うちから2キロぐらい離れたところに

大田原治男氏という人物が住んでいた。



17歳先輩。



たまにテレビで共演したりした。



大田原さんが亡くなって19年経った。享年52歳だった。

独身で食生活が片寄っていて

主に焼肉、寿司、ウーロン茶ばかり。

糖尿病にかかった。


身長181センチ。

念力が強く、本人も帝都物語が好きだったので゛帝都の魔人゛と呼びたい。


親の遺産が少なくとも、3億はあり、さらに数秘術でお金を殖やしたという。

その当時の銀行利息は現代のようにゼロ金利ではなく

3億預金があれば年に600万円になった。


なので大田原さんは全く働かなかった。


夜中よくアリストで出掛けた。酒を飲まない大田原さんは討論が好きだった。


トランプによる超能力(サイキックシャッフル)が得意。

東京工業大学出身。UFO、シンクロニシティ研究のトップ。


私はテレビに出始めた27年前、朝まで生テレビの姉妹番組に

スーツ姿で出ていて、超能力肯定派で出演していたが

肯定派はたま出版韮沢社長ら

否定派は早稲田大学応用物理学部大槻教授らだったが

私が発言し形成が悪くなったときに援護射撃したのが大田原さんだった。


大槻教授の前でも怯まずに

トランプによる超能力を見せ討論した。


カードを裏にしながらきり表を見ないでカードを出していくと


1、2、3、4、5・・・と順番にめくれたり、不思議なカードの出方をした。


あるいはオール絵札とか。マジックではない。



大田原さんといるとシンクロニシティや超常現象が多発した。



日航機123便に乗る予定だったが直前に危機を感じキャンセルしたという。

浅草でもこの話をしながら歩いていたが

日航機123便には佐渡が嶽部屋の力士の彼女も犠牲になったが

大田原さんと私は話をしながら食器店に入ったが

愕然とした!佐渡が嶽部屋の親方がいたのだ。

大田原さんとは数々の超シンクロニシティを味わった。話せば長くなるのではしょる。


元々、大田原さんはガチガチの否定派だったが、ある日、UFOを目撃してから

肯定派に転向したのだ。


自宅に行くと膨大な蔵書と手書きの謎の東京の地図が。

何か陰陽道か風水による何かを画策していたのか?

まるで「帝都物語」に出てくる謎の軍人・加藤保憲。

やはり゛帝都の魔人゛・大田原治男だ。


晩年8千万円で家を新築した。

数秘術で金を自然と入ると豪語していた大田原氏だったが

戦後最下落した先物取引に手を出して、財産のほとんどを失った。

自宅の浴槽で発見されたのは死後、一週間も経ってからだった。







昨日、テレビ朝日の

『たけしのTVタックル』゛真夏の超常現象SP゛はめちゃめちゃ見応えがあり面白かった!