夏目漱石の作品読んだことある?

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なぜ今日が夏目漱石の日なのか。
なんかねー、文学博士授与の話が
あってそれを断った日だとか。なんとか。
 
当時は大学といえば東大だけだった
でしょうから、文学博士も一つだけ。
ものすごーく優秀でありがたい博士号
なのに断った日らしい。
それが記念日になっちゃうのね~。
 
一つ自慢話。
祖父のおじさんで漱石と同じ年に
生まれて、同じく東大予備門から
東京帝大に行った人がおります。
漱石と違って理系だったので、
通った校舎は別でしょうけど。
漱石に出てくる時代・生活は
祖父のおじさんやその兄弟たちの
ものなんだな~と感慨深いものが
あります。
 
 
で、僧籍の、じゃなくて漱石の
作品を読んだかと。
読んだことはある。
だけど性に合わない。
これは前にも書いてるな。
だいたいの人が学校時代に読まされ
たであろう「坊っちゃん」や
「吾輩は猫である」など、何度読んでも
最後までいきませんでした。
「坊っちゃん」なんてあんなペラペラの
うすっぺらい本なのにね。
 
でも三部作のうち、それから・門 は
読んだ。こころも読んだな。
こころはたしか高橋留◯子さんが
どこかで話題にしたので興味をひかれて
読んだ。それからは映画があったので
前後して読んだ。
感想は、この3つの差がわからない(笑)
一つだけ印象に残っているのは、
漱石って女性が描けない人なのねと。
 
それを誰かと話したら、あの時代の
男性作家で女性を描ける人なんて
いなかったでしょと。ほー。
 
たしか、吾輩は猫であるでは、
奥さんのことが「細君」としか言われ
なかった記憶。(間違ってたらごめん)
 
奥さんのことを細君と呼ぶのね~
というのと、一人の女性としては
描かれないのねと。
 
ということで、漱石は嫌いです。
(じゃなぜこのお題を選んだ(笑))
 
 
坂口安吾が好きなんだけど、
安吾は自分のことしか書かない
人だという印象。
そして、女性についてはどちらかと
いうと尊敬の対象だったかなぁ。
桜の森の満開の下に出てくる女性は
鬼のような描かれ方だけど、
恐ろしいものとして扱われては
いなかったように思っていてね。
 
ただ、昔の男性作家の女性の描き方を
見ていると、なんとなく、好きだの
嫌いだの尊敬がどうのとかじゃなく
子を産む道具的な見方をしていた
ような気がしないでもない。
 
維新後の文學界を牽引した人物
という感じかな。
 
とにかく女性の描き方が気に入らない
という一点かな~。