きょうは、たまたま、座ったときに片寄る、というお話を伺ったので、安定して座ることを一緒に意識してみました。

横坐りとか、つい普段楽で普段してしまいますが、横坐りって重心が膝を曲げているほうに寄っています。(わたしはいつも右に寄っちゃう)

脚を組んで座って、腰を起こして、背骨ひとつひとつを積み上げるようにしてだんだん身体を起こして、すーっと背中を長くして、肩をリラックスさせたら、尾てい骨が床に向かって真下に落ち着くのを意識すると、身体の中心にすーっと軸が通っている感じがして、安定します。

姿勢がバランスがとれていると、身体の片方だけ疲れたり、こわばったりすることも少なくなりそうですね!

もし気持ちがふわふわ、そわそわして落ち着かないときとか、頭でっかちになってるときとか、見えないものを信じすぎてあまり現実世界を生きてないときとか、床と身体が接している部分を沈めるようにして、大地の広がりや土のもつ温かさ、重みにだんだん身体や心を合わせて、感覚を向けていくと、気持ちがどっしりと安定してきます。人のせいにせず、自分の足でしっかり歩いていくことができそうな気がしてきます。

寝っころがりながらでも、立っているときでも、座っているときでも、芝生でぼんやりしてるときでも、何だか最近落ち着かないときは、大地とのつながりをちょっと思い出してみるといいかもしれません。