お引越しのお知らせ
この度、2011年から続けてまいりました当ブログ、『酒友 醸造研究所』をお引越しすることに致しました。
読者登録やコメントをくださった皆様、ありがとうございました。
今後はリニューアルした酒友公式ホームページ内のブログにて更新してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します!!
ブログはこちら⇒
http://sakatomo.jp/wp/blog/
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『酒友 忘年会』【参加者募集】&白露垂珠・相沢社長から頂き物!


さて、いよいよ年末恒例の「飲めや、食えや、唄えや、踊れや、何でもアリ」の『酒友の会』で唯一「お酒の勉強やその他難しい事が一切関係のない会」でもある『酒友 忘年会』を開催します!!
この忘年会は、ある意味「酒友のほぼ全種類のalcドリンク他が飲み放題!」です。
(もちろん十四代、而今、黒龍、田酒、獺祭、鍋島、鳳凰美田、森伊蔵、魔王、村尾、八幡、兼八、赤霧島なども入って全30種類以上!)
また、「酒燗器コーナー」も設置していますので、この際いろいろな酒を燗にして飲んでみよう!
料理の方も一切手抜きなしで、いつものように酒との相性を考えてのメニューをフルコース形式で提供します!
もう一つの特徴として、ギターとピアノも持ち込んでの生演奏によるカラオケも終始開催!
文字通りの「飲めや、食えや、唄えや、踊れや、何でもアリ」の忘年会です。
この忘年会に参加して、「今年の憂さ」を十分に晴らして、来年も皆で頑張りましょう!!!
参加の条件は、今年酒友の開催した「日本酒の会」や通常営業時によく来店して頂いたお客様をまず優先的に(酒友は良くして頂いたお客様には必ず恩返しします!)。
次に、「来年からは酒友に行くよー!」と気持ちよく言って下さる方に限定させて頂きます。(口だけの方はお断り!当店は「ハートのお付き合い」をしていきたいので!!)
酒友からの「今年お世話になったお客様への恩返しの会」なので…。
(昨年の様子はコチラ!!)
◆第13回『酒友 忘年会』のご案内
【日時】 平成26年 12月14日(日) PM6:00~エンドレス!
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】
常連様…6,000円(税込)⇒(すでに一部の方にはご連絡させて頂いています)
一般の方…6,500円(税込)<要予約!先着30名様限定!店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985
【日時】 平成26年 12月14日(日) PM6:00~エンドレス!
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】
常連様…6,000円(税込)⇒(すでに一部の方にはご連絡させて頂いています)
一般の方…6,500円(税込)<要予約!先着30名様限定!店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985
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2年前に山形の蔵探訪で訪れた蔵元の一つで「白露垂珠」を醸す竹の露酒造の相沢社長より、蔵敷地内でとれた「庄内甘柿」が届きました。
柿はタンニンを多く含み、alc分解酵素を助ける作用があるので、お酒を飲んだ後はデザートとして柿を食べる事は大変良いのですよ!
相沢社長、毎年ありがとうございます。(以前開催した『酒友・白露垂珠の会』の様子はコチラ!)


来年(平成27年)の『酒友・日本酒イベント』が決まりました!!
早くも、来年(平成27年/2015年)の『酒友・日本酒学校 蔵元交流会』と『酒友・日本酒初心者セミナー&テーマを決めた日本酒会』の予定が決定しました!!
しっかりとメモして、参加準備してくださいネ!
●酒友・日本酒学校 蔵元交流会の趣旨と内容
・「日本酒が好き!」という同じ趣味を持つ者同士が集まり、蔵元を囲み、情報交換、親交の輪を広げて頂く事が目的!
・蔵元がいち早く紹介したい自信のある酒を厳選!(出品大吟、新作を含むあらゆる酒を約11種類ご紹介)
・蔵元の酒質に合わせて店長が特別に考案したフルコース料理(約8品20種類以上)を酒と共に堪能!
・会を盛り上げる楽しいイベントも組み込んでいます!
①全国利き酒大会優勝者のプロによる正しい利き酒方法セミナー&利き酒大会(⇒正しい利き酒方法のレクチャー後、そのテクニックを応用して実際に利き酒してみます)
②蔵元グッズをGET!クイズ&ジャンケン大会(⇒蔵元の前掛け、グラス、Tシャツなどいろいろ貰えます!)
③蔵元とディスカッションしよう!(店長が蔵元と参加者の間に入って、参加者が蔵元と様々な突っ込んだお話などをしやすいようにしていきます)
●酒友・日本酒初心者セミナー&テーマを決めた日本酒の会
・店長が日本酒初心者のために、あらゆる日本酒の知識を毎回テーマを決めてプリントにまとめ、分かりやすくお話ししていく日本酒セミナーを最初にします。
・その後、毎回テーマを変えた日本酒試飲会へと続きます。毎回変わるテーマとしては「酒米」、「酵母」、「知られざる名酒」、「純米酒VSアル添酒」など様々!また、特定の蔵元をお招きしていないため、テーマに沿った内容のあらゆる蔵元の酒を自由に出せることが、この会のメリットです!
・もちろん料理も「持ち寄り」などさせず、店長が責任を持ってテーマに沿った酒に合わせて手抜きなしの特別料理をフルコース形式でご提供いたします!
以上、内容と目的の違う2種類の『酒友・日本酒の会』の説明をして上で、いよいよ来年の予定を発表します!!

※4月以降の蔵元様の参加は確実ですが、順番等は前後する可能性があります。
よって、まだ日にちは決まっておりませんので、決まった蔵元様よりその都度当ブログ内で発表してきますので、楽しみに待っていてくださいね!
見ての通り、来年も酒友だからお越し頂ける蔵元様も多く、本当に有り難い事です。
しかし、いわゆる世間で言う「有名蔵」の開催時は誰もが参加希望をされるので、この時だけは残念ながら当店を普段よりご贔屓にしてくださるお客様から優先に、またはその会の「前の会」から参加して頂いたお客様より優先させて頂きます。ご了承ください。
皆様ご存知の通り、私は日本酒に関しては大変ストイックで、蔵元様であろうと酒屋さんであろうと同業者であろうと、一般の方であろうと、「口うるさい」ので、一部の私を知らない方は酷評されますが、それだけ「日本酒に対して真剣で、いい加減な人は許せない」だけなのです。
しかし、これほどの蔵元様に来て頂けるのは「私の日本酒に対する気持ちが本物である!」とご理解頂けている証ではないでしょうか?
そこのところを汲んで頂き、厳しい事を言った時は今ここで先に謝っておきます。
しかし実際、私が厳しい事を言う時は、大抵中途半端な知識をひけらかした、それも間違った知識をお持ちの方です。
私が正しい事を伝えても聞こうともしないで、ただプライドを傷つけられたように思われたのか、あらゆるサイトに自分の名前は伏せて様々な悪口を書いておられるようです。
まあお好きにある事ない事お書きになるのは自由ですが、堂々と自分の名前で書きましょうよ?
いずれにしても、誰に対しても「おかしいものはおかしい!」と言える、ゴマをすらない「本物の日本酒専門店」が一軒くらいあっても良いと思っています。
それゆえ、日本酒に対するあらゆる知識と利き酒能力の研鑽は、出来る限り日本酒のプロの店として怠らずすべきだと思っています。
本当に真面目に日本酒の事を知りたい、学びたい方は、虚勢を張らず、素直な気持ちで遊びに来てください。
そのため、朝の始発が出るAM5:00まで頑張っているのですから…。
また悪い癖で話が大分それてしまいましたが、「本当に日本酒が好きで、向上心があり、素直に聞く耳をお持ちの方」なら、必ず満足できると思いますので、チョコチョコで良いので来てくだされば、当店の「日本酒の会」への優遇はもちろん、蔵見学や酒造り体験ツアーなど、あらゆる酒イベントの情報をいち早くお伝えします!
来年の予定蔵を見ても分かる通り、まだまだスゴイ蔵元様をお招きしていきますので、とにかく来年の酒の会に向けて、皆様どうかチョコチョコ通ってくださいね!
お待ちしております。絶対に損はさせません!!
さて次回は、先日11月3日(月・祝)に終了した『秀鳳の会』のアフターレポートをUPする予定です。
お楽しみに!
最後にもう一つ。。。
現在、『酒友公式ホームページ』を完全リニューアル中!
来月には完成の予定です。
「本物の日本酒専門店はこうあるべきだ!」という、私の熱き「日本酒魂」を目一杯詰め込んでいます!!
乞うご期待ください!!
しっかりとメモして、参加準備してくださいネ!
●酒友・日本酒学校 蔵元交流会の趣旨と内容
・「日本酒が好き!」という同じ趣味を持つ者同士が集まり、蔵元を囲み、情報交換、親交の輪を広げて頂く事が目的!
・蔵元がいち早く紹介したい自信のある酒を厳選!(出品大吟、新作を含むあらゆる酒を約11種類ご紹介)
・蔵元の酒質に合わせて店長が特別に考案したフルコース料理(約8品20種類以上)を酒と共に堪能!
・会を盛り上げる楽しいイベントも組み込んでいます!
①全国利き酒大会優勝者のプロによる正しい利き酒方法セミナー&利き酒大会(⇒正しい利き酒方法のレクチャー後、そのテクニックを応用して実際に利き酒してみます)
②蔵元グッズをGET!クイズ&ジャンケン大会(⇒蔵元の前掛け、グラス、Tシャツなどいろいろ貰えます!)
③蔵元とディスカッションしよう!(店長が蔵元と参加者の間に入って、参加者が蔵元と様々な突っ込んだお話などをしやすいようにしていきます)
●酒友・日本酒初心者セミナー&テーマを決めた日本酒の会
・店長が日本酒初心者のために、あらゆる日本酒の知識を毎回テーマを決めてプリントにまとめ、分かりやすくお話ししていく日本酒セミナーを最初にします。
・その後、毎回テーマを変えた日本酒試飲会へと続きます。毎回変わるテーマとしては「酒米」、「酵母」、「知られざる名酒」、「純米酒VSアル添酒」など様々!また、特定の蔵元をお招きしていないため、テーマに沿った内容のあらゆる蔵元の酒を自由に出せることが、この会のメリットです!
・もちろん料理も「持ち寄り」などさせず、店長が責任を持ってテーマに沿った酒に合わせて手抜きなしの特別料理をフルコース形式でご提供いたします!
以上、内容と目的の違う2種類の『酒友・日本酒の会』の説明をして上で、いよいよ来年の予定を発表します!!

