【安芸高田市 市長選・市議補選】石丸が踏み台にした「世界で一番住みたいと思える町」その後 | ☆Dancing the Dream ☆

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「世界で一番住みたいと思える町」を目指すことを公約に掲げスタートした石丸市政。
1期目で公約が「ほぼ達成できた」と豪語して石丸が去った安芸高田市のその後。


市長選
藤本悦志(元郵便局長)https://www.youtube.com/watch?v=zlsSkHMIFLk
熊高昌三(前市議)…石丸派
赤津誠一郎(バスケットボールスクール運営)…石丸派
森谷公昭(前浜田市議)https://www.youtube.com/watch?v=zadMjs4EyYc&t=28s

市議補選は、武岡議員の死去によるものと熊鷹議員の市長選立候補に伴う2議席。

今は亡き武岡議員(24年1月30日三次市内の病院で死去。68歳)が、石丸に着せられた「いねむり議員」の汚名を晴らすために行った記者会見の原稿の全文を添えておく。

ここで重要なのは、武岡議員が提出した診断書(黒塗りなし)を石丸は「見ている」と訴えていることだ。
なぜ重要か? 一審で石丸が敗訴している「恫喝でっち上げ裁判」において、山根議員側の弁護士による尋問で、武岡議員の診断書の取り扱いについて、市長は「中身を見ないでそのままシュレッダーにかけた」と証言しているからだ。

ちなみに武岡議員の記者会見を受けて行われた石丸の臨時会見の会見録全容(映像、および文書等)を市の秘書広報課は公表していない。また、「市長の動向」にもこの臨時会見は記録されていなかった。
尚、安芸高田市HPの市長室のページは現在閉鎖されている。
https://www.akitakata.jp/ja/shichoushitsu/




《関連過去記事 武岡議員の訴え》
✔️【広報課に聞いてみた】何故ない❓石丸市長「‘22.6.30臨時会見」が公式チャンネルにない❓
 2024年05月29日(水)
 https://ameblo.jp/et-eo/entry-12853972663.html
✔️”武岡議員の記者会見”【報道被害】広島ホームテレビの作為と不作為 ❶不作為
 2024年05月26日(日)
 https://ameblo.jp/et-eo/entry-12853564474.html
✔️【さよなら石丸伸二】武岡議員の百か日が過ぎた…そして、病の人を鞭打った非情な市長が町を去る 
 2024年05月13日(月)
 https://ameblo.jp/et-eo/entry-12852077554.html



武岡議員 記者会見(2022年6月30日)の原稿全文
note 安芸高田市政刷新ネットワーク2024年1月22日
https://note.com/shisei_network/n/n578b231847d8(抜粋)
「おはようございます。
各社におかれましては、大変ご多用の中、急な私の会見にお集まりくださいまして、幹事社をはじめ、各社に心から感謝申し上げます。
今回のことにつきましては、多くの市民の皆様また、後援会の皆様にご心配をおかけしておりますことにつきまして深くお詫び申し上げます。
そのうえで、本件につきましては、1年半以上前の事で有りますが、当時の議長に診断書を提出し、全員協議会で協議した結果を『議会運営に関するお詫びと今後の対応について』として配布資料の3の中にありますが、当時の議長が記者会見し、市長に提出すると共にホームページにも掲載されております。
このことから、私は一定の説明は終わったと思っております。
又、11月の選挙で審判を頂きました事から、改めて議員活動を頑張っておるところでございます。
しかし、市長から執拗に公文書・ツイッター・広報誌に度々掲載され、事実をお知らせしなければ、何時までも収束しないと思い本日の会見に至った所であります。
市長とのメールのやり取りは、配布しております資料3のとおりです。
2020 9/25一般質問中に意識が無くなった
    居眠りと市長がツィート
2020 9/27お詫びのメール
    前日に私的なことで寝不足で有ったため本当に居眠りをしたのかと思いすぐに謝罪のメールを送った
    いびきをかいていたこと、同僚議員からは病的だったと言われた事など、家族に話すと病気かもしれないので、すぐ受診するよう強く勧められ
2020 9/29に受診・検査を受ける
2020 9/30睡眠時無呼吸症候群の診断を受け、診断書を議長に提出
後日、議長から市長に診断書のコピー(原本のまま)を提出
全議員にも説明し、診断書のコピーを開示(個人情報の観点から事務局で病院名・医師名は黒塗りし回収)     
10/30 全員協議会で協議し、『議会運営に関するお詫びと今後の対応について』を市長に提出、ホームページに掲載   
11/15に市議会議員選挙が有りましたので、後援会の役員の皆様にすぐ事情を説明し、今後の進退も含めて相談したところ、引き続き頑張れとのことで、一丸となって選挙戦を戦い、再選を果たしました。
”当時、*マスコミからの取材” にも応じており診断書も開示しておりますが、病気で有ったことは何故か一切報道されませんでした。
選挙期間中も、市長からのツィートは続き、11/7に「本件はこれで終わりとなります。」と投稿されました。
今回、会見させて頂きますことにつきましては、既に皆様もご承知のとおり28日の市長の記者会見のとおり、私に対して2通の公印を押した文書が石丸市長から通知されております。
これにつきましては、配布させていただいております右肩に番号1を付しております文書のとおりです。
とりわけ、文中にあります前議長が置いて行かれた診断書は個人情報に当たるため、執行部は内容を確認していません。と記載してあります。
言い換えれば、市長を含め、職員は提出した診断書は見ていないと言っているということだろうと私は理解しました。
私は天地神明に誓い、嘘は言っておりません。
亡き父が、ことあるごとに、人間は真実一路、何があっても真実は一つしかない、嘘はやがてばれる。
だから嘘は絶対言ってはいけない。と幼少期から言い聞かされてきました。
前に戻りますが、通知文にあります、診断書は個人情報に当たるため、執行部は内容を確認していませんというくだりです。
これは全く事実に反しています。
このことにつきましては、お手元の資料2ですが、先般市政刷新ネットワーク通信の取材でものべさせて頂いた通りですが、診断書は当時の秘書広報室長を通じて市長に届いていることは間違いがありません。
*当時の秘書広報室長が、私が市長に預かった診断書を届けたら、市長は見たとたん、これは個人情報に当たるからと言って、室長の目の前でシュレッダーにかけたと聞いております。
加えて、同僚の南沢議員から、市長が黒塗りの診断書のことについて言及しているが、事実はどうなのか、と聞かれました事から、私が嘘を言っているのかどうかは、直接、秘書広報室長に確認して頂きたいと申し上げました。
確認の結果については後日連絡があり、事実のとおり*市長に渡った診断書は黒塗りではなかったと承知しました、とのことでありました。
このことが、真実であります。
よって、市長が提出した診断書が黒塗りで診断書としての効力がない、診断書を偽造したら犯罪になるとまで仰っておられますことについては強く抗議したいと思います。
各社におかれましては、今度こそ事実を報道して頂きますよう強く要望致します。
以上で、終わります。」

