どんな場面においても、無理をしないこと、気持ちが「違うよ」と言っているのに、頭で考えたほうを優先してしまうと、たぶん無理をしていることなんだと思います。
他にも、身体がつらいのに、休めないのも無理しているし、気持ちが辛いのに、笑ってやり過ごしたり、本当の気持ちと違うことを言わざるを得ないときも、きっと無理をしています。
ヨガをする時間は、その無理をしている状態をひとつひとつはずしていって、自然な状態に戻る手助けをしてくれます。ポーズも、無理して身体を使うのではなく、心地よく保てるところでくつろぐことで、身体や気分が解放されてリラックスするほうに向かいます。
無理をし続けていると、少しずつ何かがずれていき、意図しないことが起こったり、身体と心がずれてバランスを崩したりします。
小さな子どものようにただ純粋に、無垢な心でただあるがまま、流れるがままにしていくと、きれいな水が流れ出すように、滞っていた出来事も流れて動きだしやすくなるぐらい、身体と心がずれていないかどうかは連動しているような気がします。