※4月以降の蔵元様の参加は確実ですが、順番等は前後する可能性があります。
よって、まだ日にちは決まっておりませんので、決まった蔵元様よりその都度当ブログ内で発表してきますので、楽しみに待っていてくださいね!
見ての通り、来年も酒友だからお越し頂ける蔵元様も多く、本当に有り難い事です。
しかし、いわゆる世間で言う「有名蔵」の開催時は誰もが参加希望をされるので、この時だけは残念ながら当店を普段よりご贔屓にしてくださるお客様から優先に、またはその会の「前の会」から参加して頂いたお客様より優先させて頂きます。ご了承ください。
皆様ご存知の通り、私は日本酒に関しては大変ストイックで、蔵元様であろうと酒屋さんであろうと同業者であろうと、一般の方であろうと、「口うるさい」ので、一部の私を知らない方は酷評されますが、それだけ「日本酒に対して真剣で、いい加減な人は許せない」だけなのです。
しかし、これほどの蔵元様に来て頂けるのは「私の日本酒に対する気持ちが本物である!」とご理解頂けている証ではないでしょうか?
そこのところを汲んで頂き、厳しい事を言った時は今ここで先に謝っておきます。
しかし実際、私が厳しい事を言う時は、大抵中途半端な知識をひけらかした、それも間違った知識をお持ちの方です。
私が正しい事を伝えても聞こうともしないで、ただプライドを傷つけられたように思われたのか、あらゆるサイトに自分の名前は伏せて様々な悪口を書いておられるようです。
まあお好きにある事ない事お書きになるのは自由ですが、堂々と自分の名前で書きましょうよ?
いずれにしても、誰に対しても「おかしいものはおかしい!」と言える、ゴマをすらない「本物の日本酒専門店」が一軒くらいあっても良いと思っています。
それゆえ、日本酒に対するあらゆる知識と利き酒能力の研鑽は、出来る限り日本酒のプロの店として怠らずすべきだと思っています。
本当に真面目に日本酒の事を知りたい、学びたい方は、虚勢を張らず、素直な気持ちで遊びに来てください。
そのため、朝の始発が出るAM5:00まで頑張っているのですから…。
また悪い癖で話が大分それてしまいましたが、「本当に日本酒が好きで、向上心があり、素直に聞く耳をお持ちの方」なら、必ず満足できると思いますので、チョコチョコで良いので来てくだされば、当店の「日本酒の会」への優遇はもちろん、蔵見学や酒造り体験ツアーなど、あらゆる酒イベントの情報をいち早くお伝えします!
来年の予定蔵を見ても分かる通り、まだまだスゴイ蔵元様をお招きしていきますので、とにかく来年の酒の会に向けて、皆様どうかチョコチョコ通ってくださいね!
お待ちしております。絶対に損はさせません!!
さて次回は、先日11月3日(月・祝)に終了した『秀鳳の会』のアフターレポートをUPする予定です。
お楽しみに!
最後にもう一つ。。。
現在、『酒友公式ホームページ』を完全リニューアル中!
来月には完成の予定です。
「本物の日本酒専門店はこうあるべきだ!」という、私の熱き「日本酒魂」を目一杯詰め込んでいます!!
乞うご期待ください!!
【参加者募集!】第4回『酒友・秋の定例会「而今の全て」(新酒~冷卸)全11種類を味わう会』
さて、今年も秋の恒例となる日本酒の会、『而今の全てを味わう会』を開催します!!
ことして4回目となりますが、「而今」は毎年進化して、どんどんと美味しくなってきています。
而今の大西杜氏と店長が知り合い、大西杜氏が酒友へ遊びに来てくれたり、店長が蔵の方へ行ったりしてから、早や5年近くになります。
店長が「而今」という酒を知ったのは約6年前、東京の友人から連絡があり、「而今という酒を飲んでみろ!これから必ず日本酒界を席巻するから!」と教えられてからです。
確かにあれからあっという間に有名蔵になってしまいました。
当時、店長が大西杜氏とお会いした時に訊いた『而今(木屋正酒造)』についての紹介をしておきます!
●創業:1818年(あと4年でちょうど200年を迎えます)
●「木屋正」の由来:もともと三重県名張で、初代・大西正之助が材木商をしていた事から。
●「而今」の酒名由来:仏教の禅の教えで、「後先考えず、ただ今を一生懸命生きる」という意味から。蔵の座敷に合った掛け軸より、お母様が名付けました。
●大西 唯克(おおにし ただよし)杜氏の経歴
・1975年生まれ。上智大学理工学部卒業。
・いずれ蔵を継ぐという事で、同じ食の業界として「雪印」へ入社。愛知県・豊橋で牛乳、プリン、ゼリーなどの製造に着く。4年後退社。
・酒造りを学ぶため、広島の酒類総合研究所で研修生となる。(なんとあの「射美」(岐阜)の杉原杜氏と同級生だったらしい!今でも仲が良い)
・蔵に戻ってからは、当時おられた但馬杜氏より酒造りを学ぶ。(しかし但馬杜氏とは目指す酒質が違い、モヤモヤとした日々が続いたらしい)
・その後、日本酒ブームも衰退し、2004年には130石まで生産が落ち、いつ蔵が潰れるかという危機に陥る。
・2005年より、自ら杜氏として背水の陣(まさに「而今」の心境)で、酒造りをスタートする。初年度はたったの30石だった。「純米」、「純米吟醸」、「大吟醸」の3種類で勝負した。
・その酒を東京の試飲会に持ち込んだ時、初めて「旨い!」と言ってもらえた事が、今でも忘れられない。また、その「大吟醸」が全国新酒鑑評会でいきなり「金賞」を受賞したため、全く無名だった「木屋正酒造」が一挙に注目の的となり、今日に繋がっている。
●大西杜氏の酒造りの考え
・自分が「旨い!」と思う酒を造る。
・酒造りにおいて一番気を遣う事は、「甘、酸のバランス」。
・酵母である程度酸が決まってくるので、甘みをどうするか?がテーマである。
●「而今」の造りについて
・原料米の洗米は、今流行の「ウッドソン」を使用する。
・麹は突破精に仕上げ、麹菌接種量は米(100kg):麹菌(15g)ほど。(麹は菌を造ると雑味になるので、酵素を生成させ、酵素の透過力のみがほしい)
・酵母は自社保存株を使用。(マイクロバンクによるマイナス80℃の9号系とMK1の2つ)
・蒸米等は衛生面を考え、エアシューターは使用せず、きれいな布に包んで尽力で運ぶ。
・搾りは基本全て「ヤブタ式」で搾る(出品酒のみ雫搾り)。槽に比べて密閉性が高く、酸化しにくい。ガス感がまだ残る。また、微生物の汚染もしにくい。
・現在は大西杜氏を除く製造スタッフは5人。(「チーム而今」として、一方的に考えを押し付けるのではなく、理想を共有するようにしている)
●蔵の想い
・造り手と飲み手は1対1である。
チーム而今は、自分が「旨い!飲みたい!」と思う酒を造る。マーケティングで売れる酒を造っていない!だから、飲み手は数ある日本酒の中から自分の好みの酒を選べばよいと思う。
・酒屋、業務店には意志を持って提供してほしい!
人気、希少性などで提供してもらいたくない。瓶の中に詰まっている「而今という味」を純米酒であろうとアル添酒だろうと関係なく好きになってもらって、“本当のファン”を育ててほしい!
(だから、当店酒友は常に言っているように、アル添だろうと純米であろうと関係なく、「飲んで旨いと思う而今」をすべて取り扱っております!最近は「知識のない純米信者店」も多く、有名蔵の純米酒は扱うが、アル添酒は取り扱わない。今やアル添酒は「技術の酒」で、純米酒もある意味「添加酒」である。この理屈も分からない「知識なき純米信者店」は、絶対におかしい!!また、「知識なき純米信者店」はアル添酒も造っている全国のほとんどの酒蔵を否定していることになる!という事にも気付いていないのだろうか!?なんと愚かなことだろう!!)
以上、ここまで読んでくださった方は、大西杜氏の「熱き想い」が目一杯詰まった酒、
「而今」という様々なタイプの酒を飲んでみたくなったのでは??
ならば、その願いを酒友が叶えましょう!!
1年かけて徐々に出荷される「而今」の新酒から最終となる冷卸まで、なんと全11種類(愛山、山田錦、雄町、酒未来、神の穂、千本錦、八反錦、五百万石 他…)を、一挙に飲み比べて頂けるという、「超希少で贅沢な而今の会」の参加者を募集します!!
毎回すぐに定員オーバーとなりますので、今すぐ予約のお電話をして頂くか、店頭まで来てくださいね!
(酒友では、而今、十四代を含む田酒蔵、黒龍蔵、獺祭蔵の社長を毎年お招きして定番蔵元交流会の他、来年、新規で新政、射美、川中島幻舞 他多くの実力蔵の参加が決まっていますので、どうしても参加したい方は、できるだけ毎月開催している「酒友・日本酒学校 蔵元を招いての会」へ多く参加して頂けると、断然参加が容易となりますので、宜しくお願い致します。
毎月参加蔵の発表はこのブログ内で随時発表していきますので、こまめなチェックも宜しくお願い致します!
ことして4回目となりますが、「而今」は毎年進化して、どんどんと美味しくなってきています。
而今の大西杜氏と店長が知り合い、大西杜氏が酒友へ遊びに来てくれたり、店長が蔵の方へ行ったりしてから、早や5年近くになります。
店長が「而今」という酒を知ったのは約6年前、東京の友人から連絡があり、「而今という酒を飲んでみろ!これから必ず日本酒界を席巻するから!」と教えられてからです。
確かにあれからあっという間に有名蔵になってしまいました。
当時、店長が大西杜氏とお会いした時に訊いた『而今(木屋正酒造)』についての紹介をしておきます!
●創業:1818年(あと4年でちょうど200年を迎えます)
●「木屋正」の由来:もともと三重県名張で、初代・大西正之助が材木商をしていた事から。
●「而今」の酒名由来:仏教の禅の教えで、「後先考えず、ただ今を一生懸命生きる」という意味から。蔵の座敷に合った掛け軸より、お母様が名付けました。
●大西 唯克(おおにし ただよし)杜氏の経歴
・1975年生まれ。上智大学理工学部卒業。
・いずれ蔵を継ぐという事で、同じ食の業界として「雪印」へ入社。愛知県・豊橋で牛乳、プリン、ゼリーなどの製造に着く。4年後退社。
・酒造りを学ぶため、広島の酒類総合研究所で研修生となる。(なんとあの「射美」(岐阜)の杉原杜氏と同級生だったらしい!今でも仲が良い)
・蔵に戻ってからは、当時おられた但馬杜氏より酒造りを学ぶ。(しかし但馬杜氏とは目指す酒質が違い、モヤモヤとした日々が続いたらしい)
・その後、日本酒ブームも衰退し、2004年には130石まで生産が落ち、いつ蔵が潰れるかという危機に陥る。
・2005年より、自ら杜氏として背水の陣(まさに「而今」の心境)で、酒造りをスタートする。初年度はたったの30石だった。「純米」、「純米吟醸」、「大吟醸」の3種類で勝負した。
・その酒を東京の試飲会に持ち込んだ時、初めて「旨い!」と言ってもらえた事が、今でも忘れられない。また、その「大吟醸」が全国新酒鑑評会でいきなり「金賞」を受賞したため、全く無名だった「木屋正酒造」が一挙に注目の的となり、今日に繋がっている。
●大西杜氏の酒造りの考え
・自分が「旨い!」と思う酒を造る。
・酒造りにおいて一番気を遣う事は、「甘、酸のバランス」。
・酵母である程度酸が決まってくるので、甘みをどうするか?がテーマである。
●「而今」の造りについて
・原料米の洗米は、今流行の「ウッドソン」を使用する。
・麹は突破精に仕上げ、麹菌接種量は米(100kg):麹菌(15g)ほど。(麹は菌を造ると雑味になるので、酵素を生成させ、酵素の透過力のみがほしい)
・酵母は自社保存株を使用。(マイクロバンクによるマイナス80℃の9号系とMK1の2つ)
・蒸米等は衛生面を考え、エアシューターは使用せず、きれいな布に包んで尽力で運ぶ。
・搾りは基本全て「ヤブタ式」で搾る(出品酒のみ雫搾り)。槽に比べて密閉性が高く、酸化しにくい。ガス感がまだ残る。また、微生物の汚染もしにくい。
・現在は大西杜氏を除く製造スタッフは5人。(「チーム而今」として、一方的に考えを押し付けるのではなく、理想を共有するようにしている)
●蔵の想い
・造り手と飲み手は1対1である。
チーム而今は、自分が「旨い!飲みたい!」と思う酒を造る。マーケティングで売れる酒を造っていない!だから、飲み手は数ある日本酒の中から自分の好みの酒を選べばよいと思う。
・酒屋、業務店には意志を持って提供してほしい!
人気、希少性などで提供してもらいたくない。瓶の中に詰まっている「而今という味」を純米酒であろうとアル添酒だろうと関係なく好きになってもらって、“本当のファン”を育ててほしい!
(だから、当店酒友は常に言っているように、アル添だろうと純米であろうと関係なく、「飲んで旨いと思う而今」をすべて取り扱っております!最近は「知識のない純米信者店」も多く、有名蔵の純米酒は扱うが、アル添酒は取り扱わない。今やアル添酒は「技術の酒」で、純米酒もある意味「添加酒」である。この理屈も分からない「知識なき純米信者店」は、絶対におかしい!!また、「知識なき純米信者店」はアル添酒も造っている全国のほとんどの酒蔵を否定していることになる!という事にも気付いていないのだろうか!?なんと愚かなことだろう!!)
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以上、ここまで読んでくださった方は、大西杜氏の「熱き想い」が目一杯詰まった酒、
「而今」という様々なタイプの酒を飲んでみたくなったのでは??
ならば、その願いを酒友が叶えましょう!!
1年かけて徐々に出荷される「而今」の新酒から最終となる冷卸まで、なんと全11種類(愛山、山田錦、雄町、酒未来、神の穂、千本錦、八反錦、五百万石 他…)を、一挙に飲み比べて頂けるという、「超希少で贅沢な而今の会」の参加者を募集します!!
毎回すぐに定員オーバーとなりますので、今すぐ予約のお電話をして頂くか、店頭まで来てくださいね!
(酒友では、而今、十四代を含む田酒蔵、黒龍蔵、獺祭蔵の社長を毎年お招きして定番蔵元交流会の他、来年、新規で新政、射美、川中島幻舞 他多くの実力蔵の参加が決まっていますので、どうしても参加したい方は、できるだけ毎月開催している「酒友・日本酒学校 蔵元を招いての会」へ多く参加して頂けると、断然参加が容易となりますので、宜しくお願い致します。
毎月参加蔵の発表はこのブログ内で随時発表していきますので、こまめなチェックも宜しくお願い致します!
●第4回『酒友・秋の定例会「而今の全て」(新酒~冷卸)全11種類を味わう会』
【日時】 平成26年 12月6日(土) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【持ち物】 筆記用具
【参加費】 7,500円(税込)<要予約!店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【日時】 平成26年 12月6日(土) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【持ち物】 筆記用具
【参加費】 7,500円(税込)<要予約!店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
第23回『酒友・日本酒学校「田酒」西田社長を囲む会』終了レポート!
先日10/4(土)に、今年で2回目となる「田酒の会」を無事終了いたしました!
昨年は初めてお招きする蔵元だったため、私が気合を入れ過ぎて随所で空回りをして、自分の中では不完全燃焼の会となってしまい、いろいろと反省しました。
しかし、あれから更に1年、様々な蔵元をお招きしての会を経験することにより、今年は大変手応えのある素晴らしい会になったと自画自賛しております。
その証拠と言えるかどうかは別として、西田社長より「来年から毎年、酒友の10月の会は『田酒の会』を開催する!」という有り難いお言葉を頂戴いたしました!!
特に今年は全国的に有名な蔵元三蔵(獺祭、黒龍、田酒)の社長のご好意に甘えて、今年限りのつもりで『酒友・日本酒学校 蔵元交流会』を開催させて頂きましたが、なんと三蔵共に「来年も開催しましょう!」と言って頂き、それだけ『酒友・日本酒学校 蔵元交流会』が “素晴らしく魅力あふれる日本酒の会” であったと認めてもらえたからだと思っています。
来年も頑張りますので、参加者の皆様、どうぞよろしくお願い致します!!

さて、今回も会の当日に最高の状態にもっていくため、お酒等は一週間以上前の9/24に届けて頂きました。

白い箱3つに「田酒の酒」が、左下の茶色い箱に「田酒グッズ」がぎっしりと詰まっていました。
「田酒グッズ」は昨年と同様、太っ腹な西田社長は「これでもか!!」というくらいにどっさりと様々な種類を送ってくださいました!
まず参加者全員に「田酒グラス」がプレゼントされました。

・田酒Tシャツ(M)(L)(LL)各サイズを沢山!
・田酒キャップ(2種類)
・田酒グラス(大)と(小)のペアグラスを沢山!
・田酒前掛けを沢山!


特に右の田酒グラス(大)は、店長が普段「利き酒グラス」として愛用しています!
このグラスのスゴイ点は、香り高い酒と香り低い酒は相反するため、通常は形状の違うグラス2種類を使い分けていたが、このグラスは2つの形状が見事に一体化されていて、においを嗅ぐための華の位置を変えるだけで、両方の酒質を各々利き分けられるのだ!!
店長がこのグラスに手のぬくもりが伝わらないようにステム(足)を取り付け、「店長オリジナル田酒グラス」に仕上げて使用しています!
(酒友では酒質に合わせて5タイプの形状のグラスを使い分けて提供していますが、勿論この「田酒グラス」もその1つとして使用しています!)

続いて、今回の出品酒のラインナップ(全12種類)です。


ここ最近の田酒の特徴として、毎造りごとに今まで使ったことの無い酒米を最低1タンク試験醸造することにしている。
昨年は「五百万石」バージョンだったが、今年は幻の酒米「辨慶米」と「秋田酒こまち」の2種類を造った。

① 田酒・純米大吟醸 斗瓶取り 山田錦40(出品参考酒)
② 田酒・山廃 純米大吟醸 山田錦40

③ 田酒・純米大吟醸 四割五分 山田錦45
④ 田酒・百四捨 純米大吟醸 華想い40

⑤ 田酒・古城乃錦35 純米大吟醸(青森県限定流通版)
⑥ 田酒・古城乃錦45 純米大吟醸(青森県限定流通版)

⑦ 田酒・辨慶50 純米吟醸(昭和20年以降姿を消していった兵庫の酒米)
⑧ 田酒・特別純米 華吹雪55

⑨ 田酒・山廃 特別純米 華吹雪55
⑩ 善知鳥・百四捨 大吟醸 華想い35
⑪ 善知鳥・大吟醸 山田錦40

⑫ 田酒・秋田酒こまち50 純米吟醸
この会に出品されている「大吟クラスの田酒」は全て11月以降発売なので、これから毎年10月初旬に開催される「酒友・田酒の会」へ参加した方だけが「日本で一番最初に飲める人」となるわけです!
これってスゴク自慢にならない!?
あと、試験醸造する酒米(五百万石、飽きた酒こまち、辨慶など)を50%精米の「純米吟醸」に仕上げる理由は、その米の旨味を表現するために、あまり精米しないようにしているらしい!
そしてスゴイ新情報です!!
西田社長が細川杜氏の26BY仕込み予定表を見ていると、ナント3月頃に「白麹仕込み」と書いてあったそうです!
つまり、26BYの試験醸造酒はもしかして「焼酎白麹仕込み酒」の登場か!?
この裏情報はこのブログを毎回読んでくださっている読者の皆様だけに私が教えるプレゼントです!!
もしかして、私が発案、造り指導して造っている「加茂福(島根)大正の白鬼」を、去年8月にこれみよがしにお土産として田酒蔵へ持って行ったことが、田酒の細川杜氏に火を付けてしまったか…??
ということは、私のおかげなのか…?
だったら全国の「田酒ファン」は私に感謝しなさいよー!!なんてね!(笑)
それでは、主催者の私が今までの「酒友・日本酒学校」の中で最高に納得し、充実した内容となった、さらにあの西田社長に「毎年開催しましょう!」と言わしめて『酒友・日本酒学校「田酒の会」』の模様をご紹介していきます!!
一応酒友の「蔵元交流会」は『日本酒学校』と呼ぶので、まずは「朝礼」からです!

まずは校長(酒友店長:奥)、続いて西田特別講師(西田社長:手前)のご挨拶から。(二人ともお揃いの田酒Tシャツ)

西田社長は毎年お洒落な靴を履いてきます!(今年は「サメ」で、去年は「真っ赤な靴」でした!)
●1時限目「正しい利き酒方法を学ぶ」授業

日本最高権威の大会「全国利き酒大会」において、大阪大会優勝、全国大会第4位の酒友店長から、正しい利き酒方法のテクニックが伝授されます。
●2時限目「実際に利き酒をしてみよう!」の授業

参加者の皆様は真剣に利き酒されております!
酒友の「日本酒の会」は、他店が開催するような単に「蔵元にお話しをさせ、飲んで食べて、ハイおしまい!」という会ではありません!
参加者の口が料理などで汚れる前の最初の段階で、蔵元が約半年間蔵にこもって必死に造った酒を真面目に、真剣に聞いて頂きます。
そのために1時限目の授業が絶対に必要となるのです!
まずこの段階で「他店の日本酒の会」は真似のできないところとなり、且つ参加蔵元は感激するところとなります。
その代わり、1~3時限目まで気持ちを集中するので、4時限目のコース料理スタート&フリータイム以降の授業(=イベント)が解放感あふれ、参加者同士の一体感が高まるのです!!

2時限目と3時限目は開催者側にとって唯一少しゆっくりできる時間です!
●3時限目「利き酒大会」の授業

2時限目で利き酒した酒を使っての、利き酒テストです!
初参加の人達でも1時限目で習う「正しい利き酒方法」をきちんと実行すれば、優勝できます!
過去何度もそのような例がありますので、頑張って!!

店長と西田社長は4時限目以降、参加者の高揚感をさらに高める為にヒソヒソと打ち合わせ…?
●4時限目「蔵元による出品酒の説明と給食&フリータイム」

さて、いよいよ隠されていた銘柄をオープンして、カウンター上にズラリと並んだ「正体を露わにした12種類の田酒」が登場!
すると、自然と撮影会が始まりました!
確かに1年かけて出揃う、それもほとんど入手できなく、お目見えできない希少な田酒が勢揃いしているのだから、無理もないか!

今回は「かどや酒店」さんの店主・角本さんに応援のお手伝いをお願いしました!
彼も私に負けず劣らず日本酒に対して熱い情熱を持つ店主さんなのです。
そして、いよいよ西田社長の登場です!
12種類の田酒について、一本一本愛情のこもった熱い説明をして頂きました。
そして今回、私は「田酒」の酒質に合わせて、青森県の食材を導入しながら考案したオリジナル料理がこれらです!

