滞納処分のルール② | 講師 木村一典「司法書士合格塾」

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20年の講師生活で感じたこと、日々の講義で感じたことを司法書士試験の合格を目指して真摯に頑張っている皆さんに伝えていきたいと思います。

今日は、滞納処分についてのルール②滞納処分先行型です。

滞納処分先行型では、義務供託になるか否かがポイントです。

Q2  乙が甲に100万円の債務を負っていたところ、60万円の限度で滞納処分による差押えが行われた後、Aが70万円の限度で差押えた。

この場合、乙は100万円供託しなければならないか?

60万円の差押えと70万円の差押えがいずれも強制執行による場合であれば、義務供託となります。

しかし、滞納処分先行型では、第三債務者は100万円全額か滞納処分の額である60万円を除いた40万円を供託できるだけなんですね。

ルール②  滞納処分先行型では、全額につき義務供託となることはない。