ザポリージャ原発
ウクライナ軍30km地点到達 ロシア占拠の原発で火災【ワイド!スクランブル】(2024年8月12日)
ANNnewsCH 2024/08/12
ウクライナ軍が6日から続けているロシア西部への越境攻撃で、ウクライナ軍が国境から30キロの地点に到達したことが明らかになりました。
BBCなどによりますと、ロシア国防省は11日、国境からおよそ30キロの地点で戦闘が行われ、「ウクライナ軍の試みは阻止された」と発表しました。
越境したウクライナ軍の兵力は当初、最大1000人ほどとされていましたが、ウクライナの高官は、AFP通信の取材に対し、数千人が作戦に従事していると明らかにしました。
一方、ゼレンスキー大統領は11日、ロシアが占拠するウクライナ南部・ザポリージャ原発で、ロシア軍が火災を起こしたとSNSに投稿しました。
ウクライナの電力会社は冷却塔のひとつが損傷したと発表しましたが、現在は鎮火しているということです。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2024
ザポリージャ原発、火災後も放射線レベルは正常-IAEA
Bloomberg Daryna Krasnolutska 2024年8月12日 at 5:13 JST
Updated on 2024年8月12日 at 19:15 JST
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/ザポリージャ原発-火災後も放射線レベルは正常-iaea/ar-AA1oD6EJ
(ブルームバーグ): ロシア軍が占拠しているウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所の放射線量は、火災・爆発が起きた後も正常なレベルだったと、国際原子力機関(IAEA)が報告した。
IAEAがウェブサイトに掲載した発表文によれば、ザポリージャ原発内の冷却塔の一つで濃い黒煙が上がっているのが見られた。今回の火災を巡ってはウクライナとロシアは互いに責任をなすりつけ合っている。
周辺地域の放射線レベルが上昇する恐れはなかったが、敷地内で火災が発生した場合、他の部分に延焼して安全性が損なわれる恐れがあるとIAEAは指摘。被害状況を調査するため、直ちに原発内への立ち入りを求めた。
IAEAのグロッシ事務局長は「こうした無謀な攻撃は原発の安全を脅かし、原発事故のリスクを増大させる」と述べた。
ロシアはウクライナへの全面侵攻開始直後の2022年3月にザポリージャ原発を占拠した。それ以降、同原発はウクライナの電力網から切り離されている。
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア軍がザポリージャ原発で火災を起こしたとソーシャルメディアX(旧ツイッター)に投稿、同原発をウクライナの管理下に戻すよう訴えた。
原題:Zaporizhzhia Nuclear Power Plant Is Safe, IAEA Says (Correct)
(抜粋)
(放射線量の最新情報を加えて更新します)
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