昨日、日曜日はのののさんの読書会でした。

 

 場所は読書会にふさわしい神田神保町。

 

 事情があって、わたしは遅刻してしまいました。

 取り急ぎ、おススメされた本をざっとご紹介したいと思います(臨席していたわけではないので、とりこぼし、あるかもしれません)

 

 ・本多孝好さんの「dele」

  人の死後、その人が知られたくないtp思っている記憶を消す。それが、主人公がついた仕事だった・・・

 

・ロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」

  未来から来たという不思議な娘との出会い。日本で特に人気のSFの名作。

 

・島崎藤村の「破戒」

 名作中の名作文学。明治時代、被差別部落に生まれ、その事実を隠し通せと父に言われた主人公でしたが・・・

 

・植松努さんの「空想教室」

 「どうせ無理」という言葉で夢を封印してしまった人々への「好奇心」という名のエール。

 

・小野不由美さんの「屍鬼」

ある閉ざされた山村で起こった、ひと夏の怪異の物語。

 

・碧野圭さんの「菜の花食堂のささやかな事件簿」

菜の花食堂のオーナー靖子先生が生徒たちに教えてくれるのは、美味しい料理の作り方とささやかな謎とき。

 

・青柳碧人さんの「浜村渚の計算ノート」

「数学」が封印された日本で、天才科学者たちによりおこされたテロ。政府側の武器は、天才数学少女、浜村渚。

 

・尾崎翠さんの「第七官界彷徨」

町子は第六感の上にあるという第七官界に響くような詩を書きたいと望む少女。彼女とその家族の一風変わった毎日を描く。

 

ちなみに、私が持ちこんだのは以下の三冊。

若竹七海さんの

「ぼくのミステリな日常」

https://ameblo.jp/eseseve10/entry-12309327151.html

「五十円玉二十枚の謎」

https://ameblo.jp/eseseve10/entry-12395830913.html

「依頼人は死んだ」

https://ameblo.jp/eseseve10/entry-12328722813.html

毎回、読書会の自己紹介で「好きな作家は若竹七海さん」と宣言しているのですが、若竹さんを知らない方のほうが多いのではないかと思い、代表的な三冊を紹介させていただきました。

 

  実は、今回「空想教室」と「第七官界彷徨」以外は既読でした。

 

  未読の2作はどちらも興味深いものでした。

  「空想教室」は今、注目をあびつつある方の著作とのことですが、まったく知りませんでした。やはり、いつも小説ばかり読んでいないで、実業界のことなどにも目を配った方が良いのでしょうね。紹介者は前回の読書会でお会いした方。前回のおススメ「ソバニイルヨ」もとても面白かったので、今回のおススメ本も探すつもりです。

  「第七官界彷徨」には、びっくり。尾崎翠さんのお名前は存じていましたが、こんな先鋭的な小説を書いた作家さんとは夢にも知りませんでした。ヒロイン、町子をめぐる兄たちのエピソードがぶっ飛んでいます。現代で、群像新人賞あたりに応募したら即、受賞、運がよければ芥川賞になるのではないかと思います。紹介してくださった方は全集を持っていらっしゃいましたが、現在では、河出文庫から刊行されているようです。これも必読です。

 

 私は午前の部しか出席しませんでしたので、神田まで歩いて帰りました。

 ランチは、神保町に行ったら寄ろうと決めていた鰻屋さんの「きくかわ」へ。けっこう疲弊していたので、2階への階段が登れるだろうかと思いましたが、店のおばちゃんが引っ張り上げてくれました。こういう庶民的なところがこの店の魅力です。

 この神田店では日比谷店、上野毛店などのようにお刺身や割烹料理はなく、鰻ひとすじ。

http://www.kanda-kikukawa.co.jp/menu/

  いつもは並ぶのですが、すんなり入れました。鰻は、味は甘め、そして薄味です。鰻の味だけで食べさせようという心意気を感じます。私は実は、少し下品な濃厚味、炭火焼の炭の香りがする鰻が好みなのですが、ここの鰻はそんな私でも美味しく食べられます。ただ、問題はコスパ。けっしてお財布には優しくない。でも鰻屋さんには松竹梅の松が2万円なんて店もありますからね。

 しかし今日、職場で「きくかわ」のことを話したら

「鰻なら、しら澤で好きなだけ食べられるのに」

 と言われました。しら澤は立川の知る人ぞしる鰻の名店。混み入った住宅地にあるので、ほとんど地元の人しか来ません。そして、異常なほど安い。(もちろん、国産ウナギです)

 https://tabelog.com/tokyo/A1329/A132901/13045545/

 うーん、確かに。でも、たまにはアッサリ味の鰻も食べたいですよね。