先日、バーベキューへ行く車内、、

ダイジャイに、

「又吉の火花面白かった?」

と聞かれました。



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ダイジャイの口から、

本の感想を求められることなど、

この10年間で無かったので(笑)、

よほど、

社会現象になっているのでしょうね(^^)




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本やモノを書くことが好きな僕にとっては、非常に嬉しい出来事です。





ジムのトレーナー
だいすけ店長にもオススメの本を聞かれましたし、

出版界にとっては大きなチャンスが巡ってきたのかも知れませんね。



ということで、

火花。



今後もいろんな人から感想を聞かれると思うので、
僕の感想を少々。




批評などと偉そうなこと言えませんので、


あくまでも、

感想文。




夏休みだけに、
読書感想文の一助にはれば幸いです。





あ、それは、
ダメなのか(笑)






【火花】

長くも短くもない、
漫才師としての主人公の人生を描かれております。

漫才師として憧れの先輩の存在

漫才師としての葛藤

漫才師としての浮き沈み。





いろんなエピソードを挟みながら物語は進みます。

言葉の端々に含まれるその描写が、

“太宰治”的
とでも言うのでしょうか。




僕は純文学ほど苦手なものはありません。


太宰治さん、芥川龍之介さん、
ほとんど、
読めない、、。



ドストエフスキーの
【罪と罰】を読んだことが自慢です(笑)





だから、
この作品が太宰治的だとか、
新しい文学の登場だとか言われてもいまいちピンと来ません。




が、
やはり文章を書く才能は素晴らしいのではないのでしょうか。



出版界の話題作りだとか何とか否定的な意見もありますが、
そんな甘い世界ではないと思います。




やはり、
ある程度の実力があるからここまでたどり着いているのでしょうね。




デビュー作品でこの出来栄えですから、、。






主人公と、
その憧れの先輩の話で進んでいくのですが、
軽快なテンポで、漫才のネタを散りばめ、
笑いながら、すいすいと読んでいくというモノではありません。



その辺りは、
誤解なきように、、。




ただ、
だからこそ、
人間的な描写に深く触れており、
芸人さんという職業がいかに、
悩み多きところなのかという部分に理解することが出来ます。




後半部分は、凄い勢いで物語が進み、
最後は“お笑い芸人ならでは”という頭の中身を見せてくれるラストは圧巻です(^^)




僕の頭の中でのキャスティング。

主人公は

もちろん又吉さん。

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カリスマの先輩は、
笑い飯の西田さんですね(笑)

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中編の小説ですから、
多分2時間くらいで読み終えることが出来ると思いますので、

この夏、

海辺で読んでみてはいかがでしょう。







ただ、
個人的には、


こちらは今日読み終えたばかりの、

【君の膵臓(すいぞう)が食べたい】


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猟奇的な残虐な小説かと思いましたが、

多分、映画化されるであろう、

名作の誕生です。




こちらも、

新人作家

【住野よる】さんのデビュー作品ですが、

信じられないハイクオリティです。



こちらは、

純恋愛小説

というものでしょうか。





“命の期限を持つ”

女子高生

と、

男子高生の関係を描いております。






高校生のお話ですが、

油断してたら、

泣きます。





えぇっ!Σ(゚д゚lll)


ってなりますもん。







いわゆる、

キュンキュンしたい人、
感動したい人、
いまを全力で生きたい人、
あの頃に戻りたい人、


きっと満足出来る小説で、
オススメです(^^)

主人公
池松壮亮さん
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ヒロイン
大島優子さん

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メッセージ性、

高いですよ。










安心してください、


読みやすいですよ!!!

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