1. 青森産・魚貝珍味三種盛り(青森県・大和屋のわた入りイカ一夜干し、鱈白子の幽庵、帆立の旨煮)

2. 青森産・鮮魚四種盛り(八戸・鯖の昆布〆、鮪、平目、秋刀魚)

3. 津軽産・魚貝たっぷりのシーザーサラダ

4. 酒肴八寸(青森県・大奏海軍コロッケ、若鶏の唐揚げ、津軽産・カニシュウマイ、ハーブ入りミモザフランクフルト(粒マスタード添え)、津軽・たらこの出し巻、だだ茶豆の塩湯がき)

5. 青森・小川原湖の白魚と紫蘇の塩おにぎり

6. 沖縄そばのせんべい汁仕立て

7. 津軽産・リンゴ
というような「田酒の酒質」(決して辛口酒は造らず、絶えず甘辛中庸の「旨口」で、速醸と山廃により、酸の調整をするタイプ)に合わせ、食材の持つ旨味成分とフィニッシュの味付けにこだわって考案してみました。
参加者の皆様からは、
「普段から当たり前に日本酒を単体で飲んでいたので、甘みのある酒は苦手!とか、アル添酒はなんとなくよくないイメージで避けていた。だから、『100%の日本酒ワールド』のうち『50%以下の狭い日本酒ワールド』しか楽しんでおらず、「酒友の会」に参加して初めて、料理と合わせて飲むと甘めの日本酒が美味しかったり、アル添酒が美味しかったりと、目から鱗!
「甘い、辛い、アル添酒、純米酒関係なく100%の日本酒ワールドを楽しむ!」という意味がよく分かった!本当に今日参加してみて最高に良かった!これから可能な限り参加させてもらいたい!」
と、非常に嬉しいお言葉を頂戴しました!!
よく「他店の日本酒の会」にも私は参加するが、大抵「お酒に合わせて作りました」とか言って、「酒の同じ県の食材さえ使えばそれで良し!」と思っている店が多く、本当に「料理と合わせること」を分かっているの?と疑問に思う事が多々あります。
「酒と合わせる」ということは、決して「同じ県の物を使う」という事ではありません!
重要なポイントとは……
知りたい方は、『酒友・日本酒学校』へ参加してもらえれば、実際に食べて飲んで、相性理論を説明しますので、よく理解して頂けると思います。(店長は昨年、この「相性理論」を説明するために東京の(公財)日本醸造協会に招かれ、全国の蔵元(50蔵)の社長や専務らの前で講演して参りました。)
さて、参加者の皆様が楽しんでおられる様子をちょっとご紹介しておきましょう!

あれ!?
田酒の瓶を持って私たちと同じ田酒Tシャツをすでに着ているお方は…
酒友お客様実行委員長の北村さんと山下さんが、横では「いいネ!」をしている森木田さんがこんな所に!!


そしてこのチームには、なんと西田社長(左端)がすでに入り込んでいました!!
また、左端手前には、これから『北摂を大阪で一番日本酒で活発な地域にしよう!』というスローガンのもと、酒友とタッグを組んで活動していく「木下名酒店」の木下社長の姿も見られます!(因みに来月11月3日(月・祝)『秀鳳の会』より「酒友&木下名酒店のタッグチームが始動しますので、宜しくお願いします!)

今回応援に入って頂いた角本店主さんには「田酒のお燗番」もやって頂きました。
おかげで、田酒は実は「燗酒が美味い酒」と皆様に分かって頂けました!
また今後「かどや酒店」の角本さんともタッグを組んで北摂地域の日本酒文化を活発にしていくつもりですので、注目してください!!
●5時限目「蔵元グッズをGETだ!ゲーム大会!」の授業


田酒Tシャツ(各サイズ取り揃え)、田酒 前掛け&キャップ、田酒ペアグラス(それぞれ6個入りの箱が山積み!!)
西田社長の出すクイズに正解すると、これら全てのグッズをその場でGETできる!という、今回のオイベント授業の中で最大に盛り上がるコーナーです!!
(しかし毎年、西田社長の太っ腹なグッズ量には、ただただ感謝です!!来年もよろしくお願いします!)

西田社長がマイクで声高らかに問題を出しますが、会場の熱気は最高潮に達して、皆様一斉に「ハイ!ハイ!」と大声で挙手してくれるので、私も誰がいち早く挙手したのか見分けるのに苦労しました!
私の発酵学教室の生徒さんであるお客様や、私が日本酒のあらゆる知識を学んだ大阪国税局室長だった永谷先生の主催する日本酒勉強会で同級生だった某有名大学の先生で、今は常連客でもある方などがこっそりと答えを教えてくれるので、参加者の33人全員が何らかの「田酒グッズ」をGETしていました!
●6時限目「蔵元と思いっきりディスカッションしよう!」の授業
実はこのイベント授業は毎回開催予定授業に入っていたのですが、いつも時間が押してなかなか完璧にできなかったのですが、今回は思い切って時間を掛けられるように意識してやってみました!
するとなんと、このコーナーは意外や意外。5時限目のゲーム大会並みの盛り上がりを見せたのでした!
つまり、「蔵元グッズゲーム大会」が「動」の盛り上がりなら、この「ディスカッション大会」は「静」の盛り上がりといったところでしょうか!?
「静」と言っても、参加者の心の盛り上がりレベルは「動」並みなのです!
「一体どういう事?」と思われた方は、次回11月3日(月・祝)『秀鳳の会』へ参加してもらえれば分かります!
このイベント授業もおそらく『他店の日本酒の会』では開催不可能でしょう!
なぜなら、開催者側が相当な日本酒の知識度(発酵学、歴史学、酒税法 他)を身に付けていなければならないからです。
ただ知識の丸暗記ではなく、それら知識が体の一部となっていないと、参加者のあらゆる角度からの質問に対していろいろな知識の引き出しをすぐに開けて、その質問者が理解できるようにアレンジして即答してあげないといけないからです。
やはり蔵元と言えど基本は「酒造り」なので、それ以外の日本酒知識は薄れている時もあります。
そんな時、蔵元のフォローをすることで蔵元の面子が保たれます。
わざわざお越しくださっている蔵元様に開催者側は絶対に恥をかかせてはいけないと思うのです。
つまり、参加者の質問によるので、蔵元とは一切打ち合わせのできない「完全即興アドリブ」のコーナーなので、「他店の日本酒の会ではなかなか出来ない」と言っているのです。
それ故、私自身が一番ツボにハマった楽しいイベント授業でした!
今回ある参加者の質問で、「田酒は燗にするとより美味しく感じたが、その理由は?」という質問に対し、西田社長は「これは酒友さんの方が上手に説明してくれるでしょう!」と、即 丸投げされた。
そこで私は「酒の旨味成分は温度を上げるとなぜ増大するのか」を理論的に説明し、同じ効果として「焼酎の温割り」がすべての人間ではなく、「特に日本人にとって大変意味のある飲み方である!」という事に例えて詳しくお話ししました。
これは西田社長が分からなかったのではなく、私を信頼してくれているからこそ丸投げしてくれた、いわゆる蔵元との「阿吽の呼吸」である。
こんな感じでいくつかの質問に対し、まず西田社長が答え、少し難しい言葉を使われた時はすかさず私が噛み砕いた言葉でフォローする!という具合で二人で全ての質問に完璧に答えていきました!

日本酒初心者の方がする質問や、高レベルの人がする質問でも、周りで聞いている他の参加者にとって「なるほど、その質問は気が付かなかったけれど、良い質問だ。ぜひ答えを聞きたい!」とか、「そうそう、その質問を私もしてみたかったのだ。答えを聞かせて!」など、周りで聞いているだけで楽しく勉強になる!というイベント授業なのです!!
実際、今回このコーナーをきちんと行うことによって、今まで足りなかった「一体感」がさらに増した気がする!
●「終礼」の時間
ここで、本日の「利き酒大会」の優勝者と本日「田酒12種類」の中でのベスト3とワースト1の発表。
今回、なんと「利き酒大会の全問正解者」は4人もおられた!

優勝者の4人は、田酒キャップ、Tシャツ、前掛けなど、ジャンケンで好きなグッズを分け合いました!
4人の皆様、おめでとうございまーす!!(^^)

さて、最後はやはり本日の特別講師である西田社長に締めて頂きました。

そして、恒例の酒友目での集合写真です。
いつも店前では人数が多くて写真に入りきらないので、今回も一部の参加者だけの集合写真となってしまいました。
今回『田酒の会』を終えて、総評としては、やはり最後の6時限目のイベント授業を充実させてみたことにより、新しい発見がまた見つかりました。
まだまだ日本酒初心者の方と上級者の方が同じ土俵で一緒に楽しめる『日本酒の会』はなかなか難しいかと思いますが、「他店では絶対にできない究極の日本酒の会」を目指し、より一層努力いたしますので、皆様もどんどん参加して頂き、いろいろなご意見をお聞かせください。
さて、次回11月3日(月・祝)は、山形県より「酒米の魔術師蔵・秀鳳」の武田社長が来てくれます!
なかなか「酒米(11種類)だけ変えて、あとはほぼ同じ(精米歩合、酵母、仕込み方)の造りの酒で、各酒米による味の特徴が理解できる会」は他にはありません!
斯く言う私も、これだけ11種類の酒米違いの、蔵元が同じで同じ造りの酒を一挙に飲み比べた記憶がないほど、私にとっても楽しみな会です!
こんな滅多に実現されない会を開催してくれる店「酒友」と知り合えた皆様は、なんと幸せなことか!(笑)
これはもう参加するしかないですね!!
実は、「秀鳳」は一部の「日本酒マニア」の中では絶大な人気蔵で、毎年開催される「雄町サミット大会」では毎回受賞するほどの「雄町を扱わせるとNo.1の蔵元」でもあります。
そんな「秀鳳」をもっと知りたい方、または会に参加してみたい方はココをクリックしてください!よろしく!
(あと残り5席で、受付終了となります。貴重な会を見逃すな!)
そして早くも来年度(平成27年)の『酒友・日本酒学校 蔵元交流会』へ参加して頂ける蔵元様がほとんど確実に決定しましたので、次回のこのブログ「酒友 醸造研究所」で発表しますので、しっかりとチェックしてくださいね!
来年も初参加ながらすでに全国では超注目を浴びて、銘柄によっては入手困難となってきている注目蔵や、安定した人気の実力蔵など、全国さまざまな蔵元様が快く『酒友・日本酒学校』への参加を承諾してくれています!!
“大阪で唯一” 全国の「あのまさか!!」の蔵元も含め、毎月様々な蔵元様を招いての「蔵元交流会」を開催できるのは、「酒友」だけです!!
「他での日本酒の会」はお断りするが、「酒友の日本酒の会」へは参加して頂ける有名蔵が多いのは、「酒友日本酒の会」にはやはりそういう蔵元を惹きつける「蔵元を呼んで、人集めをしているだけの会」とは違った、「やはり酒友では我が蔵の会をする価値がある!」と思わせるモノがあるから、参加して頂けるのだと自負しております。
これからも「気を抜かず、蔵元様の方から「また来年もやりましょう!」と言って頂ける『高い志を持ちながらも参加者全員と蔵元様が一体となり楽しみながら学べる日本酒の会』を目指していきますので、参加者の皆様、蔵元の皆様、よろしくお願い致します。
昨年は初めてお招きする蔵元だったため、私が気合を入れ過ぎて随所で空回りをして、自分の中では不完全燃焼の会となってしまい、いろいろと反省しました。
しかし、あれから更に1年、様々な蔵元をお招きしての会を経験することにより、今年は大変手応えのある素晴らしい会になったと自画自賛しております。
その証拠と言えるかどうかは別として、西田社長より「来年から毎年、酒友の10月の会は『田酒の会』を開催する!」という有り難いお言葉を頂戴いたしました!!
特に今年は全国的に有名な蔵元三蔵(獺祭、黒龍、田酒)の社長のご好意に甘えて、今年限りのつもりで『酒友・日本酒学校 蔵元交流会』を開催させて頂きましたが、なんと三蔵共に「来年も開催しましょう!」と言って頂き、それだけ『酒友・日本酒学校 蔵元交流会』が “素晴らしく魅力あふれる日本酒の会” であったと認めてもらえたからだと思っています。
来年も頑張りますので、参加者の皆様、どうぞよろしくお願い致します!!

さて、今回も会の当日に最高の状態にもっていくため、お酒等は一週間以上前の9/24に届けて頂きました。

白い箱3つに「田酒の酒」が、左下の茶色い箱に「田酒グッズ」がぎっしりと詰まっていました。
「田酒グッズ」は昨年と同様、太っ腹な西田社長は「これでもか!!」というくらいにどっさりと様々な種類を送ってくださいました!
まず参加者全員に「田酒グラス」がプレゼントされました。

・田酒Tシャツ(M)(L)(LL)各サイズを沢山!
・田酒キャップ(2種類)
・田酒グラス(大)と(小)のペアグラスを沢山!
・田酒前掛けを沢山!




特に右の田酒グラス(大)は、店長が普段「利き酒グラス」として愛用しています!
このグラスのスゴイ点は、香り高い酒と香り低い酒は相反するため、通常は形状の違うグラス2種類を使い分けていたが、このグラスは2つの形状が見事に一体化されていて、においを嗅ぐための華の位置を変えるだけで、両方の酒質を各々利き分けられるのだ!!
店長がこのグラスに手のぬくもりが伝わらないようにステム(足)を取り付け、「店長オリジナル田酒グラス」に仕上げて使用しています!
(酒友では酒質に合わせて5タイプの形状のグラスを使い分けて提供していますが、勿論この「田酒グラス」もその1つとして使用しています!)

続いて、今回の出品酒のラインナップ(全12種類)です。




ここ最近の田酒の特徴として、毎造りごとに今まで使ったことの無い酒米を最低1タンク試験醸造することにしている。
昨年は「五百万石」バージョンだったが、今年は幻の酒米「辨慶米」と「秋田酒こまち」の2種類を造った。

① 田酒・純米大吟醸 斗瓶取り 山田錦40(出品参考酒)
② 田酒・山廃 純米大吟醸 山田錦40

③ 田酒・純米大吟醸 四割五分 山田錦45
④ 田酒・百四捨 純米大吟醸 華想い40

⑤ 田酒・古城乃錦35 純米大吟醸(青森県限定流通版)
⑥ 田酒・古城乃錦45 純米大吟醸(青森県限定流通版)

⑦ 田酒・辨慶50 純米吟醸(昭和20年以降姿を消していった兵庫の酒米)
⑧ 田酒・特別純米 華吹雪55

⑨ 田酒・山廃 特別純米 華吹雪55
⑩ 善知鳥・百四捨 大吟醸 華想い35
⑪ 善知鳥・大吟醸 山田錦40

⑫ 田酒・秋田酒こまち50 純米吟醸
この会に出品されている「大吟クラスの田酒」は全て11月以降発売なので、これから毎年10月初旬に開催される「酒友・田酒の会」へ参加した方だけが「日本で一番最初に飲める人」となるわけです!
これってスゴク自慢にならない!?
あと、試験醸造する酒米(五百万石、飽きた酒こまち、辨慶など)を50%精米の「純米吟醸」に仕上げる理由は、その米の旨味を表現するために、あまり精米しないようにしているらしい!
そしてスゴイ新情報です!!
西田社長が細川杜氏の26BY仕込み予定表を見ていると、ナント3月頃に「白麹仕込み」と書いてあったそうです!
つまり、26BYの試験醸造酒はもしかして「焼酎白麹仕込み酒」の登場か!?
この裏情報はこのブログを毎回読んでくださっている読者の皆様だけに私が教えるプレゼントです!!
もしかして、私が発案、造り指導して造っている「加茂福(島根)大正の白鬼」を、去年8月にこれみよがしにお土産として田酒蔵へ持って行ったことが、田酒の細川杜氏に火を付けてしまったか…??
ということは、私のおかげなのか…?
だったら全国の「田酒ファン」は私に感謝しなさいよー!!なんてね!(笑)
それでは、主催者の私が今までの「酒友・日本酒学校」の中で最高に納得し、充実した内容となった、さらにあの西田社長に「毎年開催しましょう!」と言わしめて『酒友・日本酒学校「田酒の会」』の模様をご紹介していきます!!
一応酒友の「蔵元交流会」は『日本酒学校』と呼ぶので、まずは「朝礼」からです!


まずは校長(酒友店長:奥)、続いて西田特別講師(西田社長:手前)のご挨拶から。(二人ともお揃いの田酒Tシャツ)

西田社長は毎年お洒落な靴を履いてきます!(今年は「サメ」で、去年は「真っ赤な靴」でした!)
●1時限目「正しい利き酒方法を学ぶ」授業


日本最高権威の大会「全国利き酒大会」において、大阪大会優勝、全国大会第4位の酒友店長から、正しい利き酒方法のテクニックが伝授されます。
●2時限目「実際に利き酒をしてみよう!」の授業

参加者の皆様は真剣に利き酒されております!
酒友の「日本酒の会」は、他店が開催するような単に「蔵元にお話しをさせ、飲んで食べて、ハイおしまい!」という会ではありません!
参加者の口が料理などで汚れる前の最初の段階で、蔵元が約半年間蔵にこもって必死に造った酒を真面目に、真剣に聞いて頂きます。
そのために1時限目の授業が絶対に必要となるのです!
まずこの段階で「他店の日本酒の会」は真似のできないところとなり、且つ参加蔵元は感激するところとなります。
その代わり、1~3時限目まで気持ちを集中するので、4時限目のコース料理スタート&フリータイム以降の授業(=イベント)が解放感あふれ、参加者同士の一体感が高まるのです!!

2時限目と3時限目は開催者側にとって唯一少しゆっくりできる時間です!
●3時限目「利き酒大会」の授業

2時限目で利き酒した酒を使っての、利き酒テストです!
初参加の人達でも1時限目で習う「正しい利き酒方法」をきちんと実行すれば、優勝できます!
過去何度もそのような例がありますので、頑張って!!

店長と西田社長は4時限目以降、参加者の高揚感をさらに高める為にヒソヒソと打ち合わせ…?
●4時限目「蔵元による出品酒の説明と給食&フリータイム」


さて、いよいよ隠されていた銘柄をオープンして、カウンター上にズラリと並んだ「正体を露わにした12種類の田酒」が登場!
すると、自然と撮影会が始まりました!
確かに1年かけて出揃う、それもほとんど入手できなく、お目見えできない希少な田酒が勢揃いしているのだから、無理もないか!


