先週に続いて、新春浅草歌舞伎の第二部へ行って参りました。
今回はツアーではなく個人で・・・
今日のお年玉口上は、中村亀鶴丈です。
亀鶴丈は悪役が多いんですが、それがかっこいいんですよね。
お客さんと賭けをして、勝ったらプレゼントが貰えるということで
一番前のきれいな方が指名されまして、
亀鶴さんが勝ったらキスしてとか言っています。
なんか、どさくさに紛れて肩に手を回したりしてる~
ということで、どんな賭けをしたか忘れましたが、
その方は浅草の商品を頂いてましたよ
というわけで、第一幕の「博奕十王」
人間が賢くなり、仏の教えを心得るようになり、地獄は閑古鳥が啼いていた。
そこに俗名を市川猿之助という博奕打ちがやってきたが、
閻魔大王と獄卒たちは、博奕打ちにのせられ賭けをして負け続けた。
挙句に極楽行きの通行手形も取られ、博奕打ちはお宝をたくさん持って極楽へ・・・
獄卒は市川猿四郎丈で、メインでお名前が出てましたので、
慌てて2部も行くことにしたんですよ
第二幕は愛之助丈と中村壱太郎丈の恋飛脚大和往来「新口村」
「封印切」で忠兵衛が盗んだお金で遊女の梅川を身請けしようとし
公金の封印を切ってしまう。(小判を包んでいる紙を無断で破いてしまうと極刑)
その後の話で故郷である大阪の新口村まで忠兵衛と梅川は逃げていく。
義賢とはまるで正反対で、色っぽい艶っぽい忠兵衛の愛之助丈
真っ白い雪の中で二人お揃いの黒地に梅と流水のの着物が生えます
「屋敷娘・石橋」
は舞踊で屋敷娘では壱太郎丈が綺麗な娘で踊っています。
先輩Rock youに出演されていたときから、
「かじゅ君」と呼ばせてもらってます
石橋ではイケメン役者、中村隼人丈が獅子の妖精で踊っています
勘三郎さんや團十郎さんの大黒柱が亡くなって
海老蔵さん、愛之助さんなどが新たに歌舞伎ブームを作っていて
盛り上がってきますが、次世代の役者さんたちも楽しみですね