最近、娘が英語の勉強を始めました。

(というより、お願いして始めてもらいました。。)

 

とりあえず英語の問題集を買いに行こうと思って

中学校の文法の参考書を1冊買ってきました。

 

で、それを使って1日15-30分英語を教えることにしましたが、

はじめてみて改めて実感。

 

これでは、話せるようにならんわ!!!

 

私がそう思った理由を説明します。

(ちなみに、私は学生時代お金がなかったので独学で英語勉強して、

TOEIC940点取って英語だけは結構話せます(話せている、、、はず)。。

文法の問題がバラエティーに富みすぎ

まず、文法を習うのは素晴らしい。

はい、もちろん。全ての基礎ですから。

英語を話すにも、ノンネイティブである程度の年齢

からスタートするなら文法の知識は必須になる。

 

ただ、普通の参考書だと、習った文法を使いこなすまでの

練習量がかなり少ないのと、

その練習内容がバラエティーに富みすぎ。。。。

 

例えば、一般動詞の3単元のSについて。

He, She, It, 単数系の主語 の時は、動詞にs(es)つけるのですが、

 

その練習問題が

 

「彼はピアノを弾きます」

「彼女は学校に行きます 」

 

を訳しましょう、、、

 

のように、ルールを説明した後はすぐにいろんな文章で、

覚えたことが間違っていないかを色々と確認してくれます。

バラエティー豊か〜〜〜

 

いや、それは確かにいいんだけど、ただそれより

 

He plays the piano.

She plays the piano.

Saito san plays the piano.

 

のように、同じような型でひたすら音読しまくってリズムを

体に染み込ませてから、いろんな例題を解く方が圧倒的に

覚えが早くなる。と思う。

 

ちなみに、私はこの超シンプル型をつくって娘にそれを音読

させてから文法をやらせました。実際、そっちの方がはるかに

習得が早かったです。

リアルに使われているのを実感しづらい

次に、例題の文章だけど、大抵かなり丁寧?な文章になっている。

 

「彼は徒歩で学校で行きます」

 

合ってます。日本語として。美しいです、はい。

 

ただ、日常生活で、その表現使ったことあるだろうか!?

 

使うのはほとんど「え?あいつ歩いて学校行ってんで〜」みたいな

感じではないだろうか!?

 

これも、文法を学ぶという観点からは、あまりくだけた

口語にすると統一性がなくなり逆に混乱するので

こういう正しい日本語で学ぶのが良いとは思います。

 

ただ、こればっかりだと、「今リアルに誰かが使っている

生きた言葉」感が薄れ、ますます勉強として、知識としての

語学の勉強になる可能性が高まり、はっきり言って

おもしろくなくなる。

 

なので、この場合は普段使う言葉で言い換える。

例えば、

「あなたは辞書を使いますか?」(Do you use a dictionary? ) って聞くよりも、

 

「そのポケモンカード使ってるん?」(Do you use the pokemon card? )

ってなんて言うでしょう? みたいな感じ。

 

あとは、やっぱりリアルの英語をちょこちょこ入れる。

 

現代のインターネット社会の恩恵を最大限に活用して、

英語の映画やアニメ、歌などを使って、

 

「ほらほら、ハーマイオニーが She plays ***って言ってるんやん〜」

と見せると、「ほんまや!!」と一気に引き込まれる。

 

まあ、こればっかりは、同じような英語を使われている

動画や歌詞等を探し出してくる労力がいるので、毎回毎回

できるわけではないのですが、それでも、リアルに使えるんや

と思えるような経験は多いほどいいと思います。特に子供は。

 

 

、、、とまあ、うちも英語の勉強は始めてみてまだ1ヶ月

しか経っていないので、どうなるかわかりませんが、

今の所、学校でやるよりは数倍のスピードで覚えてきて

いると思うので、またどこかのタイミングで英語の学習法

まとめて書きたいと思います。

 

それでは、皆さまも良い1日をお過ごしください。