先日のブログ、ありきたりの事しか言ってないですね…で、本日はリベンジ!

人生会議での話し合う内容で、

心臓マッサージの事や人工呼吸器などの話しも大切な事なのですが、

病気や老衰で死に向かっていく場合、まず最初の難関が

「食事が口から食べられなくなる」

ということです。

この場合の基本的な選択肢は4つ

1.普通の点滴をする

2.中心静脈栄養といって、太い血管からカロリーの高い点滴をする

3.経管栄養にする(胃ろうなど)

4.何もしない


一つづつ説明します。

…ちょっと長くなりそうなので、今回は1について。2以降はまた別の記事で書きます。


1.普通の点滴をする(末梢点滴)

よく病院でみる腕(足)にする点滴です。「ポカリスエットみたいなもの」と言われるものです。
点滴の針を看護師が腕または足に入れるだけなので、2の中心静脈栄養や、3の経管栄養の管を入れるよりもずっと簡単です。

それでも、患者さんからしたら痛くて辛いです。

高齢者の血管は細くて針を入れにくい場合が多く、入れてもすぐにダメになってしまい、入れ直ししなければならない事も多いです。

なので、日に何度も刺される事になり、刺した所は内出血し見た目も悪くなる事もあります。

あと、当然ずっと管に繋がれた状態になります。

なので、自分で抜いてしまう患者さんもいます。

点滴は基本腕だと思っている人も多いと思いますが、腕は1番引っこ抜きやすい。
そのため、病棟では足に入れている患者さんも結構います。

どんなに工夫しても抜いてしまう場合は、状況にもよりますが、抑制といって手や脚を縛られる事もあります。

「抑制をしないで欲しい」となると、家族がずっと付き添わないといけなくなる場合もあります。

1日500〜1000ml入れますが、カロリーは足りません。

水分だけが身体に入ることになるので、身体が水分を処理できなくなって、むくんだり、胸やお腹に水がたまったり、痰が多くなって吸引が必要になったりします。

ここではサラッとしか触れませんが、痰の吸引ってめちゃくちゃ苦しいんです。鼻から入れたうどんを口から出すのよりもさらに痛くて苦しい!

むくんだ皮膚は傷付きやすい。見た目もとても悪く、人相も変えてしまいます。

胸やお腹に水が貯まる…。胸水、腹水と言われるものですが、そう!想像通り苦しい。

その状態で1〜6ヶ月生きながらえます。

一般に1〜2か月程度生きられると言われていますが、私は実際半年以生きた人もみてます。
その方の最期は、目が閉じなくなってしまい、本当に悲惨な見た目になってしまった。
期待に胸を膨らませて入職してきた新人さんが3日で辞めてしまうほど。

1〜2ヶ月で亡くなられる方は、まだ2.3の方法よりもキレイな状態で苦しむ事もやや少なめに亡くなられているように思います。

1の末梢点滴についてお話ししたい事はこのくらいです。
2以降また書きます。

今日も読んでくださってありがとうございました。