町中にパレンバンの伝統家屋をいくつかあるのですが、ほとんどはボロボロで、その中で観光地として公開している
家具職人でもあり事業家のAbdul Aziz Hamidの個人の所有する家で、
1981年頃に中部ジャワのJeparaで家具を集め始めて、1989年頃からアンティークを収集し始めました
Abdul氏は木材と家具の世界に関する知識を活かして、家族が集まる為の家の建設を1989 年から始め1991 年に完成
だから古いものではなく、パレンバンの伝統家屋をコンクリートも使いながら再現したものです。

家の内装を一つ一つ塗装するのに機械などは一切使わず、すべて手作業で行われ、内装だけで2年かかりました。

高床式の建物で、家の正面の左右に 2 つの階段があります。
家の下のオープンスペースは、家族や近所の人が集まる場所として、日常の活動によく使用されます。
昔はこの様式の家屋は、王族、貴族専用の住居として使われていたので、高位の人用に独自の哲学が込められて作られています
この家の「Limas リマス」という言葉は、「5のLima リマ」と「金のemas エマス」という 2 つの単語からの言葉で、これらの単語には、この伝統的な家の目的の意味が含まれています。
- 威厳と偉大さ
- 平和と調和
- 礼儀正しさ
- 安全、豊かで平和
- 繁栄
この5つで5ということのようで

家は「kijing」や「Bengkilas」と呼ばれる3つの階層で構成されています。これは、家系や地位、階級を表す部屋
パレンバン王国にRaden、Masagus、Kemas、Kiagus で構成される貴族や王族の称号があって、この部屋はRaden(王子?)のために作られた部屋
年齢、性別、才能、階級、尊厳の象徴で、人の家系や地位を表す、一般的なLimas Houseにはある部屋のようです。
奥に行くためにちょっとづつ階段のように上がっていく造りになってます。








出口で、入場料1人Rp10000と撮影代を払って出ます。
Jl. Demang Lebar Daun No.51, Demang Lebar Daun, Kec. Ilir Bar. I, Kota Palembang, Sumatera Selatan