今回は「かどや酒店」さんの店主・角本さんに応援のお手伝いをお願いしました!
彼も私に負けず劣らず日本酒に対して熱い情熱を持つ店主さんなのです。
そして、いよいよ西田社長の登場です!
12種類の田酒について、一本一本愛情のこもった熱い説明をして頂きました。
そして今回、私は「田酒」の酒質に合わせて、青森県の食材を導入しながら考案したオリジナル料理がこれらです!

1. 青森産・魚貝珍味三種盛り(青森県・大和屋のわた入りイカ一夜干し、鱈白子の幽庵、帆立の旨煮)

2. 青森産・鮮魚四種盛り(八戸・鯖の昆布〆、鮪、平目、秋刀魚)

3. 津軽産・魚貝たっぷりのシーザーサラダ


4. 酒肴八寸(青森県・大奏海軍コロッケ、若鶏の唐揚げ、津軽産・カニシュウマイ、ハーブ入りミモザフランクフルト(粒マスタード添え)、津軽・たらこの出し巻、だだ茶豆の塩湯がき)

5. 青森・小川原湖の白魚と紫蘇の塩おにぎり

6. 沖縄そばのせんべい汁仕立て

7. 津軽産・リンゴ
というような「田酒の酒質」(決して辛口酒は造らず、絶えず甘辛中庸の「旨口」で、速醸と山廃により、酸の調整をするタイプ)に合わせ、食材の持つ旨味成分とフィニッシュの味付けにこだわって考案してみました。
参加者の皆様からは、
「普段から当たり前に日本酒を単体で飲んでいたので、甘みのある酒は苦手!とか、アル添酒はなんとなくよくないイメージで避けていた。だから、『100%の日本酒ワールド』のうち『50%以下の狭い日本酒ワールド』しか楽しんでおらず、「酒友の会」に参加して初めて、料理と合わせて飲むと甘めの日本酒が美味しかったり、アル添酒が美味しかったりと、目から鱗!
「甘い、辛い、アル添酒、純米酒関係なく100%の日本酒ワールドを楽しむ!」という意味がよく分かった!本当に今日参加してみて最高に良かった!これから可能な限り参加させてもらいたい!」
と、非常に嬉しいお言葉を頂戴しました!!
よく「他店の日本酒の会」にも私は参加するが、大抵「お酒に合わせて作りました」とか言って、「酒の同じ県の食材さえ使えばそれで良し!」と思っている店が多く、本当に「料理と合わせること」を分かっているの?と疑問に思う事が多々あります。
「酒と合わせる」ということは、決して「同じ県の物を使う」という事ではありません!
重要なポイントとは……
知りたい方は、『酒友・日本酒学校』へ参加してもらえれば、実際に食べて飲んで、相性理論を説明しますので、よく理解して頂けると思います。(店長は昨年、この「相性理論」を説明するために東京の(公財)日本醸造協会に招かれ、全国の蔵元(50蔵)の社長や専務らの前で講演して参りました。)
さて、参加者の皆様が楽しんでおられる様子をちょっとご紹介しておきましょう!

あれ!?
田酒の瓶を持って私たちと同じ田酒Tシャツをすでに着ているお方は…
酒友お客様実行委員長の北村さんと山下さんが、横では「いいネ!」をしている森木田さんがこんな所に!!



そしてこのチームには、なんと西田社長(左端)がすでに入り込んでいました!!
また、左端手前には、これから『北摂を大阪で一番日本酒で活発な地域にしよう!』というスローガンのもと、酒友とタッグを組んで活動していく「木下名酒店」の木下社長の姿も見られます!(因みに来月11月3日(月・祝)『秀鳳の会』より「酒友&木下名酒店のタッグチームが始動しますので、宜しくお願いします!)

今回応援に入って頂いた角本店主さんには「田酒のお燗番」もやって頂きました。
おかげで、田酒は実は「燗酒が美味い酒」と皆様に分かって頂けました!
また今後「かどや酒店」の角本さんともタッグを組んで北摂地域の日本酒文化を活発にしていくつもりですので、注目してください!!
●5時限目「蔵元グッズをGETだ!ゲーム大会!」の授業




田酒Tシャツ(各サイズ取り揃え)、田酒 前掛け&キャップ、田酒ペアグラス(それぞれ6個入りの箱が山積み!!)
西田社長の出すクイズに正解すると、これら全てのグッズをその場でGETできる!という、今回のオイベント授業の中で最大に盛り上がるコーナーです!!
(しかし毎年、西田社長の太っ腹なグッズ量には、ただただ感謝です!!来年もよろしくお願いします!)

西田社長がマイクで声高らかに問題を出しますが、会場の熱気は最高潮に達して、皆様一斉に「ハイ!ハイ!」と大声で挙手してくれるので、私も誰がいち早く挙手したのか見分けるのに苦労しました!
私の発酵学教室の生徒さんであるお客様や、私が日本酒のあらゆる知識を学んだ大阪国税局室長だった永谷先生の主催する日本酒勉強会で同級生だった某有名大学の先生で、今は常連客でもある方などがこっそりと答えを教えてくれるので、参加者の33人全員が何らかの「田酒グッズ」をGETしていました!
●6時限目「蔵元と思いっきりディスカッションしよう!」の授業
実はこのイベント授業は毎回開催予定授業に入っていたのですが、いつも時間が押してなかなか完璧にできなかったのですが、今回は思い切って時間を掛けられるように意識してやってみました!
するとなんと、このコーナーは意外や意外。5時限目のゲーム大会並みの盛り上がりを見せたのでした!
つまり、「蔵元グッズゲーム大会」が「動」の盛り上がりなら、この「ディスカッション大会」は「静」の盛り上がりといったところでしょうか!?
「静」と言っても、参加者の心の盛り上がりレベルは「動」並みなのです!
「一体どういう事?」と思われた方は、次回11月3日(月・祝)『秀鳳の会』へ参加してもらえれば分かります!
このイベント授業もおそらく『他店の日本酒の会』では開催不可能でしょう!
なぜなら、開催者側が相当な日本酒の知識度(発酵学、歴史学、酒税法 他)を身に付けていなければならないからです。
ただ知識の丸暗記ではなく、それら知識が体の一部となっていないと、参加者のあらゆる角度からの質問に対していろいろな知識の引き出しをすぐに開けて、その質問者が理解できるようにアレンジして即答してあげないといけないからです。
やはり蔵元と言えど基本は「酒造り」なので、それ以外の日本酒知識は薄れている時もあります。
そんな時、蔵元のフォローをすることで蔵元の面子が保たれます。
わざわざお越しくださっている蔵元様に開催者側は絶対に恥をかかせてはいけないと思うのです。
つまり、参加者の質問によるので、蔵元とは一切打ち合わせのできない「完全即興アドリブ」のコーナーなので、「他店の日本酒の会ではなかなか出来ない」と言っているのです。
それ故、私自身が一番ツボにハマった楽しいイベント授業でした!
今回ある参加者の質問で、「田酒は燗にするとより美味しく感じたが、その理由は?」という質問に対し、西田社長は「これは酒友さんの方が上手に説明してくれるでしょう!」と、即 丸投げされた。
そこで私は「酒の旨味成分は温度を上げるとなぜ増大するのか」を理論的に説明し、同じ効果として「焼酎の温割り」がすべての人間ではなく、「特に日本人にとって大変意味のある飲み方である!」という事に例えて詳しくお話ししました。
これは西田社長が分からなかったのではなく、私を信頼してくれているからこそ丸投げしてくれた、いわゆる蔵元との「阿吽の呼吸」である。
こんな感じでいくつかの質問に対し、まず西田社長が答え、少し難しい言葉を使われた時はすかさず私が噛み砕いた言葉でフォローする!という具合で二人で全ての質問に完璧に答えていきました!

日本酒初心者の方がする質問や、高レベルの人がする質問でも、周りで聞いている他の参加者にとって「なるほど、その質問は気が付かなかったけれど、良い質問だ。ぜひ答えを聞きたい!」とか、「そうそう、その質問を私もしてみたかったのだ。答えを聞かせて!」など、周りで聞いているだけで楽しく勉強になる!というイベント授業なのです!!
実際、今回このコーナーをきちんと行うことによって、今まで足りなかった「一体感」がさらに増した気がする!
●「終礼」の時間
ここで、本日の「利き酒大会」の優勝者と本日「田酒12種類」の中でのベスト3とワースト1の発表。
今回、なんと「利き酒大会の全問正解者」は4人もおられた!

優勝者の4人は、田酒キャップ、Tシャツ、前掛けなど、ジャンケンで好きなグッズを分け合いました!
4人の皆様、おめでとうございまーす!!(^^)

さて、最後はやはり本日の特別講師である西田社長に締めて頂きました。

そして、恒例の酒友目での集合写真です。
いつも店前では人数が多くて写真に入りきらないので、今回も一部の参加者だけの集合写真となってしまいました。
今回『田酒の会』を終えて、総評としては、やはり最後の6時限目のイベント授業を充実させてみたことにより、新しい発見がまた見つかりました。
まだまだ日本酒初心者の方と上級者の方が同じ土俵で一緒に楽しめる『日本酒の会』はなかなか難しいかと思いますが、「他店では絶対にできない究極の日本酒の会」を目指し、より一層努力いたしますので、皆様もどんどん参加して頂き、いろいろなご意見をお聞かせください。
さて、次回11月3日(月・祝)は、山形県より「酒米の魔術師蔵・秀鳳」の武田社長が来てくれます!
なかなか「酒米(11種類)だけ変えて、あとはほぼ同じ(精米歩合、酵母、仕込み方)の造りの酒で、各酒米による味の特徴が理解できる会」は他にはありません!
斯く言う私も、これだけ11種類の酒米違いの、蔵元が同じで同じ造りの酒を一挙に飲み比べた記憶がないほど、私にとっても楽しみな会です!
こんな滅多に実現されない会を開催してくれる店「酒友」と知り合えた皆様は、なんと幸せなことか!(笑)
これはもう参加するしかないですね!!
実は、「秀鳳」は一部の「日本酒マニア」の中では絶大な人気蔵で、毎年開催される「雄町サミット大会」では毎回受賞するほどの「雄町を扱わせるとNo.1の蔵元」でもあります。
そんな「秀鳳」をもっと知りたい方、または会に参加してみたい方はココをクリックしてください!よろしく!
(あと残り5席で、受付終了となります。貴重な会を見逃すな!)
そして早くも来年度(平成27年)の『酒友・日本酒学校 蔵元交流会』へ参加して頂ける蔵元様がほとんど確実に決定しましたので、次回のこのブログ「酒友 醸造研究所」で発表しますので、しっかりとチェックしてくださいね!
来年も初参加ながらすでに全国では超注目を浴びて、銘柄によっては入手困難となってきている注目蔵や、安定した人気の実力蔵など、全国さまざまな蔵元様が快く『酒友・日本酒学校』への参加を承諾してくれています!!
“大阪で唯一” 全国の「あのまさか!!」の蔵元も含め、毎月様々な蔵元様を招いての「蔵元交流会」を開催できるのは、「酒友」だけです!!
「他での日本酒の会」はお断りするが、「酒友の日本酒の会」へは参加して頂ける有名蔵が多いのは、「酒友日本酒の会」にはやはりそういう蔵元を惹きつける「蔵元を呼んで、人集めをしているだけの会」とは違った、「やはり酒友では我が蔵の会をする価値がある!」と思わせるモノがあるから、参加して頂けるのだと自負しております。
これからも「気を抜かず、蔵元様の方から「また来年もやりましょう!」と言って頂ける『高い志を持ちながらも参加者全員と蔵元様が一体となり楽しみながら学べる日本酒の会』を目指していきますので、参加者の皆様、蔵元の皆様、よろしくお願い致します。
第6回『日本酒初心者セミナー&知られざる名酒を味わう会』終了レポート
先日9/15(月・祝)に、新しいテーマとなる日本酒の会が終了しました。
この会は酒友が得意とする「酵母違いの酒を楽しむ会」、「純米酒VSアル添酒を飲み比べる会」に続く、新しいテーマの日本酒の会として、これからも酒友の定例会となっていく、記念すべき初会でした。
今回ご用意した“知られざる名酒”は、以下の10種類!


① (岐阜)射美・特別純米(生)<今年関東方面で突如大ブレイクした日本最小蔵の1つ>
② (秋田)新政・雄和 純米<秋田県限定の超希少版。新政の地元酒は超おトク!理由は…>

③ (長野)黒松仙醸・こんな夜に…(山椒魚)純米吟醸おり絡み中取(生)<「こんな夜に」シリーズを入れている酒屋は大阪に一軒もないため希少酒!>
④ (長野)川中島 幻舞・純米大吟醸ハーモニックエモーション<基本「幻舞」に力を入れる酒屋は大阪に一軒もないため希少酒!>

⑤ (長野)今錦・中川村のたま子 特別純米 中取無濾過(生)<大阪には取扱店は一軒もないため希少酒!>
⑥ (福岡)山の寿・山田錦 純米吟醸<大阪では入手が難しいため希少酒となる>

⑦ (鳥取)山陰東郷・純米生もと 雄町 純米吟醸<大阪では取扱店が少ない上にあまり知られていない>
⑧ (佐賀)天吹・裏生もと 雄町 純米吟醸<「天吹」の裏版は出荷量も少なく、知っている人も少ない>

⑨ (岩手)菱屋・山廃純米(馥)<元「田酒」の名杜氏 辻村氏が造るが、大阪では誰も知らない名酒!>
⑩ (東京)十右衛門・中取 純米 無濾過(生)原酒<あの「屋守」蔵の地元専用酒!>
今回はとりあえずこれらの銘柄を取り揃えてみましたが、勿論知っておられる「超マニアックな日本酒ファン」の方もおられるかもしれませんが、大阪に住む「一般レベルの日本酒ファン」の方々にとっては、目が輝くラインナップになったと思います。
特に今回は「ラベルの図柄」にもこだわってみました。
ところで『酒友・日本酒の会』は2種類ありまして、1つは蔵元の社長もしくは杜氏をお招きして開催する『酒友・日本酒学校』。
もう1つは、テーマに合わせた酒を取り揃え、更に日本酒の知識も初歩レベルから徐々に学べるという、「日本酒を味わう会と勉強会」を1つにした、店長が一人で開催する『酒友・日本酒予備校』の2種類です!
今回は勿論2つ目の『酒友・日本酒予備校』の方で、こちらの方も6つの授業(=会を盛り上げるイベント)から構成されます。
●朝礼(会の時は「店長」と言わず、「校長」と言います!)

●1時限目のイベント<日本酒初心者セミナー>

今回は現在の酒税法における「酒類の分類及び定義」について詳しく講義しました。
現在日本にある酒類はすべて「4種類と17品目」に分類され、その17品目が「酒免許」となり、メーカーはその各々の免許を買って酒を造り、販売が可能となります。
ここをしっかり勉強することにより、「樽熟させた麦焼酎とウィスキーの違い」や「果物を原料とした焼酎造りがなぜ禁止されているのか」、「ビールと発泡酒と新ジャンルビールの違い」などが理解できてくるからです!
●2時限目のイベント<正しい利き酒方法を修得するセミナー>

この利き酒方法は、国税庁・種類鑑定官室及び日本醸造試験所や研究所の先生らや職員らが実際にやる利き酒方法です!
(お金で買える利き酒師免許を発行している団体が教える「使えない利き酒方法」とは全くの別物で、利き酒大会など時間制限のあるスピードを要する時は、本当に「実践的且つ正確に利き分けられる」、門外不出の方法なのです!これをマスターすると、勿論ワイン、お茶その他すべてのドリンクに応用可能で、
日常生活でも体現役立ちますよ!)
●3時限目のイベント<この利き酒方法を応用して、実際に利き酒してみよう!>

2時限目で学習した「正しい利き酒方法」を早速応用して、本日の全出品酒10種類を利き酒し、酒質を文字で表して頂きます。
「利き酒」とは、その酒質を「文字や言葉で表す仕事」を言うのです!
それにはコツがあり、やはり最初に教えてもらうには本当に信頼と実績のある人につかないと、いつまでも成長は出来ません!
●4時限目のイベント<利き酒テスト及び本日の出品酒の説明>

「利き酒」して酒質を文字で表してもらった資料をもとに、次は「利き酒テスト」を受けて頂きます。
テストのやり方は、『酒友・日本酒学校(予備校)』に参加して頂けると分かります!

本日の出品酒(10種類)の説明をする酒友店長。
(今回は吹田・木下名酒店の木下社長が、私のお手伝いをしてれました!ちなみに、11月3日(月・祝)『秀鳳(山形)・武田社長を囲む会』は、木下名酒店とコラボするので、阪急「南千里駅」下車1分の所にある「木下名酒店」にも足を運んでみてくださいね!)
●5時限目のイベント(給食&フリータイム)
いよいよここから、本日の出品酒との相性を合わせて考案されたお料理の数々がコース形式で提供されます!
今回のお料理はこれらです!

前菜三種盛り(蓮根きんぴら、ホウレン草としめじのぬた和え、山形産だだ茶豆)

お造り四種盛り(秋刀魚、生鮪、平鯵、鱧の梅肉)

秋鮭の焼きほぐし身サラダ・青じそドレッシング


酒肴八寸
① 秋刀魚の蒲焼き
② 北海道産・本物子持ちししゃも
③ 豆腐で造ったナゲット・タルタルソース
④ 青じそちらし出し巻
⑤ 焼き桜海老と野菜の塩かき揚げ

ハッシュドポテトのナポリピザ風

いなり寿司
続いて、フリータイムで盛り上がっている参加者の模様です!

