マンション選びの条件として、『浴室に窓がついていること』という人が結構います。
一戸建なら殆んどが浴室に窓がついています。
しかしマンションは角住戸で3方向、中住戸では2方向にしか窓は作れません。
中住戸の場合、ひとつはバルコニー側、もう一方は共用廊下側。
こうなると浴室に窓をつけるのは難しくなってきます。
玄関前のアルコーブ部分が広くあり、浴室の窓が共用廊下から直接見えないところに設置している物件などをたまに見かけますが、現実はまだ・・・・・。
バルコニー側に浴室を作れば、開放的な窓を付けれるのでは?
これは女性から『見られそうで心配』という言葉が返ってきます。
ではなぜ浴室に窓が必要なのかと聞いてみると、浴室の換気のためというのが一番のポイントみたいです。
換気だけで考えると、新築マンションは24時間強制換気、浴室乾燥が当たり前となってきていて、浴室の床も水はけのいいものになっています。
温泉旅館など、お風呂に浸かりながらの眺望を売りにしているところがありますが、マンションでは絶対条件にはならないと思います。
標準装備としてはまだ少ないと思いますが、≪浴室TV≫
浴室TVの利点は、ドラマ・映画・スポーツ中継など気になる番組の最中でも続きを浴室に居ながらにして見れるということでしょう。
そうすることで家族が効率良く順番にお風呂に入れ、お湯を沸かしなおしたりしなくて済みます。
でも、実際は風呂でTVを・・・・・・・・・。
最近は浴槽が魔法瓶と同じ構造でお湯の温度がなかなか下がらないという優れものもあります。
サウナとして使える物もあり、浴室だけでも色々な設備仕様があります。
一日の疲れを癒してくれる入浴時間だけに理想は膨らんでいきますが、実際使うかどうかというのが問題なのです。
モデルルームで見るものはよく見えます。(よく見えるように造ってあります)
利用頻度と予算を考え、何が必要で何が我慢できるのか。
オプションや仕様変更なども考えるようにしましょう。
結構、いらないものをオプションでつけている人がいます。