    *マスコミの取材=広島ホームテレビの岡森ディレクターから選挙期間中に取材を受け、
              診断書を見せていた。 
     *秘書広報室長の証言=”診断書が黒塗りでなかった”(中身を見ているから分かること)



石丸伸二氏が去った安芸高田市 30日告示の市長選に4人が立候補へ
柳川迅2024年6月29日 8時30分

 東京都知事選に立候補した石丸伸二・前安芸高田市長の任期途中での辞職に伴う市長選は30日、告示される。いずれも新顔の4人が立候補に向けて準備を進めている。市議会と激しく対立した石丸市政の評価やまちづくりの施策などが問われる選挙は、7月7日に投開票される。

 元郵便局長の藤本悦志氏(51)は昨年11月にいち早く立候補を表明した。石丸氏との選挙戦を想定し、これまでに市内全地区を回り、ミニ集会を重ねてきた。
 藤本氏は、石丸氏の進めた行財政改革について一定の必要性を認めた上で、「市議会や市民との対話が少ない。ギスギスしたこの状況を何とかして欲しいという声が日増しに強くなっている」と批判している。
 石丸氏は、同市吉田町中心部にある計三つの保育所と幼稚園を統合し、別地区に認定こども園を整備する方針を発表。辞職前に園の基本構想策定費の予算を専決処分した。藤本氏は方針を変更する考えで、新しい園は「同じ地区に置くのが理想的だ」と述べている。
 今年5月に石丸氏が不出馬を表明し、選挙の構図は変わった。「誰が相手でも訴えることは変わらない」と話す。

 前市議の熊高昌三氏(70)は石丸氏の不出馬を受け、6月に立候補を決めた。立候補表明の会見では「石丸さんのめざす方向と私の方向はある意味同じ方向という気がした」と述べ、石丸市政を評価し、SNSでの情報発信など「政治の見える化」を継続するとした。
 石丸氏の施策にほとんどの議員が反対する中でも熊高氏は賛成してきた。石丸氏が削除した「議会だより」の発行費を加える修正予算案にも1人だけ反対。市議会が不承認とした認定こども園に関する専決処分も、他の2人の議員とともに承認に回った。
 道の駅に「無印良品」を出店させる計画は議会が予算を認めず頓挫したが、これも再挑戦する意向だ。
 また、石丸市政の「継続」を唱える一方、「改善」も掲げる。住民自治との連携が薄くなったとして「新しいあり方を再構築したい」と話す。

 川崎市でバスケットボールスクールを運営する赤津誠一郎氏(44)は5月に立候補を表明後、街頭演説を重ねるなど知名度アップを図っている。6月初めに住民票を安芸高田市に移したばかりだ。
 昨年8月にユーチューブで石丸氏の動画を見て「勇気をもらった」という。石丸市政の進めた公共施設の統廃合や事業見直しを評価しつつ、議会との確執は課題だと考えているという。「石丸氏は極端なことをして安芸高田市の知名度を高めた。その流れを踏襲しつつ、議会と対話をし関係を改善したい」

 元島根県浜田市議の森谷公昭氏(68)は28日、安芸高田市内で記者会見し、立候補を表明した。自身が代表を務める政治団体の公認を受けるという。「不正がどこの自治体でも起こることを伝えたい」などと述べ、立候補の目的として、自分の主張を広く伝えることを挙げた。

 市長選と同日程の市議補選(被選挙数2)には新顔2人、元職1人が立候補を予定している。
 6月1日現在の選挙人名簿登録者数は2万2319人。(柳川迅)