店長が燗にしてさらに旨味が膨らむ酒を、各々最適にした温度に燗をつけ、サービスしていっています。



参加者皆様は、集中する「日本酒セミナー」、「利き酒大会」などから解放され、水を得た魚のように一気に盛り上がっていきます!!
●6時限目のイベント<利き酒テスト及び本日のベスト・ワーストの発表>
『酒友・日本酒予備校の会』では、4時限目の<利き酒テスト>で全問正解した参加者には全国の酒に関する場で威力を発揮する、いわゆる「水戸黄門の印籠」と同レベルの「酒友・利き酒免許」が授与されます!!
(当店の利き酒テストは全国唎き酒大会レベルにあり、この免許を持てる方は、本当に「お金で買える利き酒師免許」を持つ者など足元にも及ばないほどの実力者の証です!
嘘だと思うなら、一度参加してみてくださいな!
ここまで言っても、そういう輩は参加してきませんが…!)
今回この名誉ある免許を勝ち取った参加者様は、以下の4名です!オメデトー!!


そして終礼を迎えて、本日の授業(酒友・予備校)は終了しました。
最後に一言!!
当店の開催する『日本酒を楽しむ会』(酒友・日本酒学校と予備校)に参加してくださる皆様は本当にごく一般の「日本酒好きの初心者」ばかりで、決して「日本酒マニアックな方達」ではありません!
「利き酒免許」を取得される方は、ほぼ毎回会に参加されて実力と知識を徐々に高めてきた、一部のきちんと努力してきた方々です。
まだ参加されたことのない方も、全然恐れることはないので、「純米酒やアル添酒に囚われず、本当に100%日本酒ワールドを楽しむ純粋な日本酒ファン」の人達と、良き友達関係を作る、軽い気持ちで参加してみてください!
本当に貴方の「日本酒ワールド観」が変わりますよ!!
さて次は、11月3日(月・祝)に開催される、第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む会』の参加者募集です!!
「秀鳳」(秀鳳酒造)について詳しく知りたい方は、ココをクリックしてね!
皆様のご参加、お待ちしております!
特に日本酒に興味を持ち始めた初心者の方に、本当の日本酒の楽しみ方、正しい知識等を身に付けてほしいので、大歓迎いたします!!
「本当に軽い気持ちで、純粋に楽しみたい!」という感じで参加してみてくださいね!
また、「他店のありきたりでつまらない酒の会」に嫌気がさしている、「酒の会に行き慣れた方」も、一度当店の会へ参加してみてください。
必ず満足されると思います!!
皆様からのご連絡、お待ちしております!(^^)
この会は酒友が得意とする「酵母違いの酒を楽しむ会」、「純米酒VSアル添酒を飲み比べる会」に続く、新しいテーマの日本酒の会として、これからも酒友の定例会となっていく、記念すべき初会でした。
今回ご用意した“知られざる名酒”は、以下の10種類!


① (岐阜)射美・特別純米(生)<今年関東方面で突如大ブレイクした日本最小蔵の1つ>
② (秋田)新政・雄和 純米<秋田県限定の超希少版。新政の地元酒は超おトク!理由は…>

③ (長野)黒松仙醸・こんな夜に…(山椒魚)純米吟醸おり絡み中取(生)<「こんな夜に」シリーズを入れている酒屋は大阪に一軒もないため希少酒!>
④ (長野)川中島 幻舞・純米大吟醸ハーモニックエモーション<基本「幻舞」に力を入れる酒屋は大阪に一軒もないため希少酒!>

⑤ (長野)今錦・中川村のたま子 特別純米 中取無濾過(生)<大阪には取扱店は一軒もないため希少酒!>
⑥ (福岡)山の寿・山田錦 純米吟醸<大阪では入手が難しいため希少酒となる>

⑦ (鳥取)山陰東郷・純米生もと 雄町 純米吟醸<大阪では取扱店が少ない上にあまり知られていない>
⑧ (佐賀)天吹・裏生もと 雄町 純米吟醸<「天吹」の裏版は出荷量も少なく、知っている人も少ない>

⑨ (岩手)菱屋・山廃純米(馥)<元「田酒」の名杜氏 辻村氏が造るが、大阪では誰も知らない名酒!>
⑩ (東京)十右衛門・中取 純米 無濾過(生)原酒<あの「屋守」蔵の地元専用酒!>
今回はとりあえずこれらの銘柄を取り揃えてみましたが、勿論知っておられる「超マニアックな日本酒ファン」の方もおられるかもしれませんが、大阪に住む「一般レベルの日本酒ファン」の方々にとっては、目が輝くラインナップになったと思います。
特に今回は「ラベルの図柄」にもこだわってみました。
ところで『酒友・日本酒の会』は2種類ありまして、1つは蔵元の社長もしくは杜氏をお招きして開催する『酒友・日本酒学校』。
もう1つは、テーマに合わせた酒を取り揃え、更に日本酒の知識も初歩レベルから徐々に学べるという、「日本酒を味わう会と勉強会」を1つにした、店長が一人で開催する『酒友・日本酒予備校』の2種類です!
今回は勿論2つ目の『酒友・日本酒予備校』の方で、こちらの方も6つの授業(=会を盛り上げるイベント)から構成されます。
●朝礼(会の時は「店長」と言わず、「校長」と言います!)

●1時限目のイベント<日本酒初心者セミナー>

今回は現在の酒税法における「酒類の分類及び定義」について詳しく講義しました。
現在日本にある酒類はすべて「4種類と17品目」に分類され、その17品目が「酒免許」となり、メーカーはその各々の免許を買って酒を造り、販売が可能となります。
ここをしっかり勉強することにより、「樽熟させた麦焼酎とウィスキーの違い」や「果物を原料とした焼酎造りがなぜ禁止されているのか」、「ビールと発泡酒と新ジャンルビールの違い」などが理解できてくるからです!
●2時限目のイベント<正しい利き酒方法を修得するセミナー>

この利き酒方法は、国税庁・種類鑑定官室及び日本醸造試験所や研究所の先生らや職員らが実際にやる利き酒方法です!
(お金で買える利き酒師免許を発行している団体が教える「使えない利き酒方法」とは全くの別物で、利き酒大会など時間制限のあるスピードを要する時は、本当に「実践的且つ正確に利き分けられる」、門外不出の方法なのです!これをマスターすると、勿論ワイン、お茶その他すべてのドリンクに応用可能で、
日常生活でも体現役立ちますよ!)
●3時限目のイベント<この利き酒方法を応用して、実際に利き酒してみよう!>

2時限目で学習した「正しい利き酒方法」を早速応用して、本日の全出品酒10種類を利き酒し、酒質を文字で表して頂きます。
「利き酒」とは、その酒質を「文字や言葉で表す仕事」を言うのです!
それにはコツがあり、やはり最初に教えてもらうには本当に信頼と実績のある人につかないと、いつまでも成長は出来ません!
●4時限目のイベント<利き酒テスト及び本日の出品酒の説明>

「利き酒」して酒質を文字で表してもらった資料をもとに、次は「利き酒テスト」を受けて頂きます。
テストのやり方は、『酒友・日本酒学校(予備校)』に参加して頂けると分かります!

本日の出品酒(10種類)の説明をする酒友店長。
(今回は吹田・木下名酒店の木下社長が、私のお手伝いをしてれました!ちなみに、11月3日(月・祝)『秀鳳(山形)・武田社長を囲む会』は、木下名酒店とコラボするので、阪急「南千里駅」下車1分の所にある「木下名酒店」にも足を運んでみてくださいね!)
●5時限目のイベント(給食&フリータイム)
いよいよここから、本日の出品酒との相性を合わせて考案されたお料理の数々がコース形式で提供されます!
今回のお料理はこれらです!

前菜三種盛り(蓮根きんぴら、ホウレン草としめじのぬた和え、山形産だだ茶豆)

お造り四種盛り(秋刀魚、生鮪、平鯵、鱧の梅肉)

秋鮭の焼きほぐし身サラダ・青じそドレッシング




酒肴八寸
① 秋刀魚の蒲焼き
② 北海道産・本物子持ちししゃも
③ 豆腐で造ったナゲット・タルタルソース
④ 青じそちらし出し巻
⑤ 焼き桜海老と野菜の塩かき揚げ

ハッシュドポテトのナポリピザ風

いなり寿司
続いて、フリータイムで盛り上がっている参加者の模様です!

店長が燗にしてさらに旨味が膨らむ酒を、各々最適にした温度に燗をつけ、サービスしていっています。






参加者皆様は、集中する「日本酒セミナー」、「利き酒大会」などから解放され、水を得た魚のように一気に盛り上がっていきます!!
●6時限目のイベント<利き酒テスト及び本日のベスト・ワーストの発表>
『酒友・日本酒予備校の会』では、4時限目の<利き酒テスト>で全問正解した参加者には全国の酒に関する場で威力を発揮する、いわゆる「水戸黄門の印籠」と同レベルの「酒友・利き酒免許」が授与されます!!
(当店の利き酒テストは全国唎き酒大会レベルにあり、この免許を持てる方は、本当に「お金で買える利き酒師免許」を持つ者など足元にも及ばないほどの実力者の証です!
嘘だと思うなら、一度参加してみてくださいな!
ここまで言っても、そういう輩は参加してきませんが…!)
今回この名誉ある免許を勝ち取った参加者様は、以下の4名です!オメデトー!!




そして終礼を迎えて、本日の授業(酒友・予備校)は終了しました。
最後に一言!!
当店の開催する『日本酒を楽しむ会』(酒友・日本酒学校と予備校)に参加してくださる皆様は本当にごく一般の「日本酒好きの初心者」ばかりで、決して「日本酒マニアックな方達」ではありません!
「利き酒免許」を取得される方は、ほぼ毎回会に参加されて実力と知識を徐々に高めてきた、一部のきちんと努力してきた方々です。
まだ参加されたことのない方も、全然恐れることはないので、「純米酒やアル添酒に囚われず、本当に100%日本酒ワールドを楽しむ純粋な日本酒ファン」の人達と、良き友達関係を作る、軽い気持ちで参加してみてください!
本当に貴方の「日本酒ワールド観」が変わりますよ!!
さて次は、11月3日(月・祝)に開催される、第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む会』の参加者募集です!!
「秀鳳」(秀鳳酒造)について詳しく知りたい方は、ココをクリックしてね!
●第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む蔵元交流会』
【日時】 平成26年 11月3日(月・祝) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 6,500円(税込)<要予約!店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【持ち物】 筆記用具
【特典】
今回の「秀鳳の会」にご参加頂いた方は、次回12月6日(土)の「而今の会」へ優先割引価格で、優先的にご参加頂けます。
【日時】 平成26年 11月3日(月・祝) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 6,500円(税込)<要予約!店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【持ち物】 筆記用具
【特典】
今回の「秀鳳の会」にご参加頂いた方は、次回12月6日(土)の「而今の会」へ優先割引価格で、優先的にご参加頂けます。
皆様のご参加、お待ちしております!
特に日本酒に興味を持ち始めた初心者の方に、本当の日本酒の楽しみ方、正しい知識等を身に付けてほしいので、大歓迎いたします!!
「本当に軽い気持ちで、純粋に楽しみたい!」という感じで参加してみてくださいね!
また、「他店のありきたりでつまらない酒の会」に嫌気がさしている、「酒の会に行き慣れた方」も、一度当店の会へ参加してみてください。
必ず満足されると思います!!
皆様からのご連絡、お待ちしております!(^^)
蔵元探訪レポート「秀鳳」(山形)
平成25年(2013年)8月に山形県山形市にある「秀鳳酒造」へ蔵探訪してきました。
秀鳳酒造場は、蔵王連邦の麓に位置する山家町に、明治24年より初代・武田正五郎が創設する。

武田荘一社長(左)と相田勝之杜氏(右)が迎えてくれました。
蔵は細い道を挟んで左右に分かれていて、一方が酒造場、もう一方が火入れ場、瓶詰め場、冷蔵貯蔵庫、出荷場となっていました。

酒造場へ入ってすぐの光景。

火入れ場(火入れはすべて「瓶燗」です!)と瓶詰め場

出荷場(この奥に火入れ場、瓶詰め場、貯蔵庫があります)
到着早々、武田荘一社長と相田勝之杜氏が出迎えてくれました。
まず蔵の事務所へ案内され、「秀鳳」についていろいろとお話を聞かせて頂きました。
特に驚かされたことは、造りのワンシーズンで、なんと山形の酒米(出羽燦々、出羽の里、つや姫、玉苗、亀の尾 他)を中心に、全国の酒米(山田錦、雄町、美山錦、八反、恋おまち、山田穂、愛山 他)など、大体13種類くらいの酒米を使い分け、仕込むという事だ!
こんなに多種多様の酒米を使う蔵を、私は他に知らない!

左より、恋おまち(広島)、つや姫(山形最新のブランド米)、出羽燦々(山形を代表する酒米)、愛山(兵庫)、備前雄町(岡山)、山田錦(兵庫)、亀の尾(山形)、美山錦(開発地は長野だが、山形産の物を使用)。
ここにある酒は「秀鳳」のほんの一部なのだ!
話を聞くと、武田社長(63才)は、東京農大、滝野川試験所を経て蔵に入り、1991年に社長に就任すると、様々な米の個性を生かした酒を造ることで販売を拡大してきたそうだ。
また武田社長は、古くから続く「杜氏制度」を廃止して、年間雇用の杜氏を持つことにより、冬場だけの杜氏ではなく、常に社長とコミュニケーションが図れるようにした。
そこで抜擢された杜氏が、当時入社12年目だった相田氏であった。
相田杜氏は今や45歳となるベテラン杜氏だが、当時を振り返ると「雄町米のように割れやすく扱いにくい米もあったりと、正直言って大変だったが、造りを通して様々な米の特性に触れることで、腕が鍛えられた」と胸を張る。
「秀鳳」の25BYの石数は816石で、相田杜氏他5名でこれだけ多品酒の米を扱うのはここらが限界らしく、これからまた違った米を扱うときは、取り扱い品種のどれかをやめて対応していくらしい。
とにかく武田氏が社長に就任してから、相田杜氏と共に様々な酒米に触れ、その度技術を高めてきたことが、ここ最近の「秀鳳」の酒造りの土台を築いてきたというのは揺るぎない事実であると思う!
それでは、酒造場の紹介をしていきます。

酒造場に入ってすぐ右側には、昔使っていた三増酒のでかいタンクが残っています。

酒造場の一番奥に精米機があります。
秀鳳蔵は「愛山」以外の米は全て「自家製米」している!

ここが原料処理場です。

酒造場の中央辺りに蒸米器があり、すぐ横には放冷機が見えます。

武田社長と相田杜氏が設計した麹室。
完成当初は壁に断熱材を入れていたが、結露に悩まされ撤去。
プレートヒーター導入後はトラブルもなくなった。

ここが秀鳳自慢の枯らし場。
杉材をふんだんに使用して、十分な数の棚が設けてあり、抜群の使い勝手なのだ!

ここが酒母室。
主に各種山形酵母(KA-1、YK901-11、YK-0107など)を使用する。
秀鳳凰では麹を突き破精型に仕上げ、枯らし期間をやや短くすることで、酒母や醪の段階で米を適度に溶かし、グルコースとアミノ酸を溶出して、きれいな旨味を表現する。
もと造りにおいては、酒母日数を12日とやや早めにして、醪内の酵母菌の働きのピークを敢えて初期発酵に持ってくることで、山形酵母の特徴である軽快な香りの酒質を引き出す。

秀鳳の特徴の一つは、この「赤い仕込みタンク」である。
一回の仕込みが1.5tで、2日で1本仕上げていく「半仕舞」仕込みである。(因みに1日1本仕込むことを「日仕舞」という)

ちょっと逆光で見にくいが、「ヤブタ式」で搾られる。
勿論出品酒などは「雫取り」をする。

その「雫取り」された酒は、この「斗瓶」で保管される。
このようにして、吟醸王国・山形県らしい気品ある香りと味わいを併せ持つと共に、多品種の酒米の個性を豊かに表現した唯一無二の「秀鳳」たる品質を維持し続けているのだ!!
さて、ここまで読んでくれた読者の皆様、ぜひ多品種の酒米でいろいろと造られる全種類の「秀鳳酒」を飲みたくなってきたでしょう!?
ということで、酒友が11月3日(月・祝)に秀鳳の武田社長にわざわざ山形よりお越し頂き、その際ほぼ全種類の酒も持って来てくださるようお願いして、第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む蔵元交流会』をご用意いたしましたので、ぜひ参加してくださいね!!
それでは只今より、『秀鳳の会』の参加募集を始めます。
どんどんお電話してきてネ!!
秀鳳酒造場は、蔵王連邦の麓に位置する山家町に、明治24年より初代・武田正五郎が創設する。


武田荘一社長(左)と相田勝之杜氏(右)が迎えてくれました。
蔵は細い道を挟んで左右に分かれていて、一方が酒造場、もう一方が火入れ場、瓶詰め場、冷蔵貯蔵庫、出荷場となっていました。

酒造場へ入ってすぐの光景。


火入れ場(火入れはすべて「瓶燗」です!)と瓶詰め場

出荷場(この奥に火入れ場、瓶詰め場、貯蔵庫があります)
到着早々、武田荘一社長と相田勝之杜氏が出迎えてくれました。
まず蔵の事務所へ案内され、「秀鳳」についていろいろとお話を聞かせて頂きました。
特に驚かされたことは、造りのワンシーズンで、なんと山形の酒米(出羽燦々、出羽の里、つや姫、玉苗、亀の尾 他)を中心に、全国の酒米(山田錦、雄町、美山錦、八反、恋おまち、山田穂、愛山 他)など、大体13種類くらいの酒米を使い分け、仕込むという事だ!
こんなに多種多様の酒米を使う蔵を、私は他に知らない!

