1995年1月17日
朝、車の中で地震が起きました。
赤信号に変わる時、交差点の向こうの車のテールランプがパトカーのサイレンのように見えた。
母が運転する車が停車してわかった大きな揺れ。
とりあえず、一旦自宅へ戻り、情報が無いまま、神戸の学校へ通っていた私はJRと山陽電車の運行状態を母と確認しに行きました。
両線共に、運休。
帰宅するとテレビで、地震の情報を知る。
神戸！大丈夫！？
学校のみんなは大丈夫？
心配が募りました。
何名か友だちが公衆電話から自宅へ安否の連絡をくれました。
その時に感じた何もできないもどかしさ…
学校は半壊。2週間休校になり、
運動場に仮設校舎が立ち並び、卒業まで約2年間は仮設校舎で過ごしました。
この経験や東日本大震災の時に兵庫県の音楽療法士の方々の活躍をきっかけに、私は音楽療法士の資格を取得したいと思い叶えました。
そして、東日本大震災後、兵庫から東北へあかね音楽教室の子どもたちや保護者の方々と形を変えさまざまな応援をしてきました。
ほんの少しかもしれない…だけど、その想いや形がたくさん集まれば大きな力になると信じて…
写真のようにまだ背の高さより低い木々たちが息子と同じようにすくすくと成長していってたくさんの人々を守ってほしい。
千年希望の丘にて
日本国内だけでも地震を含む自然災害が多く発生しています。
世界でも…
自然災害はどこにでも起きる可能性がある。
そんな時のために備えておくことも必要です。