より意図的かつ確信犯的に道具を使う。
・サンドペーパーやヤスリなどで磨く。
・バネ棒外しやドライバー等、時計専用工具系で軽くつついたり、かすらせたりする(フラッシュフィットの鋭利なトンガリ部分でもリアルな傷になる)。
・同素材の時計をもう一本用意し、そのラグ先や竜頭など凸部を、コツコツ地道にぶつける。
・コインエッジでスッと引っ掻く。
・上記の道具は単体で単一箇所に用いず、複合的かつ複数箇所に何重かにつける。
③【S的拷問系】
:時計に何か恨みでもあるのか?ここまでやらなくてもいいだろう?的な‥‥。
・小砂利を両の手の平一杯に掴み、時計を真ん中に挟んで、ガジゴジもみほぐす。
・アスファルト面に時計ケースをつけて、優しく擦る。
‥‥‥‥‥‥‥
言うは易し、行なうは難し。
いずれにせよ、やりたい方は自己責任で。
私自身は、W.MT WATCHコレクションが
少し増えたら、考えようと思っている。
ちなみに①:愛読真心太郎さんのブログでは
以前から実験的に興味深い試みをされていて、
今回も、ご自身のW.MT WATCHに
エイジング加工の試みを実践されている。
ちなみに②:本国HP上でカスタマイズしたら
こういう具合になった。
風防以外は、オプションでこのように
エイジング加工を施すことが可能のようだ。
ケースサイドの処理・仕上がりを含め、
一度見てみたい気もする。