左より、恋おまち(広島)、つや姫(山形最新のブランド米)、出羽燦々(山形を代表する酒米)、愛山(兵庫)、備前雄町(岡山)、山田錦(兵庫)、亀の尾(山形)、美山錦(開発地は長野だが、山形産の物を使用)。
ここにある酒は「秀鳳」のほんの一部なのだ!
話を聞くと、武田社長(63才)は、東京農大、滝野川試験所を経て蔵に入り、1991年に社長に就任すると、様々な米の個性を生かした酒を造ることで販売を拡大してきたそうだ。
また武田社長は、古くから続く「杜氏制度」を廃止して、年間雇用の杜氏を持つことにより、冬場だけの杜氏ではなく、常に社長とコミュニケーションが図れるようにした。
そこで抜擢された杜氏が、当時入社12年目だった相田氏であった。
相田杜氏は今や45歳となるベテラン杜氏だが、当時を振り返ると「雄町米のように割れやすく扱いにくい米もあったりと、正直言って大変だったが、造りを通して様々な米の特性に触れることで、腕が鍛えられた」と胸を張る。
「秀鳳」の25BYの石数は816石で、相田杜氏他5名でこれだけ多品酒の米を扱うのはここらが限界らしく、これからまた違った米を扱うときは、取り扱い品種のどれかをやめて対応していくらしい。
とにかく武田氏が社長に就任してから、相田杜氏と共に様々な酒米に触れ、その度技術を高めてきたことが、ここ最近の「秀鳳」の酒造りの土台を築いてきたというのは揺るぎない事実であると思う!
それでは、酒造場の紹介をしていきます。

酒造場に入ってすぐ右側には、昔使っていた三増酒のでかいタンクが残っています。

酒造場の一番奥に精米機があります。
秀鳳蔵は「愛山」以外の米は全て「自家製米」している!

ここが原料処理場です。


酒造場の中央辺りに蒸米器があり、すぐ横には放冷機が見えます。

武田社長と相田杜氏が設計した麹室。
完成当初は壁に断熱材を入れていたが、結露に悩まされ撤去。
プレートヒーター導入後はトラブルもなくなった。

ここが秀鳳自慢の枯らし場。
杉材をふんだんに使用して、十分な数の棚が設けてあり、抜群の使い勝手なのだ!

ここが酒母室。
主に各種山形酵母(KA-1、YK901-11、YK-0107など)を使用する。
秀鳳凰では麹を突き破精型に仕上げ、枯らし期間をやや短くすることで、酒母や醪の段階で米を適度に溶かし、グルコースとアミノ酸を溶出して、きれいな旨味を表現する。
もと造りにおいては、酒母日数を12日とやや早めにして、醪内の酵母菌の働きのピークを敢えて初期発酵に持ってくることで、山形酵母の特徴である軽快な香りの酒質を引き出す。

秀鳳の特徴の一つは、この「赤い仕込みタンク」である。
一回の仕込みが1.5tで、2日で1本仕上げていく「半仕舞」仕込みである。(因みに1日1本仕込むことを「日仕舞」という)

ちょっと逆光で見にくいが、「ヤブタ式」で搾られる。
勿論出品酒などは「雫取り」をする。

その「雫取り」された酒は、この「斗瓶」で保管される。
このようにして、吟醸王国・山形県らしい気品ある香りと味わいを併せ持つと共に、多品種の酒米の個性を豊かに表現した唯一無二の「秀鳳」たる品質を維持し続けているのだ!!
さて、ここまで読んでくれた読者の皆様、ぜひ多品種の酒米でいろいろと造られる全種類の「秀鳳酒」を飲みたくなってきたでしょう!?
ということで、酒友が11月3日(月・祝)に秀鳳の武田社長にわざわざ山形よりお越し頂き、その際ほぼ全種類の酒も持って来てくださるようお願いして、第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む蔵元交流会』をご用意いたしましたので、ぜひ参加してくださいね!!
それでは只今より、『秀鳳の会』の参加募集を始めます。
どんどんお電話してきてネ!!
●第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む蔵元交流会』
【日時】 平成26年 11月3日(月・祝) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 6,500円(税込)<要予約!店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【日時】 平成26年 11月3日(月・祝) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 6,500円(税込)<要予約!店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【酒友・日本酒の会 終了レポート】「黒龍」!!
先日、初開催となった黒龍蔵元の会が終了いたしました!
基本的に一般による蔵見学や蔵元の会は一切受け付けない蔵元なので、流石の私も少々緊張気味でスタートしました。
水野社長は黙っていると中尾彬のようで少し怖い感じがするのですが、お話しを始めるととても話し上手でにこやかで、人懐っこい笑顔をされる、大変紳士的な社長でした!
このギャップが「黒龍ファン」にさせる一つの要因でもあると思います。

まず、開催一週間前に「黒龍酒」と「蔵元グッズ」を送って頂きました。

理由があって、お酒は必ず一週間前に届けてもらいます!

今回の「黒龍の会・出品酒」は、ほぼ全種類となる12種類!

① 石田屋・純米大吟醸(本来は11月出荷です)
② 二左衛門・純米大吟醸(本りは11月出荷です)

③ 八十八号・大吟醸(出品酒と同タンク酒。11月出荷分)
④ しずく・大吟醸(雫取りした大吟醸。6月、11月出荷)

⑤ 九頭龍・大吟醸(燗にして美味い大吟醸として開発される)
⑥ いっちょらい・吟醸(黒龍の定番吟醸酒)

⑦ 逸品(黒龍の最もスタンダードとなる酒。水野社長曰く、「良い蔵とは、スタンダード酒が美味いものだ!」確かに、十四代、鳳凰美田、磯自慢、鍋島など全部その通りである!)
⑧ 垂れ口(実は水野社長一番のおすすめ酒!「熟成させるとさらに美味くなる」と)

⑨ 吟十八号(蔵で18番目のタンクを仕込む頃、安定した酒造りとなる、という事より。4月出荷)
⑩ 純吟三十八号(春先に造られた酒は熟成を経て味が深まる秋頃に出荷)
⑪ 龍・大吟醸と⑫純米吟醸は写真を撮り忘れてしまいました(>_<)
今回水野社長に無理を言って送ってもらった「黒龍グッズ」の品々!


「黒龍の前掛け」!

店長の一番のお気に入りの「黒龍Tシャツ」。左袖口に黒龍の石田屋ロゴ入り!

黒龍・白磁の利き猪口と石田屋ロゴマーク入り大吟グラス。

黒龍・布製ミニトートバッグと、「龍マーク」入りバンダナ(水野社長も蔵入りする時、いつも愛用されています)
それでは、早速かいの模様を紹介していきます!
「酒友・日本酒学校」は、いつも言っているように『蔵元交流会』を学校形式に置き換え、6時限までの授業を、会を盛り上げる6つのイベントとしたものを組み込んだ、日本で唯一の「蔵元交流会」です!!
【朝礼】

まずは校長(酒友店長)のご挨拶。

続いて、本日の特別講師「黒龍蔵元」水野直人社長のご挨拶。
【1時限目】「酒友式・正しい利き酒方法を修得する」授業

まずは校長による、正しい利き酒方法のセミナーからです。

水野社長も聞いてくれています。
【2時限目】「正しい利き酒方法を使って黒龍の酒を利き酒してみよう!」の授業

参加者の皆様、真剣に利き酒しております!
【3時限目】「利き酒テスト」の授業

「酒友・日本酒学校」の常連様は、会がスムーズに進行するように気を利かせて自分の周りの参加者へ日本酒を注いで回って入れています。
【4時限目】「蔵元による本日の出品酒説明と給食及びフリータイム」スタート!

水野社長の音頭で「乾杯」!

水野社長より直々にお酒の説明です!
そしてこれが、黒龍の酒質に合わせて店長お得意の「酒友式・料理と日本酒の相性理論」を駆使して考案したお料理です!

① 前菜三種(小浜市・茄子の含め煮、和泉村の穴馬スイートコーン旨煮、永平寺味噌のなめ味噌)

② 若狭のお造り四種(ヒラアジ、ブリ、あおりいか、岩牡蠣)

③ 永平寺厚揚げ豆腐の和風だしホワイトソースのグラタン

④ 福井産・野菜とキノコの青じそドレッシングサラダ

⑤ 酒肴八寸(若狭レンコ鯛の昆布〆笹漬け風、敦賀の鯛カマ板わさ、焼きへしこ、永平寺焼き厚揚げ生姜醤油、越前カニ身の出し巻、和牛ミンチカツ)

⑥ 福井、華越前米のばら寿司おにぎり
⑦ 越前おろしそばの永平寺焼き薄揚げ入り(写真を撮り忘れました…)
そして料理がコース形式で提供されると同時に、水野社長には各テーブルに入ってもらい、黒龍ファンである参加者と直接お話しして頂きました!


参加者も水野社長も一緒になって楽しそうに盛り上がりつつあります!!
【5時限目】「蔵元とディスカッションしよう」の授業
※「給食及びフリータイム」は続きますが、途中5時限目のイベントがスタート!

蔵元と参加者がいろいろとディスカッションできるように、店長がアドリブでアクションを起こし、更に盛り上がっていくよう画策してきます!

ここで水野社長が「石田屋ラベルの秘密」について語ってくれました!
なんと、ラベルを剥がして光に当てると、ラベルの下に「龍」という透かしが入っているのです!!
これは黒龍・石田屋の偽造防止のためにやっているそうです!!
(相当な「黒龍ファン」の人達でも、この事実は知らなかったでしょう!!)
参加者の方々は皆写真撮りまくりでした!(笑)
【6時限目】「蔵元グッズ争奪戦ゲーム&利き酒優勝者発表」の授業
いよいよこのイベントで最大の盛り上がりを見せます!
他の日本酒の会では絶対に体感できない、「蔵元と参加者全員が一体となる、最高の充実感」が味わえます!!

水野社長が問題を出し、分かった方は挙手して答えて頂きます!

どうやらこちらの参加者(新婚の黒木君!)は、「黒龍・吟醸グラスセット」をGETしたようですネ!

次のゲームは水野社長とのジャンケン大会です!
【終礼】

最後は水野社長のご挨拶で終了となりました!
この時、参加者の皆様から「来年も!!」コールが湧き上がりました。
この時点では水野社長は「まあ考えておきます」という返答でしたが、翌日、私が昨日のお礼を言うために社長をお電話したところ、水野社長から「来年も良かったら開催しましょう!」と言ってくださいました!
水野社長、本当にありがとうございます。
メディアにほとんど露出されないため、今回の会で黒龍の見えなかった面が参加者とこのブログの読者の皆さんにはよく分かったと思います!
やはり黒龍は「社長を筆頭に、とても素晴らしい蔵元だった!!」という事実が!!

最後に別れを惜しむ参加者と水野社長とで、店の前で記念撮影!
と言う感じで、「黒龍・水野社長を囲む会2014」は終了いたしましたが、水野社長のご厚意で、来年も開催されることが決定しましたので、今年参加できなかった方は、ぜひ来年を期待してくださいね!
さてさて、「酒友・日本酒学校 蔵元を囲む会」も終盤になって、BIGな蔵元が続きます!
10月4日(土)には、第23回『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む会』を、昨年に引き続き開催いたします!!
あと、残席は、初めて「酒友日本酒の会」へ参加してみようと思われる「新規参加者様のためのお席」を若干ご用意しておりますので、まずはお気軽にお電話してみてくださいね!
(昨年の『田酒の会』の模様は、コチラをクリックしてください!)
基本的に一般による蔵見学や蔵元の会は一切受け付けない蔵元なので、流石の私も少々緊張気味でスタートしました。
水野社長は黙っていると中尾彬のようで少し怖い感じがするのですが、お話しを始めるととても話し上手でにこやかで、人懐っこい笑顔をされる、大変紳士的な社長でした!
このギャップが「黒龍ファン」にさせる一つの要因でもあると思います。


まず、開催一週間前に「黒龍酒」と「蔵元グッズ」を送って頂きました。

理由があって、お酒は必ず一週間前に届けてもらいます!

今回の「黒龍の会・出品酒」は、ほぼ全種類となる12種類!

① 石田屋・純米大吟醸(本来は11月出荷です)
② 二左衛門・純米大吟醸(本りは11月出荷です)

③ 八十八号・大吟醸(出品酒と同タンク酒。11月出荷分)
④ しずく・大吟醸(雫取りした大吟醸。6月、11月出荷)

⑤ 九頭龍・大吟醸(燗にして美味い大吟醸として開発される)
⑥ いっちょらい・吟醸(黒龍の定番吟醸酒)

⑦ 逸品(黒龍の最もスタンダードとなる酒。水野社長曰く、「良い蔵とは、スタンダード酒が美味いものだ!」確かに、十四代、鳳凰美田、磯自慢、鍋島など全部その通りである!)
⑧ 垂れ口(実は水野社長一番のおすすめ酒!「熟成させるとさらに美味くなる」と)

⑨ 吟十八号(蔵で18番目のタンクを仕込む頃、安定した酒造りとなる、という事より。4月出荷)
⑩ 純吟三十八号(春先に造られた酒は熟成を経て味が深まる秋頃に出荷)
⑪ 龍・大吟醸と⑫純米吟醸は写真を撮り忘れてしまいました(>_<)
今回水野社長に無理を言って送ってもらった「黒龍グッズ」の品々!


「黒龍の前掛け」!

店長の一番のお気に入りの「黒龍Tシャツ」。左袖口に黒龍の石田屋ロゴ入り!


黒龍・白磁の利き猪口と石田屋ロゴマーク入り大吟グラス。

黒龍・布製ミニトートバッグと、「龍マーク」入りバンダナ(水野社長も蔵入りする時、いつも愛用されています)
それでは、早速かいの模様を紹介していきます!
「酒友・日本酒学校」は、いつも言っているように『蔵元交流会』を学校形式に置き換え、6時限までの授業を、会を盛り上げる6つのイベントとしたものを組み込んだ、日本で唯一の「蔵元交流会」です!!
【朝礼】

まずは校長(酒友店長)のご挨拶。

続いて、本日の特別講師「黒龍蔵元」水野直人社長のご挨拶。
【1時限目】「酒友式・正しい利き酒方法を修得する」授業

まずは校長による、正しい利き酒方法のセミナーからです。

水野社長も聞いてくれています。
【2時限目】「正しい利き酒方法を使って黒龍の酒を利き酒してみよう!」の授業


参加者の皆様、真剣に利き酒しております!
【3時限目】「利き酒テスト」の授業

「酒友・日本酒学校」の常連様は、会がスムーズに進行するように気を利かせて自分の周りの参加者へ日本酒を注いで回って入れています。
【4時限目】「蔵元による本日の出品酒説明と給食及びフリータイム」スタート!


水野社長の音頭で「乾杯」!


水野社長より直々にお酒の説明です!
そしてこれが、黒龍の酒質に合わせて店長お得意の「酒友式・料理と日本酒の相性理論」を駆使して考案したお料理です!

① 前菜三種(小浜市・茄子の含め煮、和泉村の穴馬スイートコーン旨煮、永平寺味噌のなめ味噌)


② 若狭のお造り四種(ヒラアジ、ブリ、あおりいか、岩牡蠣)

③ 永平寺厚揚げ豆腐の和風だしホワイトソースのグラタン

④ 福井産・野菜とキノコの青じそドレッシングサラダ

⑤ 酒肴八寸(若狭レンコ鯛の昆布〆笹漬け風、敦賀の鯛カマ板わさ、焼きへしこ、永平寺焼き厚揚げ生姜醤油、越前カニ身の出し巻、和牛ミンチカツ)

⑥ 福井、華越前米のばら寿司おにぎり
⑦ 越前おろしそばの永平寺焼き薄揚げ入り(写真を撮り忘れました…)
そして料理がコース形式で提供されると同時に、水野社長には各テーブルに入ってもらい、黒龍ファンである参加者と直接お話しして頂きました!




参加者も水野社長も一緒になって楽しそうに盛り上がりつつあります!!
【5時限目】「蔵元とディスカッションしよう」の授業
※「給食及びフリータイム」は続きますが、途中5時限目のイベントがスタート!

蔵元と参加者がいろいろとディスカッションできるように、店長がアドリブでアクションを起こし、更に盛り上がっていくよう画策してきます!

