アゲート(メノウ・瑪瑙)は、古代からインドやネパール、チベットなどで不幸を退け幸運をもたらす守護・魔よけの石として大事にされて来ました。
風水では、瑪瑙は水晶や翡翠と並ぶ三大開運ストーンとして重用されています。
身の回りのネガティブなエネルギーを浄化してくれると言われます。
また、心身のバランスを整え健康や長寿もたらす力や、行動力や勇気の発揮を促し繁栄・成功へと導いてくれる力などがあるとされています。
様々なバリエーションで私たちを楽しませてくれる瑪瑙は、とてもサービス精神溢れるパワーストーンだと感じます。
瑪瑙の浄化方法はこちらです。
浄化方法:月光浴、お香、セージ、水晶クラスター
アゲート意味・効果まとめ:
○魔よけ石・お守り石 ○人間関係の結びつきを強める ○心身のバランスを整える ○肉体の癒し、修復 ○精神的傷の修復 ○家族関係を良くする ○行動力・勇気の発揮を促す ○繁栄・成功へと導く
瑪瑙(メノウ)と呼ばれる天然石の英語名は「アゲート」です。したがって瑪瑙と呼ばれる天然石とアゲートと呼ばれる天然石は同じものです。(^^)d瑪瑙(めのう)という和名は瑪瑙の断面が馬の脳のように見えることに由来し、「馬脳 ⇒ 瑪瑙」と呼ばれるようになったと言われています。
英語では「Agate」ですが、由来はギリシャ語の「achates」です。これはイタリアのシチリア島にあるアカ―テ川でアゲートが産出されていたことから名付けられました。
瑪瑙は、微細な石英(クォーツ)の結晶が集まってできた石で、成分もクォーツと同じSiO2(シリカ)です。一般的には、瑪瑙(メノウ)のなかで縞模様があるものをアゲート、縞模様の無いものをカルセドニーと呼びます。カルセドニーは瑪瑙の一種ですが、カルセドニーには玉髄(ぎょくずい)という固有の和名が用いられます。
瑪瑙、アゲートは世界中で産出される鉱物です。代表的な主要産地としては、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンなどの南米、ドイツ・メキシコ・オーストラリア・ボツワナ・ポーランド・チェコ・イギリスなど多くの国が挙げられます。
瑪瑙(メノウ)は日本でも産出され、産地は北海道・富山県・石川県・山梨県・島根県などです。瑪瑙は、日本で普及している仏教とも関わりが深く、七つの宝を意味する「七宝」の一つとしても数えられています。このように瑪瑙は各地で産出されていますが、その産出地域によって模様に傾向や特徴が見られます。 (*^^*)
瑪瑙、アゲートの鉱物データ
英名 | Agate(アゲート) |
和名 | 瑪瑙(メノウ、めのう) |
分類 | 二酸化ケイ素 |
化学式 | SiO2 |
色 | 白、灰、青、赤、黄、緑、黒、紅、乳白、褐色 |
モース硬度 | 7 |
劈開性 | - |
屈折率 | 1.53-1.54 |
結晶系 | 三方晶系 |
断口 | 貝殻状 |
条痕 | 白色 |
比重 | 2.61 |
光沢 | ガラス状~蝋状光沢 |
石言葉は調和 |
レッドアゲート(赤メノウ)
炎を連想させるレッドアゲートには、健康や長寿、成功などの意味が込められており、別名では「真実の石」と呼ばれることも。孤独感や気分が落ち込んだときのネガティブな感情を、回復するサポートをしてくれると信じられています。
ブルーアゲート(青メノウ)
青く染められたブルーアゲートは、理性や知性に関係する意味が込められています。思考力を高め、持ち主の才能を引き出したり、集中力を高めたりするとされているのです。
受験のお守りや、仕事でステップアップしたいときのお守りとしてプレゼントをすると喜ばれそうな天然石ですね。日本でよく知られている勾玉は、古代よりこのブルーアゲートを用いて作られていました。
ブルーレースアゲート
ブルーレースアゲートの特徴は、淡い水色にきれいな縞模様が入っていることです。チベット人はブルーレースアゲートを蓮の花として見立て、「神の石」と呼び崇めていたそうです。
ブルーレースアゲートは高ぶる気持ちをおさえ、所有者に安らぎを与えるといわれています。穏やかな気持ちで満たされたいときは、この天然石を握りしめてみると気持ちが落ち着くかもしれません。
現在ブルーレースアゲートは、美しい縞模様をはっきりと表したものが減少しているため、その価値が高まっています。
グリーンアゲート(緑メノウ)
グリーンアゲートは、ブルーアゲート同様に勾玉として古くから利用されている瑪瑙です。さらに、古代エジプトやローマでは治療薬としてさまざまな人が使用していました。
グリーンアゲートはほかの瑪瑙よりも、他者との結びつきを強くするといわれています。それは、グリーンアゲートが所有者の心を豊かにし、優しい気持ちを育くむとされているため。人間関係を円滑にしたい方や、ストレスから守ってほしいときは、グリーンアゲートを選んでみましょう。
苔メノウ
苔メノウはきれいな「苔色」を連想できることから「モスアゲート」とも呼ばれています。
その色彩から感じられるように、森林浴同様の効果があるとされ、心身の安定や清らかさを取り戻すサポートをするといわれている瑪瑙です。
古き時代には「農業の守り神」と崇められ、豊穣を願う儀式に使われていました。また、子宝を望むときや子孫繁栄のお守りとしてもおすすめです。
サードオニキス(紅縞メノウ)
二色が調和する円満の石~サードオニキス
サードオニキスはオレンジや白、赤色の色彩が入った縞模様の瑪瑙です。「オニキス」という名前がついていますが、日本では縞模様のある赤い瑪瑙を指します。
サードオニキスに込められた意味は、夫婦円満や和合。恋人や夫婦の仲を安定させたり、よい人間関係を引き寄せたりする瑪瑙といわれています。また、強力な守護を持つとされているので、厄除けのお守りにもなる天然石です。
ファイヤーアゲート
Fire-agate
ファイヤーアゲートは、何種類かの物質が層状になって重なることにより、光を虹色に反射します。炎を連想させる縞模様をしており、瑪瑙のなかでも希少価値が高い天然石です。
持ち主に良くない影響を及ぼすネガティブなエネルギーを吸収・除去して心に安心感を与えてくれます。ついつい心の内に溜めてしまいがちな恐れや不安、心配事などのストレスを癒して生み出された邪念や誘惑といったものから守り・解放してくれます。
気持ちや精神を浄化することによって、自分自身の本質と向き合い・自分の内観を促進する効果を秘めているとも伝えられております。
現実から目を背けず「何が原因で、どうすればいいのか」といった事の理解力と、地に足を付けて人生を乗り切る勇気・行動力を与えてくれるでしょう。
人生を真に謳歌(おうか)したいと願う人に煙草やギャンブル、人に対する甘えなど自分自身の成長を阻む執着する気持ちや依存心(いぞんしん)を抑制(よくせい)し、誘惑に負けない自立した大人へと成長する事をサポートしてくれるでしょう。