[代打20打席目]　自分自身を知るために③

妻の代打で書いてます
夫の孝一郎です

前回に引き続き

こんなときに自分の本音に
気がつくよってお話です

優越感

人に優越したい気持ち
誰にでもありますよね

勝ちたい
自慢したい
特別扱いされたい
羨望の眼差しで見られたい

僕の母親は自慢話の多い人でした
お客さんが来くると

まず相手に色々聞くのですが

それに勝る大きな話や

いかに我が家が優れているかを

言いたがる人でした

僕はそれが嫌で仕方ありませんでした
相手が気持ちよく話をしてるのに

なぜ対抗意識を持つのかが

不思議でなりませんでした

後に心理学と出会い

母親は劣等感が強い

という事を知りました

劣等感が強いと

いつも人と比較してしまい

自分が劣っていると思うと

苦しくて辛くなります

自分の価値がとても低く感じられ

誰も自分に関心が無いと思い込み

孤独感にさいなまれます

しかし、この苦しさを忘れさせ

安心させてくれるものがあります

それが優越感です

これを感じることができると
劣等感を感じたときと
全く逆の感覚を覚えます

人より自分が優れていて心地よく
自分の価値は高く
安全地帯にいる様な気持ちになります

とにかく麻薬のような中毒性があります

インスタなどのSNSで
日常的にリア充をアピールする人
なんてのは典型的です

今日も盛り上がってるぜ－！実は自分以外は雇ったエキストラ

僕は格闘技が好きなのですが
本当に強い人は強さを誇示しません

マイク・タイソン🥊

ボクらの時代の絶対王者

や、ボブ・サップ

結局身体がデカイヤツが強いのかと、絶望させられたボブ・サップ

彼らが僕のとなりに来ても

「お前より俺の方が強いんだ、
　　　　何なら試してみるかい」
とは言いません

なぜなら彼らは自分のほうが
強い事を知ってるから

幸せな人も本当に幸せだったら
そんなに幸せアピールしません
だってすでに幸せを実感してるし
満足＆安心しているから
わざわざ周知する必要がないのです

「見て見てわたし幸せよ、充実してるの～」

と声を大にして

言いたくなる気持ちを想像すると
どこか不安で
自らにそう言い聞かせているようにすら見えます
※もちろんそれがビジネスの人もいるので例外もあります

だから自慢話が多い人は
実は不安で自己評価が低く
劣等感が強い人と言えるのではないでしょうか

そしてこの優越感と劣等感は
紙の表と裏のような関係にあります

表だけ、裏だけの紙が無いように
優越感の裏には必ず劣等感が存在します

そして劣等感が欲しがる
認められたい気持ちが
承認欲求です

もし、自慢したいとか
優越したい気持ちが
ムクムクと鎌首を持ち上げたら
ご自身の劣等感に気がつくチャンスです

とは言っても何をするわけでもなく
ただ、「あー劣等感みっけ」と自覚するだけでいいです
それをわかった上で自慢するなら全然OKだし
少し意味合いも変わってくると思います

ここで僕がよろしくないと思うのは
無意識にある劣等感や承認欲求に
それと気付かず振り回されることです

繰り返し自分と向き合っていくと
自慢したい気持ちが
自然に小さくなっていくものです

人に優越したい気持ちに
突き動かされてしまう事は誰でもあります