練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
フリーランス ピアノ調律師のブログ
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文京区のお客様、弦切れ後の手直しへ。
弦を張り替えた後は
すぐ音が狂ってきますので
修正にお伺いさせて頂くことが多いです。
とは言え
時間もお金もかかることなので
ご相談の上です。
高音の弦の場合は
切れた弦を取って、新しく張り替えるだけなら
５分くらいで済みますが
(音大勤務時代の賜物)
たいていの場合は
そのあとできるだけ弦が早く落ち着くように馴染ませたり
調律全体をサーッと手直ししたり
何か気になることがあればそれを直したり、と
何かをセットでやらせて頂くことが多いです。
「レッスンの合間に弦だけ張って！」
ということもあるので、
そういう時は５分張弦のみのこともあります。
今日は
「湿度が高いとタッチがもたつくのが気になる」
とのことで、
そのチェックもしました。
今日が雨天だったこともあるかもしれませんが、
前回調律時と比べて今日は湿度が+30%
ハンマーと弦の位置関係がずれて
モゴモゴした発声になっていたことと、
中音域は、同じ音の左の弦と右の弦が
0.5ヘルツずれていて
全体的にダルーンとなっていたのが原因かなと。
そのあたりを修正、
あとパーツの関節部分の動きを潤滑。
タッチがすっきりした！と喜んで頂けました！
よかったー！
ありがとうございました！
そのあとは調布市のお客様の張弦へ。
生徒さんが切ってしまったそうで
やはり色んな人が弾くと、ピアノは荒れやすいですね。
中音の雰囲気はお気に入りとのことで
低音はバラけ気味で、上の方は荒れ気味だったので
中音の雰囲気を上下に繋げて修正、
あとはメカニックの潤滑を見直して
ご確認頂くと
高音のノイズが気になるとのこと。
原因と対策、
対策のメリット・デメリットをお伝えして
ここは『響きを抑えてでもノイズを止める』ということに。
そして調律は
「空中に高く響くというよりは
地響きのような深い響きが遠くまで届くように」
とのご希望で、
今月中に調律でまたお伺いさせて頂くので
その時にご希望方向へ少しずつ向けていこうと思います。
ありがとうございました！
※写真は先日に使い忘れた、とある日の夕方と桜です。
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