ここで水野社長が「石田屋ラベルの秘密」について語ってくれました!
なんと、ラベルを剥がして光に当てると、ラベルの下に「龍」という透かしが入っているのです!!
これは黒龍・石田屋の偽造防止のためにやっているそうです!!
(相当な「黒龍ファン」の人達でも、この事実は知らなかったでしょう!!)
参加者の方々は皆写真撮りまくりでした!(笑)
【6時限目】「蔵元グッズ争奪戦ゲーム&利き酒優勝者発表」の授業
いよいよこのイベントで最大の盛り上がりを見せます!
他の日本酒の会では絶対に体感できない、「蔵元と参加者全員が一体となる、最高の充実感」が味わえます!!


水野社長が問題を出し、分かった方は挙手して答えて頂きます!

どうやらこちらの参加者(新婚の黒木君!)は、「黒龍・吟醸グラスセット」をGETしたようですネ!

次のゲームは水野社長とのジャンケン大会です!
【終礼】

最後は水野社長のご挨拶で終了となりました!
この時、参加者の皆様から「来年も!!」コールが湧き上がりました。
この時点では水野社長は「まあ考えておきます」という返答でしたが、翌日、私が昨日のお礼を言うために社長をお電話したところ、水野社長から「来年も良かったら開催しましょう!」と言ってくださいました!
水野社長、本当にありがとうございます。
メディアにほとんど露出されないため、今回の会で黒龍の見えなかった面が参加者とこのブログの読者の皆さんにはよく分かったと思います!
やはり黒龍は「社長を筆頭に、とても素晴らしい蔵元だった!!」という事実が!!

最後に別れを惜しむ参加者と水野社長とで、店の前で記念撮影!
と言う感じで、「黒龍・水野社長を囲む会2014」は終了いたしましたが、水野社長のご厚意で、来年も開催されることが決定しましたので、今年参加できなかった方は、ぜひ来年を期待してくださいね!
さてさて、「酒友・日本酒学校 蔵元を囲む会」も終盤になって、BIGな蔵元が続きます!
10月4日(土)には、第23回『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む会』を、昨年に引き続き開催いたします!!
あと、残席は、初めて「酒友日本酒の会」へ参加してみようと思われる「新規参加者様のためのお席」を若干ご用意しておりますので、まずはお気軽にお電話してみてくださいね!
(昨年の『田酒の会』の模様は、コチラをクリックしてください!)
酒友・日本酒の会【終了レポート(後編)】&【田酒の会お知らせ】!!
それでは、会に参加された方々が楽しんでいる様子や、今期のお料理などをご紹介していきます!
●1時限目:日本酒初心者セミナー
今回は、
① 酒造りのどの工程で、グルコース、アミノ酸、有機酸類 他が生成されてくるのか?
② 酒税法上における日本酒のランクの酒類とその規定について
以上2点に絞って、徹底的に深く詳しく、しかも理解しやすくなるようプリント4枚にまとめ、参加者の皆様にお勉強して頂きました。

●2時限目:実践的な本当の利き酒法を学ぶ
よくお金で買える「利き酒師免許」を持った、自分手は「利き酒師」と思い込んでいる方々に利き酒をして頂くと、そのお酒の香味からイメージした物をズラリと神に書き並べるだけの方が多い。
こんな事をしていると、実際の大会ではタイムアウトになるし、人の味覚・嗅覚はすぐにボケ始めやすいため、数多くの酒を利く時は、的確なポイントを押さえたスピーディーで実践的な方法が要求されます。
という事で、こちらは実際に私自身が数多くの大会に出場して入賞・優勝をしてきた、本物の実践的な利き酒方法を学ぶセミナーです。
この利き酒方法は、国税局鑑定官室の方々が実際にしている利き酒方法を、「4つのポイント」に集約した、「実践的利き酒方法」で、日本酒初心者の方でも一度学習するとその日からスグに応用できます!!
この「本当の利き酒方法」ノセミナーは、毎月開催している『酒友・日本酒の会』で毎回レクチャーしていますので、是非一度参加してみてくださいね!

●3時限目:「酒友式・利き酒方」を使って、今回の出品酒を利いてみよう
今回のテーマは、「純米酒VSアル添酒」です。
私のように、「純米酒だろうがアル添酒だろうが、美味けりゃOK!更に安ければ尚OK!」と思っている方ならば、このブラインド試飲会は楽しくて仕方ないハズ!
今回の参加者の多くは、「本当に日本酒は純米酒に限るのか?」と疑問を持ている方々なので、ブラインドで銘柄が分からないようになっている数々の酒の中で、自分が「これが美味い!」と思った酒が果たして純米 or アル添なのか分からないので、結果発表はドキドキだったのでは…!?

●4時限目:利き酒テスト
今回9種類の出品酒を使って「利き酒テスト」を実施しました。
はたして、2時限目で本当の利き酒方法を学んだことが、どれだけ応用できるのか楽しみです!
今回、全問正解者の方へは、酒友認定の『利き酒免許』がプレゼントされます!
さて、「お金で買える利き酒免許」を持っている方と、酒友式・利き酒方を身に付けた方だけが所有できる「酒友・利き酒免許」を持っている方では、どちらが能力は上でしょうかね…?
●5時限目:今回の出品酒との相性を合わせて考案されたお料理&フリータイム
ここからはベールに包まれていた酒の銘柄が明かされ、それらに合わせた数々のお料理がコース形式で提供されるフリータイムの始まりです!
日本酒セミナーや利き酒テストなどで集中して緊張していた参加者たちが一挙に開放され、打ち解けて、参加者全員が一体となっていきます!!
これが「他の日本酒の会」では絶対に体験できない、「酒友オリジナル日本酒の会」最大の特徴です!

次に、本日のお料理です。
① 前菜三種(鯵のなめろう、いか塩辛、鱧梅肉)

② お造り四種(さざえ造り、かんぱち、サーモン、まぐろ)

③ 牡蠣フライのトマトソースかけチーズグラタン

④ フレッシュ野菜のツナとBエッグのゴマダレドレッシング

⑤ 酒肴八寸(鰯の蒲焼き、肉じゃがコロッケ、アーサー出し巻、丹波の黒枝豆、タコの唐揚げ、豚角煮)

⑥ ジャコと大葉の混ぜおにぎり

⑦ 冷製ソーメン

●6時限目:利き酒テスト優勝者の発表
今回「利き酒テスト」で全問正解されて、『酒友・利き酒免許(二級)』を手にした方は、5人もおらました!
おめでとうございます!!
(ちなみに『酒友・利き酒免許』には3ランクあり、二級、一級、師範と、優勝を重ねていかないと上には上がれないシステムになっています!)





さてさて、次回は、先月8月30日(土)に終了した、大阪の個人店としては初開催となったm、『第22回 黒龍(福井)水野直人社長を囲む蔵元交流会』の模様をお伝えします!
この会も定員になり、今までにない盛り上がりを見せました!!
会の終了後、参加者全員からの「来年も!」というラブコールに対して、当初水野社長は「まあ、日にちが合えば…」というご回答でした。
水野社長は日本酒の有名雑誌からの取材要求があってもお断りするらしい。(実際に世間の有名蔵の中で「黒龍」だけはほとんど載っていない!)
もちろん蔵見学や、まして個人店レベルの酒の会など、すべて「NO」である。
これは決して恰好をつけているわけではなく、酒造りに集中して本当に品質の良い酒を造っていれば、日本酒を愛する人は分かってくれる!
そんな事に乗る必要はないし、基本的に嫌いなのでだ。
水野社長自身が本当に「大切な事、必要な事」と思った時にだけ、聞く耳を持ってくださるようである。
そんな水野社長へ、翌日会のお礼をお伝えするためお電話すると、なんと社長自ら「来年もよかったらやりましょう。もし自分がいけなくても、蔵の誰かを行かせます。」と言ってくださいました!!
私としてはお礼を言う中で、「またいつか宜しくお願い致します。」とお伝えするつもりでしたが、まさか社長の方からこんなお言葉を頂けるとは思っていなかったので、本当に感激でした!!
私なりに、何か社長の心を動かせたのか考えてみました。
普段から黒龍グラスを使っていたから…?
黒龍の酒質に合わせて地元の食材を合わせる時、通常は日本海の魚介を合わせるのは当たり前だが、蔵元のある永平寺の特産物も多く使用した事が良かったのか…?(確かに、社長に料理メニューを説明する時、「永平寺の特産物もアレンジして使っています!」と言うと、笑顔を見せて下さいました)
もしくは、この会のプラン構成が良かったのか…?
などいろいろと考えましたが、やはり他の会と違って、参加者(今回はMAXの33人)の全員が、誰一人としてポツリとする事なく、本当に全員が一体となり、水野社長と黒龍の酒を中心にし、最大の盛り上がりを見せたことによるものだと思います。
それで社長も蔵に戻ってからこの会を振り返ってみて、「黒龍の酒が、あの日初めて会った人同士をあれほど一体化させた。これはとても大切なことである!」と判断して下さったからだろう。
あの水野社長自ら「来年もやりましょう」と言って下さった事により、私自身が参加したくなるような日本酒の会として、この「酒友・日本酒学校」を考案し、幾度の改良を加えて開催してきましたが、さらに「自身が確信」に変わりました!
よく考えると、田酒蔵、獺祭蔵、雅山流蔵、東洋美人蔵を始め、今までお招きした蔵元は ほぼ全部「もし来年もお願いしたらOKですか?」とお尋ねすると、「OKですよ!」と言って下さいました。
本当に有り難い事です!!
これからもお招きする一蔵一蔵、気を抜かずに、その蔵元の酒が持っているパフォーマンスを100%アピールできる、楽しく、美味しく味わえる会を目指していきますので、これからもどうぞ「酒友・日本酒の会」をよろしくお願い致します!!
ということで、9月の「酒友・日本酒の会」は、9月15日(月・祝)『日本酒初心者セミナー&知られざる名酒と一期一会の超限定酒を楽しむ会』です!
この会は、実力があり美味い酒を造っているが意外と知られていない蔵元であったり、雑誌にはよく紹介されているのに大阪ではまだ取り扱い店がなくなかなか飲めない酒、有名蔵がとにかく試験的に一度造ってみました!というような試験醸造酒など、今飲んでおかないと今度はいつ飲めるのか、「?」マークが付く酒などを「純米酒」、「アル添酒」関係なく約10種類集め、ブラインドテイスティングしながら、参加者全員で美味しい順に順番を付けてみよう!という、楽しい会です。
もちろん、それらのお酒に関する初心者レベルの「お酒のセミナー」と、お酒をテイスティングする時の本当の利き酒のやり方等を教える「利き酒方法修得セミナー」も同時開催!
楽しみながら日本酒の基礎と本当の実践利き酒方法を学び、応用して、実際に貴重で珍しい日本酒を味わってみる!という、とても理にかなった日本酒の会です。
キャンセルなどで若干空席がございますので、とにかく一度お電話してみてください。
今回「特典」として、10月4日(土)『田酒の会』へ、優先参加ができますよ!!
そして、いよいよ10月4日(土)、『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む蔵元交流会』を開催!!
もちろん『田酒の会』は西日本では当店酒友でしか開催されません!
今年で2回目なので、会の詳細は昨年の模様を見て頂ければ、その楽しさ・凄さが分かると思いますので、ココをクリックしてください!

H.26 10月4日(土)第23回『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む蔵元交流会』のご案内!
『酒友・日本酒学校』とは・・・
蔵元との交流を深めるために楽しい6時限の授業(イベント)を組み込んだ、「蔵元交流会」を学校形式に置き換えた、蔵元と一緒になって楽しみつつ日本酒を学び、ディスカッションしたりして、飲みながら、食べながら、蔵元と交流を深めていく「日本酒の会」です!
・今回の出品酒は、鑑評会用純米大吟醸(斗瓶取り)、地元専用 純米大吟醸・古城乃錦(2種類)を含む純米大吟醸類(計6種類)と、試験醸造・純米吟醸や、善知鳥・大吟醸類(2種類)の合計11種類の、ほぼ「田酒の全種類」を一挙に飲み比べる!という、大変贅沢な西日本で唯一開催される『田酒の会』です!
・「田酒」の酒質に合わせ、地元(青森)の素材をふんだんに取り入れ考案された特別料理(7品20種類)をフルコース形式で堪能!
・会を盛り上げ、参加者同士の一体感を生む6つのイベント(利き酒大会、蔵元グッズ争奪戦ゲーム大会 他)
ということで、只今より『田酒の会』参加希望受付を開始しますので、予約状況などは考えずに、取り敢えずお電話してみてくださいね!(意外と、「お仕事でやむなくキャンセル」などでお席が空いていたりしますので)

今年(平成26年)後半の全ての『酒友・日本酒の会』、全日程発表!
・9月15日(月・祝) 第6回『日本酒初心者セミナー&知られざる名酒と一期一会の超限定酒を楽しむ会』
・10月4日(土) 第23回『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む蔵元交流会』
・11月3日(月・祝) 第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む蔵元交流会』
・12月6日(土) 第4回『冬の定例会!「而今」新酒~冷卸までの全11種類を飲み比べる会』
・12月14日(日) 酒友忘年会『日本酒・焼酎のプレミア酒飲み放題で歌って大騒ぎする会』
●1時限目:日本酒初心者セミナー
今回は、
① 酒造りのどの工程で、グルコース、アミノ酸、有機酸類 他が生成されてくるのか?
② 酒税法上における日本酒のランクの酒類とその規定について
以上2点に絞って、徹底的に深く詳しく、しかも理解しやすくなるようプリント4枚にまとめ、参加者の皆様にお勉強して頂きました。


●2時限目:実践的な本当の利き酒法を学ぶ
よくお金で買える「利き酒師免許」を持った、自分手は「利き酒師」と思い込んでいる方々に利き酒をして頂くと、そのお酒の香味からイメージした物をズラリと神に書き並べるだけの方が多い。
こんな事をしていると、実際の大会ではタイムアウトになるし、人の味覚・嗅覚はすぐにボケ始めやすいため、数多くの酒を利く時は、的確なポイントを押さえたスピーディーで実践的な方法が要求されます。
という事で、こちらは実際に私自身が数多くの大会に出場して入賞・優勝をしてきた、本物の実践的な利き酒方法を学ぶセミナーです。
この利き酒方法は、国税局鑑定官室の方々が実際にしている利き酒方法を、「4つのポイント」に集約した、「実践的利き酒方法」で、日本酒初心者の方でも一度学習するとその日からスグに応用できます!!
この「本当の利き酒方法」ノセミナーは、毎月開催している『酒友・日本酒の会』で毎回レクチャーしていますので、是非一度参加してみてくださいね!


●3時限目:「酒友式・利き酒方」を使って、今回の出品酒を利いてみよう
今回のテーマは、「純米酒VSアル添酒」です。
私のように、「純米酒だろうがアル添酒だろうが、美味けりゃOK!更に安ければ尚OK!」と思っている方ならば、このブラインド試飲会は楽しくて仕方ないハズ!
今回の参加者の多くは、「本当に日本酒は純米酒に限るのか?」と疑問を持ている方々なので、ブラインドで銘柄が分からないようになっている数々の酒の中で、自分が「これが美味い!」と思った酒が果たして純米 or アル添なのか分からないので、結果発表はドキドキだったのでは…!?


●4時限目:利き酒テスト
今回9種類の出品酒を使って「利き酒テスト」を実施しました。
はたして、2時限目で本当の利き酒方法を学んだことが、どれだけ応用できるのか楽しみです!
今回、全問正解者の方へは、酒友認定の『利き酒免許』がプレゼントされます!
さて、「お金で買える利き酒免許」を持っている方と、酒友式・利き酒方を身に付けた方だけが所有できる「酒友・利き酒免許」を持っている方では、どちらが能力は上でしょうかね…?
●5時限目:今回の出品酒との相性を合わせて考案されたお料理&フリータイム
ここからはベールに包まれていた酒の銘柄が明かされ、それらに合わせた数々のお料理がコース形式で提供されるフリータイムの始まりです!
日本酒セミナーや利き酒テストなどで集中して緊張していた参加者たちが一挙に開放され、打ち解けて、参加者全員が一体となっていきます!!
これが「他の日本酒の会」では絶対に体験できない、「酒友オリジナル日本酒の会」最大の特徴です!


次に、本日のお料理です。
① 前菜三種(鯵のなめろう、いか塩辛、鱧梅肉)

② お造り四種(さざえ造り、かんぱち、サーモン、まぐろ)


③ 牡蠣フライのトマトソースかけチーズグラタン

④ フレッシュ野菜のツナとBエッグのゴマダレドレッシング

⑤ 酒肴八寸(鰯の蒲焼き、肉じゃがコロッケ、アーサー出し巻、丹波の黒枝豆、タコの唐揚げ、豚角煮)

⑥ ジャコと大葉の混ぜおにぎり

⑦ 冷製ソーメン

●6時限目:利き酒テスト優勝者の発表
今回「利き酒テスト」で全問正解されて、『酒友・利き酒免許(二級)』を手にした方は、5人もおらました!
おめでとうございます!!
(ちなみに『酒友・利き酒免許』には3ランクあり、二級、一級、師範と、優勝を重ねていかないと上には上がれないシステムになっています!)








