胸がいっぱい。 | 北川悦吏子オフィシャルブログ「でんごんばん」Powered by Ameba

胸がいっぱい。

B'z、すごくよかった。

泣いたし、踊ったし、声も出したし、すごく弾けたよ。


稲葉さんの声も、松本さんのギターも、あいかわらず、すごかった。


ここ、何年も、私は病気でB'zのライブ、行けなかった。


バックスステージで通された部屋には、お客さん、私と中野さんしかいなかった。

すごく偶然なんだけど、中野さんは、この間の月9「ブザービート」で、B'z主題歌だったから

そのつながりでいた。

中野さんが、「北川さんにあげようと思って」っと言って、ライブの最中に、降って来た、ハートの花びらをくれた。彼はアリーナで、私はスタンド席だったから、私には降らなかった。

私が行くことを、彼は、マネージャーさんから聞いて知ってたみたい。


B'zのおふたりが来て

久しぶりで、うれしかった。

ふたりとも、私の病気は知っているので、心配してくれていた。

元気そうだね。顔色いいね。

と言われた。

「久しぶりだから、(握手じゃなくて)ハグしてもらっていいですか?」

と私は、言った。


ハグされてしまったよ。松本さんと稲葉さんに。


10年のおつきあいで初めて。


軽口を叩いて、(なんと、松本さん「不毛地帯」を見てました。そのあとだよ、私の書くドラマと言いました)

ちょっと笑って

ハグして

ちょっとしたおみやげを渡して

帰って来た。


おみやげは、自分の作詞したハルフウエイの主題歌のCDと「だけど、それはまだ物語りの途中…」という闘病日記。いわば、このブログの前身みたいなものだけど、まだ手術する前で、どんどん病気はひどくなっていて、その頃の日記。

だから、病気のことばっかり書いてある。

闘病記は、松本さんには恥ずかしくて渡さなかった。

松本さんは、ステキなお兄さんって感じなので、私は、カッコつけてたい。

(稲葉さんには、そういう感情はない)



帰りのタクシーの中で、やっぱり泣いた。


どうしてだかわからない。


すごくよかったライブのせいか。

懐かしかったB'zのふたりに会えたせいか。

中野さんが、花びら持っててくれたせいか(これは、多分、違う)。

ハグされたせいか。

私は、元気になったんだ、と思ったせいか(これまで、B'zのライブはずっと行けなかった、この数年。病気が悪くなる前は、ずっと行ってた。地方まで行かせてもらってた。沖縄とか、小樽とか)


なんだかわからないけど

胸がいっぱいで泣いた。


そして、やっぱりふたりは魂のアーチストなのです。

私には、わかるんです。


あそこにいた人、みんなわかってるよね。

一生懸命、手を振ってくれる人いないかな、って探したけど、

無理だった。


感想になってなくてゴメン。

ちょっと、もう、言葉にならないので…。


言葉だけは達者な私が、言葉を探せないでいる。


コメント欄で、B'zのライブを教えてくれた人、本当にありがとう。

あなたのおかげで、私は、今泣いています(ぜんぜん、悪い涙じゃないので。本当に感謝です。)

きっかけを作ってくれました。