明日はNHKホールで「パリ祭」があり、久しぶりに出演させていただきます。

17時からで、ダニエルビダルさんはじめ、素敵な歌手の皆さんが出演します。

木原美知子さんがお元気だった頃にご依頼を受け、石井好子さんが中心となって開催されていた「パリ祭」に二度ほど出演しました。

水泳の素晴らしい選手だった木原さんが石井さんの親友で、シャンソンも学んでおられたようです。

 

石井さんのマンションでレッスンを受けたことを思い出しました。

美輪明宏さんの「エディットピアフ物語」の初演に舞台監督助手で付いた時に袖で毎日美輪さんの歌を聴き、シャンソンに惚れました。美輪さんの昔からぶれない強い反戦の思い、弱者にたいする愛の深さなど、若い頃から影響を受けました。

 

そして、今日、小学校から最も影響を受け続けてきた沢田研二さんの武道館コンサートに行ってきました。

 

凄い迫力。

ギタリストと二人だけという勇気ある冒険を見事に、軽々と乗り越えた70歳。

音の中に、バイオリンやベースなどの楽器が聴こえてくるような気がしました。歌もリズムを強く刻んで、声が楽器のよう。

衣裳にも色々と考え抜いた意志を感じました。

私も沢田さんを見習って頑張ります。

満員の観客。みんなが嬉しそう。同時代を生きてきた、みんな仲間ですね!

皆さん友達を見るような目で私を見てくれ、握手を求めてくれました。

TシャツはLとMはすでに売り切れていたのでSサイズを、新曲のCDと一緒に買いました。

小学生、中学生、高校生の自分がズンズン今の自分に重なってきて、体が破裂しそうでした。

生きて、元気で、歌って、本当に感謝です。沢田さんがいなければ、私は舞台を作る仕事をしていなかっただろうと思います。