父子家庭のはじまり お父さんごめんね
母が出て行って父子家庭が始まった。 父 1人で小さい子供達を面倒みながら仕事をしていく事は困難だった。父方の家族は遠方で協力者は居なかった。 3歳の妹は、市の施設に預かって貰う事になり、私は幼稚園から 保育所に変わった。 友達もいない、お昼寝の習慣のない私には苦痛なお昼寝。保育所に馴染めなかった。それでも 父は、保育所迎えに間に合うように早目に帰ってくれていた。母も居ない 妹も居ない。寂しくて 本当に寂しくて・・・。夜 父の腕枕で ずっとずっと泣いていた。今思うと 精神的だったのだろうが、わがままを父にぶつけていた事を思い出す。朝は保育所に行きたくな心なのか「ブラウスがしわだから着ない」「赤いスカートじゃなきゃ嫌だ」夜は寂しさからか「シーツがしわになってるから 眠れない」ただただ 寂しかったんだと思う。お父さん ごめんね