少しペースが乱れたり、用事が多かったり、消耗したりすると、なんだか言葉がうまく出てこなかったり、スムーズさに欠けたりして、絵筆やお習字の筆がパサついて、うまく描けない(書けない)感じになってしまうので、そうなると、さすがにやばいな、と自分で思います。

片付けをしたり、物の整理、そうじでも大体のペースは戻っていく感じがあるのだけれど、身体のすみずみまで丁寧に扱いながら、ゆっくり伸ばしたり、動いたりしていくと、きちんと大切に扱ったという充足感と、心も整えられ、筆の先を整えてまたきれいに書けるように、またきちんといろいろなことができそうな気がしてきます。

 そして、心が今に戻ってきます。

人が過去に生きることができないのは、自然の摂理だからなのだそうです。移ろい変わっていくものを見守り、味わうよさもあるし、つらいことも、少しずつ薄れ、新しい流れに変わっていきます。

思考や雑念は消すことができないもの、そもそもあっていいと捉えて、知って気づいておくぐらいのほうが、気持ちが楽なように、嫌いな人や(笑)許せないものを排除しようとすると苦しいから、共存できるぐらいの距離を保っておくとよいそうです。

いい人を演じることもなく、嫌なのに無理に付き合うこともなく、好きならハッピーに過ごして、自然体でいられたらいいな〜と思います。