人に嫌われないよう、いい人であろうとしたり、目立たないようにしたり、思っていることを胸の奥にしまったり。誰かがひそひそ話をしてると、自分のことなんじゃないか、って気になったり。充実してる人を見ると、わたしってだめなんだと思ったり。

「違う」とか「目立つ」とかに厳しい国だからこそ、萎縮したり、控えめにしたりするほうが、もしかしたら生きやすいのかもしれません。

今は、昔と比べて、「これって変じゃない?」とか声を上げることが受け入れられやすくはなっているけれど。

電車などで子どもを連れているお母さんが、別に何も悪いことしてないのに、すみません、って周りに何度も謝っている様子を見ると、謝らなくていいんだよ〜って思っちゃう。

謝ってもらって満足そうにしている人も、どこかでぺこぺこ謝って、ストレスが溜まっているから、自分より弱い人にそうしてもらいたいんだよね?

と、この間、めがね屋さんでクレームを言っているおじさんを見て思いました 笑

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山のポーズは、ただ立っているだけなのだけれど、その人がその人のままで、大丈夫ですよ、それでいいんですよ、って言ってくれるようなポーズ、このときだけでも堂々と自信を持って地面に足をつけて立っていい、と大きく許容されるようなポーズ、本来の自分のままであるということを、いつも行っているヨガの先生から教わりました。

そうして立っていると、足の裏から元気がどんどん上がってくるような、内側から勇気が湧いてくるような気がします。

その感覚が土台にあるからこそ、きっと大丈夫!と弱気になってしまいそうな場面でも、堂々といられるような気がしてきます。自分の感覚を信じられる、そんな感じです。