藤井風さんの曲「grace」のMVがインドなので(すてきな曲ですね!最初の3〜4回のgraceだけ、ガネーシュって聞こえるの気のせいでしょうか…)見たらすごくインドに行きたい気分になっていたところに、読みたいと思った本もちょうどインドについて書かれた本でした。
「JK、インドで常識ぶっ壊される」

インドに住むことになった著者が、インドの文化を肌で生活として感じたことがそのままに書かれていて、読んでいると本当に目の前に街並みが広がるような気がしてしまいます。
インスタから流れてくる「タピオカ」とか「夢の国」(ディ◯ニー)にいる日本の高校生活とのギャップに対するリアルな気持ちとか、日本人がイメージするインドよりももっと多様なインドの料理や宗教による振る舞いや身につけるもの、市場や生活の様子など住んだからこその観点で語られていて、読む側も初めて知ることばかりでした。
また、海外生活にはつきもののお手伝いさんやドライバーさんを雇うこと、少なからず戸惑いがあることだけれど、その考察についても深くて、初めてすっきりしたし、話は他にも肌の色の違い、ストリートチルドレンについても及びます。
日本に住んでいたら見えないものを、学ばせてもらったような気持ちです。