良い話ではないのですが、思い出したので残して置きます。

 

虐待受けているかな?という状態の子供たちを、

ここでも、見ることがあります。

 

貧困が理由だったり、障害児だからだったり

生み親の未熟さや、経済重視の生き方だったり、

背景は様々です。

 

胎内記憶のお話の中で、昔(昔ですよ!今は知らないです)

そういう子たちは、昔自分が反対の立場でやってきたことを

経験しているんだよ、みたいな説明をされていて、

だから、それに他者が心を揺らす必要はないという解説を受けて

 

違和感を感じました。

 

何事も、因果があるということは

分かります。

 

その原因が今なのか?

遠い前世なのか?

 

 

でも

今、虐待を行っている親や兄弟

それを見て見ぬふりをしている外野存在にも

誰かの辛い状況を、容認するという

因果を作っているのではないでしょうか??

 

 

一度、殴られたら

一度、踏みつけられたら、

一度、一切服を着せられなかったら

一度、とことん飢えさせられたら、

一度、排せつ物にまみれ、汚いやつだ!私たちの暮らしを台無しにしやがる!と怒鳴られたら

 

十分じゃないですか???

 

 

今までも、いろいろな子たちが、そういう状況にいました。

 

親がネグレクトをするから

兄弟も親と同じように踏んずけたり、

おやつを取り上げたり、

動けないのを、良いことに

気分でつねったり、叩いたり、

本当に小さい子たちが

嬉しそうに兄弟をいじめる場面を見ることがあります。

 

 

特に小さな兄弟がいる家で

日々日常に、虐待がある因果の重さは

計り知れないと思います。

 

 

知っていて、何もしないのは

やはり、自分自身への因果を作ってしまいます。

 

直近ではアンヘル君ですね。

アンヘル君の父親違いの兄弟6歳が

アンヘル君の物を取り上げ、捨てたり

つねったり、石を投げる的にしたり、

アンヘル君の声が出ないこと

親がアンヘル君に悪さをしても嬉しそうに笑っていること、

 

遊び感覚でのいじめは日々あったのだと思います。

 

仲良くして見せる時もあり、ずっと嫌な子ではないのです。

 

だから、今の家に移り、めちゃくちゃ狭くても

めちゃくちゃ暗くても、アンヘル君はよくおしゃべりします。

 

 

 

母親のもとでいた時、アンヘルはあまり食欲がありませんでした。

 

アンヘルのごはんは?と私が母親に問うと

いらないっていうのよ、

食べたくないって。でも、犬にはご飯を上げてほしいの、

僕の分を犬にあげてよい?とジェスチャーで言っているの。

犬だけが、彼にいつも心寄せてくれる存在だったのだと思います。

 

時に、アンヘルをマッサージしながら、

両親の罵声を一緒に聞くこともありました。

言葉の刃が何度も切り付けてくるなか、

 

光がアンヘル君の周囲にあるような感覚を覚えました。

 

一人一人の人生は全く課題が違います。

アンヘルの因果はアンヘルの因果。

虐待した、義父の因果は義父の因果。

 

でも、それを見ているだけで、何もできないという私にも

新たな因果が生まれるのだと思っています。

 

小さい子は、本当に周囲しだいです。

 

親を見て、親の行いをまねて育ちます。

だから、親以外の行動する大人がその子の人生に必要です。

 

 

誰もが光であったことを、

たくさんのお産を看てきて知っています。

まずは、自分の陰りをぬぐっていかないとですね。

 

障害がある子、

ネグレクト受けている子は

外に出て、その存在を周囲が認知することまで

できれば、フィリピンは誰かが、食べさせてくれる可能性が高い国です。

 

外まで歩ける、おなか減ったと言える能力があれば、生き抜ける。

 

そこまでは付き添いたいです。

 


お兄ちゃん、障害のあるカルボ君は7歳と、双子で生まれたスタンリー君。カルボ君さきさんの施術以降、歩けるようになり、ご近所でもごはん貰えるようになりました。
ふたりで仲良くしている動画があるのですが、パンツ履いてないから〜載せれない〜。
支援物資のミルク飲んでいる動画で!



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