さてさて、次回は、先月8月30日(土)に終了した、大阪の個人店としては初開催となったm、『第22回 黒龍(福井)水野直人社長を囲む蔵元交流会』の模様をお伝えします!
この会も定員になり、今までにない盛り上がりを見せました!!
会の終了後、参加者全員からの「来年も!」というラブコールに対して、当初水野社長は「まあ、日にちが合えば…」というご回答でした。
水野社長は日本酒の有名雑誌からの取材要求があってもお断りするらしい。(実際に世間の有名蔵の中で「黒龍」だけはほとんど載っていない!)
もちろん蔵見学や、まして個人店レベルの酒の会など、すべて「NO」である。
これは決して恰好をつけているわけではなく、酒造りに集中して本当に品質の良い酒を造っていれば、日本酒を愛する人は分かってくれる!
そんな事に乗る必要はないし、基本的に嫌いなのでだ。
水野社長自身が本当に「大切な事、必要な事」と思った時にだけ、聞く耳を持ってくださるようである。
そんな水野社長へ、翌日会のお礼をお伝えするためお電話すると、なんと社長自ら「来年もよかったらやりましょう。もし自分がいけなくても、蔵の誰かを行かせます。」と言ってくださいました!!
私としてはお礼を言う中で、「またいつか宜しくお願い致します。」とお伝えするつもりでしたが、まさか社長の方からこんなお言葉を頂けるとは思っていなかったので、本当に感激でした!!
私なりに、何か社長の心を動かせたのか考えてみました。
普段から黒龍グラスを使っていたから…?
黒龍の酒質に合わせて地元の食材を合わせる時、通常は日本海の魚介を合わせるのは当たり前だが、蔵元のある永平寺の特産物も多く使用した事が良かったのか…?(確かに、社長に料理メニューを説明する時、「永平寺の特産物もアレンジして使っています!」と言うと、笑顔を見せて下さいました)
もしくは、この会のプラン構成が良かったのか…?
などいろいろと考えましたが、やはり他の会と違って、参加者(今回はMAXの33人)の全員が、誰一人としてポツリとする事なく、本当に全員が一体となり、水野社長と黒龍の酒を中心にし、最大の盛り上がりを見せたことによるものだと思います。
それで社長も蔵に戻ってからこの会を振り返ってみて、「黒龍の酒が、あの日初めて会った人同士をあれほど一体化させた。これはとても大切なことである!」と判断して下さったからだろう。
あの水野社長自ら「来年もやりましょう」と言って下さった事により、私自身が参加したくなるような日本酒の会として、この「酒友・日本酒学校」を考案し、幾度の改良を加えて開催してきましたが、さらに「自身が確信」に変わりました!
よく考えると、田酒蔵、獺祭蔵、雅山流蔵、東洋美人蔵を始め、今までお招きした蔵元は ほぼ全部「もし来年もお願いしたらOKですか?」とお尋ねすると、「OKですよ!」と言って下さいました。
本当に有り難い事です!!
これからもお招きする一蔵一蔵、気を抜かずに、その蔵元の酒が持っているパフォーマンスを100%アピールできる、楽しく、美味しく味わえる会を目指していきますので、これからもどうぞ「酒友・日本酒の会」をよろしくお願い致します!!
ということで、9月の「酒友・日本酒の会」は、9月15日(月・祝)『日本酒初心者セミナー&知られざる名酒と一期一会の超限定酒を楽しむ会』です!
この会は、実力があり美味い酒を造っているが意外と知られていない蔵元であったり、雑誌にはよく紹介されているのに大阪ではまだ取り扱い店がなくなかなか飲めない酒、有名蔵がとにかく試験的に一度造ってみました!というような試験醸造酒など、今飲んでおかないと今度はいつ飲めるのか、「?」マークが付く酒などを「純米酒」、「アル添酒」関係なく約10種類集め、ブラインドテイスティングしながら、参加者全員で美味しい順に順番を付けてみよう!という、楽しい会です。
もちろん、それらのお酒に関する初心者レベルの「お酒のセミナー」と、お酒をテイスティングする時の本当の利き酒のやり方等を教える「利き酒方法修得セミナー」も同時開催!
楽しみながら日本酒の基礎と本当の実践利き酒方法を学び、応用して、実際に貴重で珍しい日本酒を味わってみる!という、とても理にかなった日本酒の会です。
キャンセルなどで若干空席がございますので、とにかく一度お電話してみてください。
今回「特典」として、10月4日(土)『田酒の会』へ、優先参加ができますよ!!
そして、いよいよ10月4日(土)、『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む蔵元交流会』を開催!!
もちろん『田酒の会』は西日本では当店酒友でしか開催されません!
今年で2回目なので、会の詳細は昨年の模様を見て頂ければ、その楽しさ・凄さが分かると思いますので、ココをクリックしてください!


『酒友・日本酒学校』とは・・・
蔵元との交流を深めるために楽しい6時限の授業(イベント)を組み込んだ、「蔵元交流会」を学校形式に置き換えた、蔵元と一緒になって楽しみつつ日本酒を学び、ディスカッションしたりして、飲みながら、食べながら、蔵元と交流を深めていく「日本酒の会」です!
・今回の出品酒は、鑑評会用純米大吟醸(斗瓶取り)、地元専用 純米大吟醸・古城乃錦(2種類)を含む純米大吟醸類(計6種類)と、試験醸造・純米吟醸や、善知鳥・大吟醸類(2種類)の合計11種類の、ほぼ「田酒の全種類」を一挙に飲み比べる!という、大変贅沢な西日本で唯一開催される『田酒の会』です!
・「田酒」の酒質に合わせ、地元(青森)の素材をふんだんに取り入れ考案された特別料理(7品20種類)をフルコース形式で堪能!
・会を盛り上げ、参加者同士の一体感を生む6つのイベント(利き酒大会、蔵元グッズ争奪戦ゲーム大会 他)
◆第23回『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む蔵元交流会』のご案内
【日時】 平成26年 10月4日(土) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 9,500円(税込)<要予約!酒友店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【持ち物】 筆記用具
【日時】 平成26年 10月4日(土) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 9,500円(税込)<要予約!酒友店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【持ち物】 筆記用具
ということで、只今より『田酒の会』参加希望受付を開始しますので、予約状況などは考えずに、取り敢えずお電話してみてくださいね!(意外と、「お仕事でやむなくキャンセル」などでお席が空いていたりしますので)


・9月15日(月・祝) 第6回『日本酒初心者セミナー&知られざる名酒と一期一会の超限定酒を楽しむ会』
・10月4日(土) 第23回『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む蔵元交流会』
・11月3日(月・祝) 第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む蔵元交流会』
・12月6日(土) 第4回『冬の定例会!「而今」新酒~冷卸までの全11種類を飲み比べる会』
・12月14日(日) 酒友忘年会『日本酒・焼酎のプレミア酒飲み放題で歌って大騒ぎする会』
酒友・日本酒の会【終了レポート(前編)】&【参加者募集】!!


いかにも酒友らしい新企画の『純米酒が本当に良いのか?「純米酒」VS「アル添酒」ブラインド利き酒対決!の会』を、8/2(土)に開催しました。
世の中には、「日本酒LOVE!」と言いながら、「アル添酒は日本酒と認めない!」という方が結構おられます。
それどころか、驚いたことに、少なからず「日本酒を専門とした業務店」までもが、そんなつまらない事を言っている店もある!
日本酒とは、「純米酒」と「アル添酒」の両方で『日本酒』と言うのです!
なぜ「純米酒」だけを日本酒と決めつけたがるのか!?
よく考えてみてください。
全国に名を轟かせている有名蔵(十四代、田酒蔵(喜久泉の銘柄)、黒龍、磯自慢、越、八海山、他にもいっぱい!)もアル添酒を造っていますね??
私は毎月開催している「酒友・日本酒の会」にも結構有名蔵をお招きしているように、それらの社長や杜氏とよくお話をするのですが、大抵の蔵元は「アル添酒」を称賛しています!
「今やアル添は技術です!事実、アル添でしか出せない香味もある。「アル添をする作業」というものが純米造りよりも一つ多くの仕事が増えるし、アル添をすると言う事を考えて仕込んでいかないといけないので、純米造りをする方が、ある意味楽です!」と、多くの実力蔵は口を揃えて仰られます。
また、究極的には、新政(秋田)の佐藤祐輔氏が良い事を言っておられます。
「純米酒と言うと、『一切添加物を加えず、米だけで純米発酵させた日本酒!』と思っている方が多いが、実際には混ぜ物だらけ!
酒税法上、明記しなくても良いもの(酒質矯正剤、発酵助剤などの醸造用酸類、無機塩類、酵素類 他…)は、添加しても「純米酒」と言って良いのです。
また、私は速醸もとで使用する「醸造乳酸」の添加も「アル添」と同じで、人工的に作られたものを添加していることを考えると、世の中すべての「純米酒」が「アル添」より良いと言えないはずです!」
と、ズバリ明確に言ってくれている!!(それで2013年より、一切の添加物を廃止した本物の純米酒造りに移行した。)
つまり、酒税法を理解して発酵学をきちんと学び、実際に酒造りをしているこれらの人々が言っている方が正しいのか、難しくややこしい酒税法や発酵学には手を付けず、つまらない酒の雑誌に書いてある事だけを手っ取り早く簡単に鵜呑みにして知ったかぶりをした “もどき日本酒専門家ぶった人” の言っている方を信用するのかは、もう明白ですね?
といっても、まだ理論では理解できない方も多いと思いますので、「それなら実際にブラインドで飲み比べてみれば、自然と答えは出るでしょう!?」ということで、私はこの会を開催することにしたのです!!
結果は、私が思った通りに出ました!
詳しくは後でゆっくりと書きます。
とりあえず、今回私がチョイスした出品酒(純米酒とアル添酒)を紹介しておきます。


①<福島> 金絞会津・吟醸(アル添)
②<岐阜> 射美・吟撰(アル添)

③<山形> 十四代・本丸(アル添)
④<山形> くどき上手・Jr 純米大吟醸44(純米)

⑤<福島> 飛露喜・愛山 純米大吟醸(純米)
⑥<長野> 豊賀・本醸造 無濾過(生)原酒(アル添)

⑦<栃木> 鳳凰美田・山田氏に気50 純米大吟醸(純米)
⑧<山口> 獺祭・純米大吟醸50(純米)
⑨<福井> 黒龍・逸品 レギュラー酒(アル添)
以上、純米酒(4種類)、それも有名蔵の純米大吟クラスと、アル添酒(5種類)それも、ほとんど無名に近い蔵元の酒を対決させました。
結果は……
Best1 ③十四代・本丸 ⇒アル添酒!
Best2 ②射美・吟撰 と ③豊賀・本醸造 ⇒共にアル添酒!
Best3 ④くどき醸造・Jr 純米大吟醸 ⇒やっと3番目に純米酒が入りました
と、上位ベスト2まではほとんど大阪では無名に近い「アル添酒」がランクインしました!
ちなみにワースト1は、⑦鳳凰美田・純米大吟醸)→チョットこれは「美田ファン」の私としてはショックですが…。
という結果になりました!!
どうですか?
これが現実です!
ブラインドで利き酒してみるとあの有名蔵の純米大吟クラスはベスト3以下で、無名に近い蔵元の、それもアル添酒で、有名蔵でも一番下クラスのアル添酒が、なんと皆様「美味しい!」と言っているのですから。
つまり、私が常々言っているように、「純米酒であろうとアル添酒であろうと、関係ない!安くて美味い日本酒が、一番!最高!!」と言う事ですネ!!
今回この会へ参加してくれたお客様たちは、「他店で日本酒は純米酒に限る!」と教えられたが、本当に「アル添酒は全てマズイのか?」という疑問を持つ「正しい日本酒ファン」の方ばかりが参加してくれたようで、何十人かは『正しい日本酒道』へ導けた気がします。
これからもこの会を定例化していくつもりですので、酒税法や発酵学には一切手を付けず、自分勝手な間違った思い込みで一般の純粋な「日本酒ファン」の邪魔をしている人や店の人達は、ぜひこの会へ参加してみて、今一度素直に自分自身を見つめ直して欲しいと、心から私は思います。
とにかくもうこれ以上、日本酒の底上げと発展の邪魔はしないで欲しい!!
もう一度最後に…
「アル添酒は技術です。日本酒は「純米酒」と「アル添酒」の両方で日本酒なのです。純米酒が好きならそれで結構。しかし、アル添酒が好きな人もいるので、アル添酒をけなして純米酒を正当化する事はやめましょう。もっと添加物について酒税法を勉強すれば、偏った考えの思い込みだけで純米論を唱えていた方は恥ずかしくなると思います。あくまでも日本酒は嗜好品で、両方あって日本酒なのです!」
以上、ここまでを、今回『「純米酒」VS「アル添酒」ブラインド対決の会』アフターレポート(全編)とします。
次回(後編)は、9月9日(火)くらいにUPする予定です。
お楽しみに!!
続いて、9月15日(月・祝)の『酒友・日本酒の会』のご案内です!!


この会は、前回『「純米酒」VS「アル添酒」ブラインド利き酒対決の会』に続く、これからの酒友の定例会になっていくであろう新企画な日本酒の会です。
まだまだ全国には良い酒、旨い酒を造る実力を持つ「知られざる名酒」が沢山あります。
また、有名蔵であっても、日々「良い酒を開発するため」、「現在の日本人に合うalc度数15度までの原酒の酒」などで、しばしば『試験醸造的な酒』が出てきます。
そういう、「こんな美味い酒を造る蔵があったんだ!知らなかったなぁー」とか、「今この酒を飲んでおかないと、今度いつ飲めるか、いや、もう二度と造らないかもしれない酒」などを集めて、定期的に紹介する会です。
どちらかというと、当店『酒友・日本酒の会』は、マニアックな「日本酒玄人」的な会と思われがち(決して、そんな事はないですヨ!)ですが、唯一「気合を抜いて」参加できると思われる会ではないでしょうか?
しかし、しかしですよ。
これだけの内容の「日本酒の会」なら、他店でも開催可能です!
『唯一無比』なところは、会の前半にある「日本酒初心者セミナー」で、こちらからテーマを決めて、一方的に教えるだけでなく、参加者からの急な質問にもその場で分かりやすく解説する!という、「今まで聞けなかった」または「どこのお店に行ってもきちんとした答えが聞けなかった」という日本酒の質問を沢山携えて、今回の会へ参加してみませんか!!
もちろん、「酒友式・正しい利き酒方法を学ぶセミナー」や「出品酒の酒質に合わせて考案された特別料理のフルコース」もありますよ!!
また、この会へ参加された方に限り、「特典」として、10月4日(土)『田酒(青森)西田社長を囲む会』への「参加優先権」が付いてきます!
皆様のご参加、お待ちしております。
◆第6回『日本酒初心者セミナー&知られざる名酒と一期一会の超限定酒を楽しむ会』
【日時】 平成26年 9月15日(月・祝) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 6,000円(税込) <要予約!店頭またはお電話にて受け付けます>
店:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【持ち物】 筆記用具
【今回の特典】 次回、10/4(土)『田酒(青森)西田社長を囲む会』への参加優先権付き。
【日時】 平成26年 9月15日(月・祝) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 6,000円(税込) <要予約!店頭またはお電話にて受け付けます>
店:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【持ち物】 筆記用具
【今回の特典】 次回、10/4(土)『田酒(青森)西田社長を囲む会』への参加優先権付き。


『酒友・日本酒学校』とは・・・
蔵元との交流を深めるために楽しい6時限の授業(イベント)を組み込んだ、「蔵元交流会」を学校形式に置き換えた、蔵元と一緒になって楽しみつつ日本酒を学び、ディスカッションしたりして、飲みながら、食べながら、蔵元と交流を深めていく「日本酒の会」です!
・今回の出品酒は、鑑評会用純米大吟醸(斗瓶取り)、地元専用 純米大吟醸・古城乃錦(2種類)を含む純米大吟醸類(計6種類)と、試験醸造・純米吟醸や、善知鳥・大吟醸類(2種類)の合計11種類の、ほぼ「田酒の全種類」を一挙に飲み比べる!という、大変贅沢な西日本で唯一開催される『田酒の会』です!
・「田酒」の酒質に合わせ、地元(青森)の素材をふんだんに取り入れ考案された特別料理(7品20種類)をフルコース形式で堪能!
・会を盛り上げ、参加者同士の一体感を生む6つのイベント(利き酒大会、蔵元グッズ争奪戦ゲーム大会 他)
◆第23回『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む蔵元交流会』のご案内
【日時】 平成26年 10月4日(土) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 9,500円(税込)<要予約!酒友店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【持ち物】 筆記用具
【日時】 平成26年 10月4日(土) PM2:30~6:00(2:15までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【参加費】 9,500円(税込)<要予約!酒友店頭またはお電話にて受け付けます>
酒友:06-6821-2985 店長携帯:090-1719-8679
【持ち物】 筆記用具
ということで、只今より『田酒の会』参加希望受付を開始しますので、予約状況などは考えずに、取り敢えずお電話してみてくださいね!(意外と、「お仕事でやむなくキャンセル」などでお席が空いていたりしますので)


・9月15日(月・祝) 第6回『日本酒初心者セミナー&知られざる名酒と一期一会の超限定酒を楽しむ会』
・10月4日(土) 第23回『酒友・日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む蔵元交流会』
・11月3日(月・祝) 第24回『酒友・日本酒学校「秀鳳」(山形)武田社長を囲む蔵元交流会』
・12月6日(土) 第4回『冬の定例会!「而今」新酒~冷卸までの全11種類を飲み比べる会』
・12月14日(日) 酒友忘年会『日本酒・焼酎のプレミア酒飲み放題で歌って大騒ぎする会』