今日は謝ろうと思う。
大阪のその人に代表される
『飴を配る人』
私は今まで、あまりにも彼女たちを軽んじていた。
豹柄タイツに
虎の威風堂々とした顔プリントのセーターを着こなし
時には小粋に髪の一部分を紫色に染める。
インパクトはビジュアル面のみならず、
三人寄らば声のボリュームは天井知らずで
隙あらば若者の会話に口をはさみ
ワイドショーに話しかけ
タイムセールに勤しむ。
やることなすこと無駄にあふれており
そんな人生を全身全霊で楽しんでいる。
まさにこの国が平和である象徴。
そう感じずにはいられない。
そんな彼女たちが、
かならず鞄に忍ばせているという
無敵アイテム。
それが、飴。
愛称までつけて可愛がられる奥ゆかしい存在。
そう、無敵アイテムと書いたが、
決してマリオの光り輝く星のような神々しいものではない。
追いかけなくても捕まる。
会話の傍らにそっと寄り添い
緩い雰囲気をより緩くし
時には若者の鉄のガードさえも緩める。
(見知らぬおばちゃんに飴を貰ったことがある人は少なくないはず)
今の時代、エネルギーを補給するためでは頼りないし
忙しい時には溶ける速度がもどかしく感じる。
なくてもいい存在。
でも、お会計後にそっと渡してくれるお店はいいお店な気がするし
口寂しさを緩和し
謎のフレーバーが二人の親密度をちょっぴり深めるかもしれない。
そんな重大任務を
老い先短い(とも思えないが)
地方のレディに任せておくわけにはいかない。
というわけで
『飴ちゃん入れ』作りました。
これで明日から世界平和のため
配って歩きたいと思います。
