ミニチュアフード初心者さんに人気が高いメニューの一つとして「オムライス」がありますが、オムライスの作り方って何通りかあるんですよね~。
本物のオムライスを作る時のような手順で作ることも可能です。
ケチャップとしてニスを使い、溶いた卵としてモデナペーストを使い…。
※モデナペーストは水で溶いた粘土。薄い皮とかクリームとか作れる優れもの。
私が持っているミニチュアフードの本にも「オムライス」の作り方が載っていますが、それぞれ作り方が違います。
でも、どれも美味しそうなオムライスの形に完成します。
<半熟のトロトロ感、ボコボコとした表面を再現したいなら>
粘土で作るミニチュアフードのレストラン
主に使う材料:モデナ、モデナペースト、茶色いニス
トマトソース:ニス
<粘土だけでご飯も卵も作りたいなら>
改訂版 ちょび子のミニチュアフードレシピ
主に使う材料:モデナ、型取り材(ブルーミックス)、UVレジン
トマトソース:レジン液
<無着色粘土の周りに、赤茶色で塗ったご飯粒を貼りつけて…ご飯粒にこだわりたいなら>
ミニチュアフードbook―ねんどで作る1/6サイズのかわいい食べ物
主に使う材料:レジックス、絵の具、接着剤
トマトソース:木工用接着剤
作り方に正解はありません。
これらの本の作り方をミックスさせて、自分なりの作り方で作ってもいいんです。
写真↑左側(ソースがブツブツしているオムライス)は、
私がまだミニチュア初心者だった頃に作ったものです。
最近のトマトソースの作り方は、ソースがもろもろっとするように、石膏とかサンドロップビーズなどを混ぜるのが普通になってきましたが、
ミニチュア初心者にとっては、「石膏?サンドロップ…?」「それ必要?」と疑問だらけですよね。
当時の私は、とりあえず手持ちの小さなビーズを混ぜ合わせてみたのですが、つぶつぶ感がすごいトマトソースになってしまい失敗してしまいました。笑
そして昨日、
「ちょび子のミニチュアフードレシピ」を参考にして作ったオムライスはコチラ↓
この本では、よくブルーミックス(手作りの型)を作って、そこに粘土を詰めて作る方法が用いられていますが、1個作るだけで(しかも売りものでもないものに)ブルーミックスは使えない…。
ということで今回私はブルーミックス(シリコンモールド・型)は使わず、指でご飯を形作りましたが。
でも、ちゃんと作れているでしょ?
卵もきれいに包めているしね
上手に作れるかどうかは、
参考にする本が良いか悪いかというよりも
→あなたの粘土歴
→あなたが得意とする作り方・使う材料
も大きく影響するかと思います。
まずは1個作ってみましょう。
作ってみないことには何も始まらない。
ソース系には、
ニスとか、ボンドとか、クリア接着剤とか、レジン液とか…ありますが、
どれを使ってもソースにすることができます。
最近の私は、
「時間短縮+ぷっくりソース」なら
レジン液(UVレジン)も悪くないなと思っている今日この頃です。
2020年9月から再開する「おとなのミニチュア粘土教室」では、
はじめてさん用に「オムライス」レッスンを取り入れました。
ただのオムライスだけれど、奥が深いですよ~。
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教室・アトリエもやっています。
パリですが…興味がある方はぜひ気軽に声をかけてください。