月初の話ですが、毎年、築地のマグロ初競ですしざんまいと入札を競って一時期名を馳せた香港の板前寿司の経営者であったリッキー(鄭威濤)が東京で他界していたらしい。
2008年に初めて初競に外国人として参加し、大間産本マグロを607万円で落札!
この年以降、毎年、高額入札は天井なしとなり、次々と落札額が高騰していきました。
この頃から香港、絶好調を謳歌し始めたのかもしれないです。
そんな彼がこの4月、癌で亡くなったそうです。
彼が寿司業界に参入してから香港のお寿司のレベルも向上していったと思います。
それまでの香港の回転寿司などは正直、寿司ではないとパパも思っていました。
まともな新鮮な寿司ネタは皆無で、所謂、寿司もどきだった記憶があります。
この頃から香港人の舌も一気にレベルアップし、日本好きも深化していったと思います。
因み彼は香港の味千拉麺の大株主の1人でもありました。
親から2万香港ドルを借りて日本へ留学し、帰国後、起業。
最後は大金持ちとなりましたが、最後は大好きな日本で癌の治療を兼ねて、東京にいたようです。
まだまだ若かったリッキー、とても残念な彼の他界。
やはり、どれだけ成功しても健康が1番です。
R.I.P 鄭威濤