昨年の11月に、二井るり子さんの「知的障害のある人のためのバリアフリーデザイン」という本を知りました。
初版は2003年ですが、書かれている内容は今もじゅうぶん参考になるものです。
この本の一節に「障害について考えるときに、障害だけを取り出して見るのではなく、その人がどのような環境で活動するかによって大きく異なってくる」とあります。
環境を整えるとそこにいる人の気持ちや行動に何かしら影響を与えるものですよね。
特に知的に重いと、雑多になりがちな居住空間を整理して、行動する際の情報をわかりやすくするのは、大事なこと。
年末でもあるし、12月は片付けとお掃除、かなりがんばりました(笑)
数年間そのままにしていた押し入れの奥の収納棚のものや外に積み上げていた段ボールなども中身を確認しながら、仕分けして、要らないものはどんどん処分。
昔の思い出のあるクリスマスツリーやビニールプールなど、もうとっていても仕方ないでしょと踏ん切りつけました。
樹海状態の場所は、時間をかけても思うようにはかどりませんでしたが、一週間くらいで山を越えた感じで、あとはサクサクと(≧∇≦)
で、残したものの定位置が決まると、全体量がざっと把握できるので、見通しがたつように。
娘の支援関連も収納グッズを揃えて、できるだけ同じところにまとめました。
タイマーとかメモ帳とかバインダーとか、作成グッズだとか、ホントにごちゃごちゃしてるので、整理し辛いのですよね。
と同時に、新しく、スケジュール用カードを縦長に変えたり…
スケジュールボードの場所も、手にしやすいところに付け替えてみました。
お正月に実家に行く日のスケジュール。
実家の写真の次に貼っていた「お寿司とカキフライ」のカードを出かける際に手にとって車に乗り込んでましたっけ。
情報過多にしないことで反対に行為を促す「手掛かり」になったようです。
断捨離の甲斐がありました (*^-^)b
追いつかないことが日々いっぱいあって、ブログも書く余力ない感じで過ごしています。