日本にいる友人と久しぶりに話しました。
彼は日本に来てもう20年以上
日本で日本の女性と結婚し、子供が2人いるそうです。
上の子は中2、下の子が小6
家族4人です。
今年2月に奥さんが他界しました。
癌でした。
家のことはそれまでほとんどを奥さんがやっていたので、子供の学校のこととかも理解は低いって言ってました。
突然訪れた奥さんの離世。
彼は奥さんの最後が近いことを感じる度にとても不安だったそうです。
今、49日を迎えたそうです。
子供達はお母さんが他界した日(金曜日)の翌週には学校へ行ったそうです。
「気丈」
この言葉しか思いつきませんでした。
病院で亡くなった時には家族みんなが泣き崩れたそうですが、子供達は家に帰ってからは涙を見せず、気丈に振る舞い、お父さんを支えているようです。
きっと寂しいし、悲しいに決まっている。
でも、そんな姿をお父さんへ見せないようにしているようです。
日本という外国で、日本語が自由とは言い切れないお父さんの心を支えるのは日本育ちの子供達。
同じく、そうした気丈な子供達が寂しさや不安を感じないように日々支えるのはお父さん。
下の子は4月に中学に進学です。
親子で制服や必要なものを今、揃えているそうです。
上の子は今年、受験年となるので、この1年間は勉強に取り組む必要があります。
「彼に家族で母国に帰るとか考えないの?」って聞いたことがあります。
彼は子供達は日本しか知らなしし、言葉も難しい。やっぱり、日本が1番。治安も良いし、周辺の人も親切な人ばかり。先日も近所の方がローストビーフを持って訪れたそうです。
きっと奥さんやお子さんらが近所の方と良い関係を築いていたからだと思います。
下の子は女の子なので、お父さんにはどう対処すべきかわからないことも多々あると思うし、上の子は思春期真っ只中だろうから、うまく親子の会話ができるのか気になりますが、きっと周りに手を差し伸べてくれる方もいると思う。
彼らならこの悲しみを乗り越えていける!
がんばれ、My Friend!