「相手だったらどう感じるか」
 
 
”思いやり”は
人間関係を円滑にしていくために
とても大切な
コミュニケーションのひとつ。
 
私たちも小さなころから
親や学校の先生などに
「思いやりを持ちましょう」
と教えられてきました。
 
 
お友達とケンカしたとき
「相手はどう思うかな?」
「相手はどうしたら嬉しいかな?」
と相手の立場になったときを
想像してみたり。
 
 
誰もが小さなときから
教えられてきたことではあるけれど
 
大人になった日常生活では
”思いやりがない人だな”
と感じてしまうことも
少なくないかもしれません。
 
 
思いやりがある人と
思いやりがない人の
違いってなんなんだろう。
 
 
心理カウンセラーeruka(えるか)です♪
 
 
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”思いやり”とは
相手の身になって考えて
相手の気持ちを配慮して心を配ること。
 
 
 
 
一方的なこちらの思いではなく
相手だったらどう感じるか
相手だったらどうしてほしいか
 
相手の心情を自分のことのように思って
言葉や行動にできる
ということだと思います。
 
 
 
たとえば、
友人が暗い顔をしているとき
 
いつもと違う様子を感じて
「どうしたの?何かあった?」
と声をかけて
話を聞いてあげたり
 
職場の同僚が仕事をいくつも抱えて
困り果てているときに
「手伝うよ」
と仕事を引き受けたりと
 
相手の身になって寄り添い
相手のために行動するということ。
 
 
思いやりは
相手への優しさの表れ。
 
 
 
あえて厳しくする優しさも
もちろんあると思うのですが
 
そこには
相手に対しての尊重配慮
あるかどうかでも大きく異なります。
 
 
 
”思いやり”って難しくて
 
「相手だったら…」
ということを考えられず
「自分だったらこうする」
が強い場合
 
相手からすると
”思いやりがない”言動に
なってしまうこともあります。
 
 
相手の気持ちを考えるためには
その人に関心を持って
よく観察していたり
 
「自分」をおいて
相手を尊重できる姿勢を持っていないと
思いやることは難しいかもしれません。
 
 
「自分だったら」ではなく
「相手だったら」という
相手視点が大切です。
 
 
 
 
で、これって
ごく身近な人(家族)だったり
逆に関わりの全くない人だと
曖昧になってしまうことが
多いのではと思ったりもします。
 
 
 
たとえば、
 
・夕食を作ろうとしたとき
誰かがその前にフライパンを使っていて
洗われていない光景を見た
 
・お風呂を沸かして
一通りの家事をこなし
ようやくお風呂に入ろうと思ったら
お湯が抜かれていた
 
・トイレに入って用を足したあと
トイレットペーパーがなかった
 
 
(ってこれ我が家の日常的な光景ですが…)
 
 
 
次に使う人のこと
考えないのだろうか?
 
 
フライパンはまだしも
トイレットペーパーないって
場合によっては
大変な事態にあせる
 
 
とっても些細なことかもしれないけれど
次に使う人、次に入る人への配慮や
どんな気持ちになるのかを
想像することはできないのかな?
と思ってしまう。
 
 
 
フライパンがいつでも
使える状態にしてるのは
誰だと思ってるんだ!
 
お風呂入るのは自分だけか!
 
トイレットペーパー
なくならないように
ストックを気にかけてるのは
いったい誰だ!!
 
 
って言いたくもなるよね…。
 
 
 
 
そう、これは
家族の中にいると
自分以外の誰かがやっていることが
”あたりまえ”
になっていたり
 
自分の目的は達成できているから
後のことは知らないという
自己中心的な考えをしている
 
家族に甘えている
ってことでもあります。
 
 
 
トイレットペーパーも
歯磨き粉も
シャンプーも
 
それを使う人が
無くなって困らないように配慮して
ストックを切らさないようにしているし
 
次のこと、先のことを
常に考えている。
 
 
それは主婦だからあたりまえ
ではないのです。
 
身につけてきたことかもしれないけれど
「ある」のがあたりまえじゃない
家庭もあるし
 
人は完璧ではないので
忘れることもあるんだから
 
トイレットペーパーの最後を使った人が
補充してくれたらいい。
 
 
100歩譲って
「無くなったよ」って言ってくれたら
次の人が困ることはないし
そういう思いやりって必要じゃないかと。
 
 
 
そして、
逆の関わりの全くない人とは
 
たとえばスーパーに買い物にいき
レジに並んでいたら
前の人がお財布の小銭をぶちまけた
なんてときに
 
 
その人に対して
「あ、大変だな」
「恥ずかしいだろうな」
「こんなに行列で焦ってるだろうな」
ってすかさず一緒に小銭をひろって
 
「大丈夫ですよ〜」って
ニコッとしてあげるだけでいいのに
 
 
”私なにも知りません”
みたいに携帯いじりながら
足元に小銭があっても知らんぷりとか
 
後ろの方から「早くしてよ!」
と野次飛ばしてくるとか
 
 
思いやりの欠片もないのか!!
 
 
と思いますよね?
 
 
 
自分が相手と同じ状況だったら
「この人冷たいな」
って思うだろうし
 
焦って拾えなくて
とっても恥ずかしかったり
悲しかったりすると思う。
 
 
たとえば、
その小銭を落とした人が
自分は気づいてなかったけど
近しい友人だったとしたら
 
拾って顔をあげた瞬間に
「◯◯さんて冷たい人なんだ」と
確実に印象に残るでしょう。
 
 
 
世の中の人みんなに
思いやりを持つことは
難しいかもしれませんが
 
相手の心情を自分のことのように思って
「自分」をおいて
相手を尊重する姿勢
相手のために自分ができる配慮をするって
 
人間関係において
とっても大切なことです。
 
 
 
 
たとえば、身近な家族なら
使ったフライパンはすぐに洗うとか
トイレットペーパーが無くなったら
補充しておくとか
 
職場なら
「なにか手伝えることはある?」
と声をかけるとか
 
飲食店で店員さんに
「生姜焼き定食!」
とぶっきらぼうに言わず
「生姜焼き定食お願いします」
と柔らかく言ってみるとか
 
そんな些細なことでいいのです。
 
 
自分を大切にするように
相手も大切なものとして敬う。
 
 
 
何か見返りを求めて
とかではなく
 
自分以外の誰かも
自分と同じように大切な存在だと
意識して尊重することを
 
小さなことからでいいので
やってみると
 
今ある人間関係も
やわらかく、優しくなっていきます。
 
 
 
夫婦や恋人などのパートナーシップや
子育て・仕事・友人関係など
 
あらゆる人間関係の中で
人は生活をしています。
 
 
「なんだか上手くいかないな」
というときは
 
自分の直感的な思考や動きを
いったん止めてみて
 
相手の気持ちを考える時間をとってみる
相手視点で考えるクセをつけてみると
いいかもしれませんね。
 
 
 
 

 

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いつもお読みいただき
ありがとうございますキラキラ
 
今日も、素敵なあなたに
たくさんの笑顔があふれますようにクローバー
 
eruka
 
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