正露丸という先入観 | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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先入観が先行すると、いたずらに左右され、 

冷静に自分の尺度で向き合って判断する

ことができなくなったりする。



「シングルモルトウィスキー大全」とともに

発注したラフロイグのカスクセレクト。
ラフロイグ10年が欲しかったが

ハーフボトルは入荷がない。
10年が本来の香りで、セレクトはややマイルドと聞く)

ボウモアの臭みはさほどでもなかったので

どうせなら、行くとこまで行っちゃえ!

ということで。
(誇らしげにチャールズ皇太子御用達の紋章が)



ガブガブ飲むわけでもなし。多少クセがあって

受け付けにくくても、チビチビ半年ぐらいかけて

空けりゃいいや!ぐらいのつもり。もちろん、

前評判のそんなネガティブな風味よりも、

むしろ期待するのは、

世間的には敬遠される要因になりがちな

そのクセが、いざ蓋を開けてみたら

しっかり個性としてポジティブに捉えられ、

先入観が払拭できて、ラフロイグの、いや

アイラモルトの真髄に少しでも近づければ‥‥

という思いの方が実は強い。



サイト情報でも雑誌などでも、

ラフロイグというとよく目にするのは、

その独特の香りを評して「正露丸」!

ただこれ、日本人には嫌と言うほど

分かりやすい表現なのだが、いかんせん

負のインパクトが強すぎる。

日本酒は、純米大吟醸で磨きが大きいと

「限りなく水に近い」なんて表現が

好んで使われる。しかるに

シングルモルトはどうだ。

その土地固有の水やピートを使って極めると

「(香りは)限りなく正露丸に近い」だぜ。

こんなコト言われたらあんた、ドン引きだぜ。

セールストークにはなりにくいな。

(先に購入した SMW大全の中で、流石に土屋氏は「正露丸」というコトバはここでは使っていない。違う銘柄の説明にはあったが)

ちなみにメーカー側のキャッチコピーは

You either love it or hate it.
「好きになるか嫌いになるかどちらかだ」

欧米のCMによくある典型的な

「うちの製品が一番」「他社Aより美味い」

の押し付け型の直接的なアピールではなく、

呑む人に答えを委ねるようなタイプ。更に

「どちらであろうと私どもはかまいません、

お好きならどうぞ‥‥」みたいな。

このキョリの置き方がいいね。



さて、前置きが長くなった。

セレクトを呑んだ印象はというと、

・「正露丸」ではない。そこまで行かない。
(セレクトだからかもしれないが)

・キャラメルやバニラの風味はさほどない。

・喉越しはキリッ!辛口。

・後味はスモーキー。まさに燻製だ。

・その後ほのかに香るのは、夏場の草刈り後
立ち上る草の香を弱くしたような‥‥。

・ピートの影響って、タダモノじゃない❗️

・加水やロックだと本来の味が半減する。
(これは、あの後に残る風味が好きか否かで変わると思う)

以上、私の勝手な印象の覚え書き。自分は

香りに偏って、かなり表面的かつ特徴的な

ことにフォーカスして書いていると思う。

いや、それ以上詳細な観点で感じ取り、

表現豊かに書くまでのレベルに達していない。

ズブの素人がキョーミ持ち始めて

かじっている程度。それはわきまえている。

スコッチウィスキー系のブログに訪問すると、

その素晴らしい内容を前に、私の拙いレベルでは

正直赤面させられる思いだが、

「趣味のブログ」と謳っている通り、

SMWとの巡り合わせを大切にして

そこから私なりの視点や気付きで捉えて

呑みながら成長していけたらいい。
(長い目で見てやってくださいませ)



ところで、当たり前だが再認識せねばならない。

カスクセレクト = ラフロイグ

と短絡的に思ってはいけない。

10年、15年、クォーターカスク、

カスクストレングスなどもあり、

それぞれに特色と個性がある。

あの強烈な香りは全てに共通するが、

それでも種類ごとに差違があるようだ。

特に、セレクトは少しマイルドで、

まずは10年を呑んでみるべきという意見が多い。



それにしても、やはり知らないとは罪だ。

酒に限らないが、その名を冠していれば

手近でたまたま手に入ったものでも、

その全てを代表するものとして

括ってしまうきらいがある。考えてみれば

一言にロレックスと言ったって、例えば

たまたまチェリーニを取り上げてみたとしても、
それがロレックス全てを体現したものか?

と問われたら、必ずしも‥‥である。いや、
むしろチェリーニはかなり外れている。



話は傍に逸れたが、ラフロイグセレクトは

まだ違う。私のイメージするラフロイグは、

開栓したら家中に薬品臭が漂い、子供からは

「こんなニオイのお酒は体に悪いに決まってる。

父さん飲んじゃダメ」と言われたという

ブロガーさんの記事を読んだことがあるが、

まさしくそれだ。これぞ、ラフロイグ!

ラフロイグ = ラフロイグ10年

とまずは考えて照準を絞ろう。ま、とにかく

変態の総本家ラフロイグ10年に

行くしかないでしょう!

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