本当はしなければならないことがあるのに違うことに熱中する。
テスト前に掃除したくなるがその一例です。
(これは専門用語でセルフハンドキャッピングと言われます)
四柱推命から何に熱中し出したら危険かがわかります。
ここで見るのは通変星です。
自分の命式にある通変星(黄枠部分)を見たときに
その要素があるかないかで判断します。
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通変星には以下の5つの要素があります。
比肩・劫財 → 自立心
食神・傷官 → 遊び心
偏財・正財 → 人脈
偏官・正官 → 行動力
偏印・印綬 → 知性
上の命式の例でしたら
正財
偏官
偏印
比肩
偏官
の5つが通変星にあるので
自立心
行動力
知性
をお持ちとなります。
通変星の5つの要素は
それぞれ得意な分野があります。
自立心 → 自分の意見、自我
遊び心 → 感性、感覚
人脈 → 人との関係性
行動力 → 行動すること、目標
知性 → 知識、好奇心
この中で自分が持っていない要素にこだわり始めたら
大体危険信号です。
上記のセルフハンディキャッピングになっている可能性があります。
上の命式の例でしたら
遊び心
人脈
に関連することにこだわりだしたら危険信号となります。
通変星は得意・不得意、好き・嫌いなどの才能を司る場所です。
お持ちの性質は関心が高かったり得意であることが多いのですが
お持ちでない性質はそれほど関心がなかったり不得意の可能性が高いです。
そこにこだわるのは
自分がお持ちの才能を発揮するよりも
自分を否定されないように努力している状態です。
得意でない分野だから時間もかかりますし
我慢することも多いでしょう。
その分、自分はやっているんだと思いやすい箇所でもあります。
けれどもそれでは豊かさに近づくことはありません。
自分の命式にない性質にこだわっているときは
自己防衛本能が働いているときです。
自己防衛本能は大概考え方のクセから生じます。
なんか上手くいかないなと感じるときは通変星を見直してみてください。
どういう分野が自分にとってこだわるべきところでないかは
セッションでお伝えしています。
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