お客様より、始動時にエンジンがブレる、高速での走行中にエンジン出力低下のエラーメッセージが出たとの事でご入庫となりました。
チェックランプの点灯はありませんが、まず診断機でディフェクトメモリーに履歴がないか確認してみると
フューエルプレッシャーと２番シリンダーミスファイヤーのディフェクトメモリーが入ってました！
燃圧の点検、イグニッションコイル、プラグ、インジェクターの点検をします。
ハイプレッシャーポンプと２番シリンダーのインジェクターの不良が確認出来ました。
今回はハイプレッシャーポンプと２番シリンダーのインジェクター交換作業となります。
インジェクターは交換後、燃料噴射量の設定が必要です。
作業後、試乗とディフェクトメモリーの確認をして完了！
ちなみになんですがハイプレッシャーポンプの交換はインテークマニホールド脱着となるんですが
シリンダーヘッド内を覗いてみると・・・
バルブにカーボンが積もってました・・・
某カーボンクリーン施工して間もないみたいなんですが
蓄積してしまうと中々取れきれないものなんですね。。。
by shou
こんにちは！
すっかり春と言って良い季節になりました。
お車も、スタットレスから夏タイヤに履き替えてもいい季節ではないでしょうか？
ご自分で、交換される方も、いらっしゃると思います。
車載ジャッキで、タイヤを浮かせて、ボルト（ナット）を外して、付け替える。
付け替えたら、ボルト（ナット）で仮締めして、ジャッキを下げて、着地。
着地したら、ボトル（ナット）を締め付けて終了です。
教習所でも、習いますがなかなかの体力を消耗します。
今回は、最後の手順のボルト（ナット）の締め付けについてです。
締め付けるときに使用する工具に、トルクレンチがあります。
このトルクレンチにも種類があって、ダイヤルで強さを変えられるタイプと、いつでも同じ締め付けトルクのものがあります。
皆さんがお使いになるときは、若干お高くなりますが、強さを変更できるタイプのものがおすすめです。
いつでも同じ締め付けトルクのものは、たとえば100Nという設定されていると、そこでしか使用できません。
最後に使用上の注意です。
使う前に、緩める前に、ついているボルトで”カチッ”という作動音を確認してから使いましょう。
極稀にですが、壊れることがあり、気づかずに使用していると、締めすぎてボルトが折れることもあります。
そうなると、非常に厄介な事態になりますので、これぐれもご注意ください。
ちなみに、BMWのホイールボルトの締め付けトルクは、直径12ｍｍのタイプは120N、14ｍｍのタイプは140Nです。
それでは、今回はこれで失礼いたします。ご覧いただいき有難うございました。
オーナーさんが、出張の為に数ヶ月間使用されなかったようで、帰宅してから車を使用するのにエンジンを始動したところ、警告灯が多数点灯していた為に、弊社に入庫いたしました。
ディフェクトメモリー診断では、数十箇所のエラーがあり、室内がカビ臭い状況です。
足元のフロアを点検してみると全席水没状態です・・・。
フロアカーペットを捲るとこんな感じ
野外駐車場に保管していたが雨漏れが発生していたようで、水没車になってしましたようです・・・。
これでは残念ながら廃車です・・・。
各ドアのボディーとドアトリム（ドア内張り）の間にインシュレーター（防振材、仕切）があるのですが、これが劣化により剥がれてきます。
そうなると、大雨などが発生した時に剥がれたインシュレーターより大量の雨水が室内に浸入してきます。
洗車機なども同じ状況になるので注意が必要ですね。
ＢＭＷでは、定番箇所となり E46 E90 E91 E92 E93 F30 F31 E39 E60 E61 E65 F10 F11 F01 X3 X5 X6 など弊社での整備事例が非常に多い箇所となります。
by espri
