こんばんは。
パーソナルインテリアマイスター
加藤英里です。
お正月は、京都に行って参りました。
お天気も良く、
青い空に平安神宮の朱色がとても良く映えて!
鮮やかな色彩のコントラストに
萌えました!!
そしてもう一つ。
嵐電 四条大宮~嵐山を結ぶ路面電車。
紫色の車両と、緑色の車両が連結されて
いました。
こちらもコントラストの強さに目が釘付け!!
緑の車両は鎌倉の江ノ電の車両だそうです。
嵐山と鎌倉がコラボしているなんて、
なんて贅沢♪
この紫と緑の組み合わせ、
個人的にとても好きです。
でも、でも。。。
実際に見るとかなりのインパクト!
インパクトありすぎやしませんか?嵐電さん!
そう思いながら、嵐山に到着。
和カフェでお茶をしようと、何気なく注文しましたら、
また、この組み合わせ!!
紫&緑。
紫と緑は補色(反対色)の組み合わせなので、
とてもコントラスト(対比)が強いです。
※参考までに。
こちらの図の向かい合う色が補色です。
緑と赤 クリスマスカラーも補色です。
コントラストが強いということは、
うまくいけば、お互いを引き立てあう。
ひとつ間違うと、ケンカになる。
そんな組み合わせです。
って、
あれ。人間関係にも似てますねー。笑。
でも、電車のコントラストに比べると、こちらは、
それほど鮮やかでもないです。
電車の色は、限り無く原色に近いので、
まぶしいほどのコントラスト。
和風パフェのアイスクリームの紫&緑は、
クリームで緩和されているので、
比較的マイルド。
同じ色の組み合わせでも、
原色・白・黒 の配合量によって
随分イメージが変わります。
好きな色は?
と聞かれて、『赤』と答えたとしても、
それが、朱色に近い赤なのか、
紫に近い赤なのか。
によって、別の色を指すことになりますよね。
色の世界は、微妙で繊細。
だからこそ、
組み合わせのバリエーションは限り無く、
色彩のセオリーと選ぶ人の好みが、
面白い化学反応を引き起こします。
微妙な色合いのコーディネートがうまく
行ったときの喜びは格別です。
女性は特に、
色彩のコーディネーションがお好きなようで、
カーテンのショールームにお連れすると、
時間を忘れて、
ファブリック(生地)選びに夢中になられる方
とても多いです!
私ももれなく夢中になります♪
誰か止めて~!って感じです。笑。
ファブリックの場合、
色彩だけでなく、風合いによって
また印象が変わりますから、
もう、その組み合わせは
際限なく拡がっていきます。
ファッションとは違って、
自分に似合うか似合わないか。
を考えなくてもよいので、
どんどん冒険出来るのも楽しいですね!
インテリアは、
形状・色彩・風合い 等で構成されますが、
色彩は、中でも重要な要素。
使う照明器具によっても
見え方が変わって来ます。
こちらは、夜の八坂神社。
闇の中に、浮かび上がる白と朱。
とっても綺麗です。
今は、照明器具(おそらくLED)で
照らされていますが、
当時は、炎の光のみ。
今とはまた異なる雅やかな様子
だったでしょうね!
もちろん昼間とは全く違う表情。
建築物もそうですが、
インテリアの色を決める時も、
好みだけではなく、
●どんなシーンで
●どんな照明なのか?
を考慮すると、より居心地の良い空間に
仕上げることが出来ますね!