そして、ついにコックさんがやってくるとテルをいれた5つの玉子を手に取りました。テルは少し手を合わせて目をつぶりました。とても、幸せでした。
ついに、ホカホカの黄色いオムレツはつけあわせの、人参とブロッコリーと一緒においしそうにのせられました。
そして、王子様の席にはこばれました。テルはそんな自分を誇りにおもいました。王子様は一口味わいにっこりと、するとオムレツをペロリと平らげました。
テルは世界一の幸せ者になりました。
(終わり。この物語はフィクションです。長くお付き合いいただきありがとうございました。)