えりたんの泡沫の夢の遊戯

えりりんです。
毎日のコーデを載せています。自作のポエム、大好きな和歌をモチーフにしたポエム、好きなV系バンドのことなど書いています。


テーマ:

手術の描写を書いています。
苦手な方は、
目を通さないでください。
モデルは存在しますが、一部フィクションです。





あの日…
病室から車椅子に乗り、
エレベーターで
手術室に向かった。


手術室の中は広く、
キョロキョロしながら
一番奥へと向かう。


車椅子から手術台に乗り換え、
パジャマや下着も脱がされる。

手術台のベッドは
ひんやりとしていた。

仰向けになると
目に入る無影灯。

無影灯は、
まるでUFOのように
明るかった。


眩し過ぎる無影灯に
思わず目を閉じる。


名前の確認。

局部麻酔。


時間ばかりが経ち、
なかなか局部麻酔が効かない。

吸入麻酔に変更。

これは、笑気麻酔かなぁと
1人、心の中で思う。


先生の声が響く。

先生が肩に触れたのだろう。
触れられた感覚は無くなり、
いよいよ手術が始まるのだ。


カチャカチャと
器具の触れ合う無機質な音が、
冷たい空気の手術室に響く。

肉の焦げる匂い。
電気メスだ。


言葉を発することはできないが、
音や声は聞こえるのだ。
臭覚も感じられた。



やがて気づくと
元の病室のベッドの上。


あゝ、無事に終わったのだ。

安堵の涙は、
自分の手では拭えない。

感覚が戻ったら、
痛みを感じるのだろうか。


とりあえず終わったのだ。

此れで良かったのだ。





UFOのような無影灯の下で、
今日も何処かで
色々な手術が行われているだろう。


手術台のベッドの冷たさも、
麻酔の中では
感じなくなる。





シャーレに乗せられた、
切り取られた其れは
見ることもなく
全てが終わった。







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