昼間はものすごく暑くても
夕方になってくると、涼しさを感じる。

少し前の熱風のような暑さも
朝晩は薄らいできました。

秋が近づいているのかもしれないですね。




私の毎日の日課は
ユンディ探しとシャンシャンチェックです。

上野のシャンシャンは
とても大きくなった感じで

まだまだ子どもっぽいですが
成長を感じます。

シンシンママとのジャレ合いは
とても愛らしく、自分の中にも
慈しみの感情が湧き上がるのを
感じます。

2歳になったら中国へ帰る。

その前に親離れがある。

そんなことを考えると
泣きたくなります。




平日はなかなか落ち着かず
ピアノの練習もままならないの
ですが、模範演奏を聴いても
いまいち ぴんと来ないでいました。

これまでにも聴いてきましたが
今朝、再び聴いてちょっと何かが
耳でわかった感じがしました。




ショパンのエオリアンハープ。

ショパンコンクールでも弾いている方は
結構いて、参考にしています。

素人との決定的な違い。

やっぱり、柔らかいタッチと
内声を抑え粒を揃えたメロディラインが
圧倒的です。




それは先生にも繰り返し言われてきた
弾き方ですが、今日わかったのは
自分の身体が理解しないと、
それが音にならないということ。

また、わかっても音にできるかは
別問題ですが、目指すものは
はっきりとしたわけですから

少しは変わると思っています。




頭で理解するのと身体がわかったと
反応するのはまた別のことで

それは弾いて弾いて
なんでできないのか、あるいは
自分では表現しているつもりでも
それが音になっていないのは
なぜなのか

それらが理解できるには
時間がかかるようです。




こうしてユンディは小さなピアニストに
とても丁寧に、時に厳しく教えています。

たぶん、生徒さんがその意味がわかるのは
その先かと思います。

そして、その意味がわかった時
その思い出は宝物になる。




その時弾いた曲、
その時自分が来ていた洋服、
履いていた靴。

全てが大切なものとなって
捨てることはできなくなる。

その思い出の品を見るたびに
経験した喜びが蘇る。




中国のピアニスト

ユンディ・リ

この人は、そういうことを与えることが
できるピアニストだと思っています。