今回のバリ島旅行で絶対一軒は見に行こうと思ってた(時間あれば二軒)Baliの織物、絣のEndek
Pilih pilihさんでEndekを買う機会があって、コロナ前にバリに行ったっきりで、その時は知らなかったので
今回は絶対はずせない案件Endek探し
いくつかマークはしてたんですが、なんせUbud混んでるんで、次の宿泊地Sanurに移動する途中のルートから行きやすい所に絞って
数十年ここでendekの製造に取り組んできた10人の職人がいて、毎日午前9時から午後16時まで織ってるそうです。
バリの絣Endekも2002年頃から後継者不足や安いプリント生地や機械を使った織物が安くでまわるようになり、価格の面で負けてしまうため伝統的な織り機を使った工房が閉業していき、徐々に職人が減り衰退していきます。
デンパサール市政府は、特定の日にEndekで作られた服を着用すること、および正式なイベントでの公式服として着用することも義務付けています
Sekar Jepunでは、着色するために使用する化学染料はジャワ産で、
糸をベースの色で染色し乾燥させた後、歯ブラシなどの道具を糸にこすって、作るモチーフに合わせて再度色を付けます。
モチーフの着色が終わった緯糸を水で洗い、また乾燥させます。
そこから織っていきます。
2019年10月にイリアナ・ジョコ・ウィドド大統領夫人と現職閣僚らがパリ島へ来たときにこの工房に来て、大統領夫人は4枚Endekを買っていったらしい。
この工房ではシルクを使ったEndekもありますが、通常はコットンの細い糸で、
バティックのように生地のサイズで値段が違います
この工房で織った布には3mの生地もあって、それは他のお店の2.5mの機械織りendekより高い。
(もしかして行ってみる人がいるかもしれないから強調しときます)
一部のコーナーのはKarangasemで織ってる別の工房のを預かって販売してるとかで、見るとぜんぜん違う。
素人目だけど、見比べてよくわかった。
機械織りのは長く織って、裁断してるから生地端のところがまず違う。
この工房のは光沢もあって触った感触も少し違う。
他からの預かりものと大きさも違うけど、値段も2倍以上した
今回はここ一軒だけで、布だけ売ってる他の店に行く時間がなかったけど、なんせ涼しい生地なので、買った生地で何に仕立てるようか考えるのが楽しい
今後も展示会ではチェック案件
Endek Sekar Jepun
Jl. Sekar Jepun I No.6B, Kesiman Kertalangu, Kec. Denpasar Tim., Kota Denpasar