ウォンを看取るスレ集会所

ウォンを看取るスレ集会所

このブログは経済のことなどまったく勉強してないど素人な中の人が、2ちゃんねる市況2板の『【KRW】ウォンを看取るスレ』を通して接した情報、学んだ知識などを少しでも紹介したいと思って立ち上げました。

過分にネタ本位になる可能性もあるですが、よろしくです(・Θ・)ゝ

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ここ数日、クリスマスや年末年始というタイミングもあり、あまり世界経済関係のニュースが見えてこなかったりします。

まぁ一部ヘタやらかした企業が株の売りこし食らってるっぽいですが、概ね主要市場はやや回復・・・といった流れで年末を迎えられるようですね。


ただ、あくまでも当面の危機を避けられたというのが正直なところでしょう。


アメリカのBIG3への金融支援もとりあえずのしのぎでしかないし、今後リストラがどこまで進められるかによっては一気に破綻・・・というシナリオも見えてくるかもしれません。


国内の自動車メーカーも派遣従業員・期間従業員といった非正規雇用者の解雇を進めただけでなく、生産調整・生産中止などを行い始めています。


また、韓国の自動車メーカーにも給与未払いが発生したり、生産ラインの見直しなどを行うという発表がなされたところもあります。まぁ、韓国に関しては労組の反発がすごいらしく、どこまでやれるのか・・・って話にもなりそうですが(汗



まぁ中の人の会社も危ない危ない言われ続けてる状況なので、明日のわが身・・・となる可能性もあるわけですが、ただ座して待つのも性に合わないので色々考えてはいる今日この頃・・・



でもそんな考えもある程度景気が良くならないと厳しいんですけどね(汗


今日、朝からこんなニュースが目に飛び込んできました。


アメリカが大幅利下げ

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081217-OYT1T00168.htm


さすがに0金利はないって思ってた中の人。ビッグ3救済案否決から来る景気後退の圧力をちょっとでも削ごうって感じなのか、とも思うわけですが・・・


NYダウ市場については、この0金利政策の発表で、景気後退に歯止めがかかるとの見方が広がったことで幾分値を戻したようですが、いっそうのドル安傾向が進んでしまう形になってしまいました。

まぁこの状況で早く落ち着いてくれっていうのは無茶な話なのはわかってますが、良くも悪くも、アメリカは影響力が強すぎるので、早くなんとかなってほしいものです。



で、われらが韓国経済(笑)。

ここ最近の傾向として、ドル安の時にはウォンも売られるという現象が発生していました。まぁこれはドル安という見方より円高という見方をすることで理解できる流れだったのですが、ここ最近打った対策(日韓スワップ協定の拡張と中国との協定の調整などによる外資確保・・・まぁ借金の枠だろうけどw)のおかげでどうもウォン高推移で進むような様子を見せています。


もっとも、国内主要企業の不安情報なども出てきているので、その影響から株安・ウォン安にいつ転じるかわからない状況なのは変わってないでしょう。


事実、ここ最近は1300台半ばで推移して、安定してきているのですが、この水準もけっして望ましい数値ではないのに、どうにも出来てない状況はじわじわと体力を削っていくことにもつながるので本当はどうにかしたいんだろうなって思う中の人。

さて、先日こんなニュースが流れました。


韓国向け外貨融資枠、2.8兆円に拡大

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008121100398


まぁ2ちゃんねるの東亜ニュース+板などでは、感情論での支援不要!という声が出てるようです。でも、中の人はこういう情報を通じて経済を勉強しつつウォッチするわけですから、単純にそういう感情論でものを語るわけにはいかないなぁって思ってたりする今日この頃・・・



で、このニュースについてですけど、裏を読むと『こういう融資枠の確保をしなければならないほど状況が悪化している(若しくはする可能性が非常に高い)』と言うことになるかと思われます(裏の読みすぎだという話もあるでしょうがw)


実際、10月末にアメリカと通貨スワップ協定を結び、そのドルを引き出して為替介入を行ったという情報も出てきてるぐらいです。(一応、この協定は為替介入には使わないように・・・という条件が付いているという情報もあったので真偽は不明ですけど)


さらに、中国に対しても融資枠の拡大を申し込んでいるとの話もあり、ある意味自転車操業の様相を呈してきているようにも見えます。



ただ、この融資枠、既存の通貨スワップ協定の金額を増やしただけで色々制約がある(その詳細なソースは探してる最中です)らしく、為替介入資金であったり、金融安定に投入できる原資となりうるのかは疑問が残る部分でもありますのでこれからも注視していこうかと思う中の人。