1960年代安保闘争に明け暮れた若者とは一体なんだったのか。彼らは、日本政府に対して
不信感があり、左翼的であり、イデオロギー的には共産主義であり、暴力革命を信用していた。
フランスの市民革命に影響され、ドゴール空港の閉鎖、労働者のゼネスト、教職員までもがストライキに入るのであるが。1970年代に学生運動は姿を消した。その理由とは何だったのか。
家父長制の衰退、核家族化、アメリカの親日政策、社会保障の充実、企業の福利厚生の充実
等いろんな理由が考慮されるが、その後はシラケ世代になり、日活映画等にある、藤田敏八
監督らの若者映画があり、若者の反抗が政治から、風俗や流行に変化してしまった。
現代の若者は社会の家畜化にされ、政治的には中立もしくは無関心でしかない。
現代の若者は趣味と実益をかね、レッスンに励みいい学校や会社に入り、いいお嫁さんを貰い
都市化生活を継続していくしかないのか。