◯◯さんにこう言われたからこうしよう、とか、ダメって言われたからあきらめよう、とか他の人を理由に自分の行動を決めると、どんどん自由じゃなくなるし、苦しくなるし、本当は自分がなにをしたいのかが分からなくなってくるそうです。

褒められようとしてがんばりすぎたり、それなのに褒められず、もっとがんばりなさい、と言われて走り続けてある日燃え尽きたり。

自分のいろいろな選択の理由を、他の人→自分に持ってくると、少しずつ自分のことが分かってくるかもしれません。

アイスを買いに行って、「◯◯さんが、このピスタチオ味は絶対試すべきだよ!」と言ったから、ほんとは苺味の気分だけど、ピスタチオ食べて報告しなきゃ」→「今日は苺味の気分だから、苺にしよう!」というような。

ヨガのポーズなども、その日によってはきつく感じたり、やりづらさを感じたり、体のコンディションが反映されてなんとなくわかるようになります。

練習メニューも、自分の体のコンディションによって、それに寄り添えるように変えていっていいと思います。

ホルモンバランスや、ストレス、忙しさ度合いなどいろいろな要因で体や気持ちも日々変化します。良い調子もあり、しんどい日もあり、笑ったり怒ったり、その一部を切り取ったところではなくて、どんな状態もすべてが自分自身です。波のように日々うねりながら、重ねた日々や時間は、一部を切り取って他の人にジャッジされるようなものではありません。

ヨガで自分の体や心の変化を知ることで、他人軸から自分軸に戻って力みを抜いてくつろいでいただけたらと思います