更年期は、閉経の前後5年ずつで、合わせてだいたい10年間といわれています。平均でだいたい45〜55才で、早い人もいれば、遅い人もいるようです。
女性ホルモンのエストロゲンが増えると排卵が起こりますが、エストロゲンが減ると排卵が起こらなくなり、生理が来なくなるか、生理が少なくて長く続く無排卵月経になります。


(無料イラストACより)
卵巣機能が低下し、エストロゲンが急激に減ると自律神経のコントロールがうまくいかなくなり、ほてり、イライラ、のぼせ、汗が過剰に出る、眠れないなどの不調となって現れます。
アーユルヴェーダ的には、3つのタイプがあるそうです。
◯ヴァータ(風)タイプ→不安、落ち着かない、不眠、乾燥、下痢、便秘
◯ピッタ(火)タイプ→ほてり、イライラ、皮膚の調子の乱れ
◯カパ(水)タイプ→眠い、体が重い、冷え、むくみ、コレステロールや中性脂肪の増加
ヨガなどの軽い運動はメンタルにも良く、不安定な心を落ち着かせてくれます。特にヨガは、心への影響も良いので、体と心を整え、不調と付き合いやすくなるかと思います。