Eテレで2012年から放送されていた、「おとなの基礎英語」をご存知でしょうか?
坂下千里子さんが出演されていて、映像を見ながらキーフレーズを一緒に学んでいくのですが、すごく親しみやすくて、楽しい番組だったのです。
その映像の主人公が「ミカ」といって、世界各地を旅行しながら、ストーリーが展開していくのですが、その旅行先が、シンガポールや香港、タイ、オーストラリアなど身近で、いろいろな文化も織り交ぜながら分かるし、設定が大人なので、大人がそれぞれの場面で使う英語が学べて、ほんとうにいい番組だったのです^o^
そのマレーシア編で、強烈なインパクトですご〜く気になっていた場所があって、忘れられなかったのですが、それがここです。

ものすごくでかい像の横に階段があり、この階段を登っていくのです。
先日滞在予定のクアラルンプールの郊外にあり、車で20分ほどだと知って、行ってみました。観光地のようで地球の歩き方などにも載っていました。
この大きな像はスカンダという神さまで、日本には韋駄天として伝わったといわれています。力強い戦いの神さまだそうです。
洞窟の中や壁の模様に孔雀の絵や像がたくさんあったのですが、スカンダが乗り物にしているのが孔雀なのだそうです。

ものすごく急な階段の先には洞窟があって、洞窟は広く、その中の石灰石は4億年の歴史があるそうで、迫力がありました。一滴一滴がすごく太い柱になったようなのもあり。
しかも階段に猿がいて、ところどころにバナナの皮が急な階段に落ちているので、なかなかのトリッキーさです。洞窟にもいて、お供え物のバナナやオレンジを持っていって食べています。


落ちたら怖いので、バナナの皮をよけながらそろりそろり降りました。
帰りのGrabの車のお兄さんがフレンドリーでいろいろ話してくれたのですが、「あの階段は一段一段があまりにも高いから、年をとったら登れないね、今もあんまり登ろうと思わないけど、暑いし」と言っていました。この日は35度ぐらいでした。